浅間嶺:今年一番の紅葉を堪能する

2017.12.03 奥多摩・高尾

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平地の紅葉もピークを迎えた11月の終わり、秋の残り香を求めて奥多摩の低山へと行ってまいりました。

奥多摩といえば1000mを超える、やや登りごたえのある山がメジャーですが、今回は武蔵五日市駅からバスに乗り、ややマイナーな浅間嶺へと向かいます。

武蔵五日市駅〜払沢の滝〜時坂峠

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電車を乗り継いで午前9時頃に武蔵五日市駅へ。そこまで混んではいないだろうと思いきや、バスも臨時便が出るほどの混雑っぷり。
そういえばこちらから登る山としては、三頭山がありましたね。あちらも登りやすくて人気の高そうな山です。

今回のルートでは払沢の滝付近から登ります。
バスで登るなら、払沢の滝入口BSから登るのがメジャーだと思います。が、払沢の滝入口BSを経由するバスは朝8時に武蔵五日市駅を出る便を逃してしまうと、次は10時30分まで待つことになってしまいます。
なので、2つ手前の本宿役場前BSから歩くことになりますが、9時ちょうど発の数馬行きのバスも選択肢に入れて良いと思います。

払沢の滝入口BS付近には「檜原豆腐 ちとせ屋」が。あまりよく調べずに行ったのですが、おからドーナツが有名らしいですね。
今回はまだ揚がっていなかったようなので湯豆腐を頂きます。
とても豆腐です。

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払沢の滝入口BSから少し歩くと、すぐに払沢の滝へと向かうハイキング?コースが。
やや湿っぽい感じでしたが、早速今後を期待させてくれそうな紅葉が出迎えてくれます。

山に登るだけなら払沢の滝へ向う必要はないのですが、せっかくなので滝を見に。
滝へと至る渓谷の道も木陰と、色鮮やかな木の葉とのコントラストがとても美しい。
私の腕では写真に収めきれない、なかなか感動的な光景。

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少し歩くと払沢の滝が見えてきます。
奥多摩で滝というと川苔山の道中にある百尋ノ滝が有名ですが、ダイナミックな百尋ノ滝に対してこちらは優雅といいますか、上品といいますか。ド派手な感じとはまた違った趣があります。

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払沢の滝から一般道へと引き返し、浅間嶺へと向かいます。
ここからしばらくは一般道と登山道を交互に進むような形になるのですが、道端の紅葉が見頃を迎えていて、田舎の町の雰囲気と相まってとても良い雰囲気でした。
秋の低山を堪能するってこういうことだよね。

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本当に美しい。
実はこの浅間嶺、今年の紅葉の本命として行く機会をずーっと伺っていたんですよね。
今回も友人とのパーティ登山で、こんなマイナーな山に誘っても満足してもらえるだろうか……と不安だったのですが。時期が良かったのか、ずーっと紅葉が綺麗だったので一安心。

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そんなこんなで地図の通りに歩いて時坂峠へ。
まぁ、特に何か特徴のある場所、というわけでもありません。

時坂峠〜浅間嶺

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時坂峠はサクッとスルーして、そのまま道なりに進んでいきます。
このあたりは舗装された道が続くので、登山客の他にはマウンテンバイクをかっ飛ばしに来ている方も多かったようです。確かに、この時期のこの道をマウンテンバイクで走ったら……気持ち良いだろうなぁ。

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しばらく林道を歩いて、この峠の茶屋なる看板のあたりから登山道が始まります。
ここまでで既に1/4くらい。今回の山歩きはだいぶユルい感じになりそうです?

