2006年05月12日

オンライン・ギタークリニック その3

前回がソロ編なら今回はリフ編。
ギターソロで魅せるのも大事ですが、やっぱりヘヴィメタルギタリストとしてはリフをカッコよく弾いてこそですよね。

 リフワーク。これはひたすらダウンピッキングをすることです(笑)。こちらも前回と同じように例を挙げてみます。

 MEGADETHのWorld Needs A HeroよりDread And The Fugitive Mind。ダウンピッキングの鋭さやブリッヂミュートのメリハリをここで学ぶとともに、サビでダウン→ダウン→アップのピッキングなんて小技を学んだり。ソロではできないんですがリフではできるんですよ、私。
 そして同じくMEGADETHの、Rust In PieceよりHoly Wars...The Punishment Due。スラッシュメタルです。リフの時点でかなり鋭さを意識する必要がありますが、実はヴォーカルが入ってからのバッキングが酷い。明らかにリフより難しい!最初は指がもつれると思います……。Countdown To〜のSkin O' My Teethもダウンピッキングの練習にはもってこい。
 Judas PriestがPainkillerで実践したように、現代のメタルはほぼ全てスラッシュメタルという音楽を経験した上で作られてしまっています(持論)から、スラッシュメタルのピッキングの鋭さはメタルを演奏する上でどうしても必要になってしまいます。

 Ozzy OsbourneのDown To EarthよりFacing Hell。ご存知、低音弦ピッキングハーモニクスの練習にはもってこいの曲。
 ダウンチューニング(ドロップD+半音下げ)にしてユルユルのテンションにしつつ、6弦8Fという、弱いテンションでは少しやり辛い位置でのピッキングハーモニクス。これが出るように練習すれば6弦では確実に出るようになります。
 同時に大揺れのビブラートの練習もこの曲で。この二つの要素無しにZakkのように、脳天に突き刺さるようなあのハーモニクスの音は出ませんから!
 ちなみに、一朝一夕では出るようになりません。弾けない、ああダメだ……!と思うのではなく、たまーにハーモニクスがキレイに出るのを繰り返して、そのコツや感覚を覚えるのが大事かと思います。
 その後は有名な曲のリフを耳コピして、ハーモニクスを勝手に入れてしまったりという練習(?)をしているうちにこんなギタリストになってしまいました。ヘヴィメタルとは毛色の違うものではExtremeなども多少は練習しましたが、リズム感のなさが響いてどうしても、Nunoのようにカッコよくは弾けないんですよね……。

 スラッシュメタルのピッキングとZakkのピッキングハーモニクス、そしてブルースの心をマスターすれば私が弾くようなギターは全部弾けているでしょう。冗談ではなく本当に。
 ギタリストとしてはこれくらいの道しか通っていないので、それ以外のことをやろうとすると途端に色々と綻びが出てきます。ペンタ以外のソロはもちろんネオクラらしい速弾き混じりのリフや、ハードロックのアルペジオを交えたリフなんかはなかなかうまく弾けないですね……。
 今はデスラッシュの尋常でない速さでのリフやバッキングを習得したいところですが、もしかしたら欧米人にならないと弾けないかもしれないくらいに速いので、どうしたものかと考えているところ。