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少し歩くと古民家が。こちらは「そば処みちこ」という割と有名な蕎麦屋さんですね。
それまでは人も少なかったのですが、このあたりから多くなってきました。アレですね、みんなこの店入ってたんですね?
今回は蕎麦屋には寄らず、そのまま直進。

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蕎麦屋さんを超えたあたりから道も低山らしくなってきますが、少し歩くと視界が晴れてきます。
山の北側は木の葉も落ちきっていて、空がよく見えますね。

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紅葉というと真っ赤な楓の葉を思い浮かべがちですが、山の紅葉はもっと黄色が多いイメージ。陽に照らされると黄金色、でしょうか。
山頂付近の紅葉はもう終わっていましたが、それでも山の南側を中心に木の葉が残っていました。

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このあたりは道も広く(というか、落ち葉でどこが道かよくわからない)、大月の扇山に似た雰囲気を感じます。視界の開けた広い道という共通点があると、どうしてもあの道を思い浮かべる奴。

最後にひと登りしたところで山頂付近に出てきます。
山頂付近……というのも、どこが山頂なのかイマイチわかりづらいんですよね。

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なので、このあたりを山頂といっておきましょうか。空気も澄んでいていて、遠く富士山まで見ることができました。
この時期山頂は北も南も開けていて、奥多摩南部の山々を見渡すことができます。正直、広角レンズを持ってこなかったことをちょっと後悔。

うーん、この、記念写真感……。もうちょっと何とかならなかったのか。

山頂で昼食〜浅間尾根登山口

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いつものように山頂でご飯。私はカップラーメンとコーンスープでしたが、友人が持参した燻製ベーコンも頂きました。
……やばい、めっちゃうまい。
ジェットボイルとか買っても所詮、私は湯を沸かしていただけだったのだ!という敗北感(何
今後は山で簡単な調理も視野に入れたいですね……!

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そんなこんなで山頂には結構長居してしまいました。ベンチもあって居心地良かったんだもの。
気がつけば日もだいぶ傾いていたので慌てて下山。そういえば、この時期は一年の中でもかなり日没の早い時期でしたね……。

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浅間嶺から浅間尾根登山口までの道はちょっと地味かも。
山の木々も針葉樹主体で、紅葉を楽しむとかそういう感じの道ではなかったように思います。

が、この地味な感じもまた良いよね、と思わせてくれるような雰囲気。

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こういうマイナーな山は日が暮れる前に下山したいところ。というわけで結構早めのペースで降りていきます。
時間があれば浅間尾根をもっと先までゆっくり歩くのも良さそうですが、この日はそんなに悠長なことは言ってられず。まぁ、また次の機会にって感じですね。

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そんな感じで下山。

浅間尾根登山口〜数馬の湯

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気がつけば一般道に戻ってきました。ここまで来ればもう一安心。道端の紅葉を写真に収める余裕も出てきます。
ここの紅葉が一番印象に残ったかも。

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帰り道にはこんな看板も。この日は行きませんでしたが、ちょっとこれ気になりますね。

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気になったけど行かなかったのは……まぁ、このためなんですよね。
以前三頭山に行った時の帰りに寄った数馬の湯。温泉自体はさほど印象的な湯ではない……かもしれませんが、この舞茸の天ぷらがもうね。それと一緒に飲む多摩の恵みが本当に素晴らしい。

奥多摩湖から登る三頭山

前も頂きましたが、今回も。
今回はバター炒めなどという罪な響きがするものも頂いてしまいます。
……これもまた美味。天ぷらとバター炒め、どちらも甲乙つけがたい。

アルコールがダメな方でも多分大丈夫です。舞茸の天ぷらそばとか、舞茸の天丼とかありましたから。
キノコ類全般が苦手な方にはちょっと厳しいですね、非常に濃厚なキノコ感なので。

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そんな感じで終バスの時間まで奥多摩の恵みを堪能して帰るのでした。
多分毎年、秋の終わり頃にはここに行くと思います。

締めの一言

前から気になっていましたが浅間嶺、なかなか良いところですね。
穏やかな道と開けた山頂、秋を存分に感じることのできる良い山でした。季節限定かもしれませんが、フェイバリット低山リスト上位にランクインする勢いです。
比較的静かな山で景色も良い、というのがポイント高いですね。

データ

というわけで、今回からデータ類は一番最後にまとめておこうと思います。

アクセス

往路:JR武蔵五日市駅 > 西東京バス 本宿役場前BS
復路:西東京バス 温泉センター(数馬の湯)BS > JR武蔵五日市駅

コースタイム

山行:4時間33分
休憩:1時間22分
合計:5時間55分(ほぼ標準CT通り)

携行した水分量

飲用:500mlくらい
調理用:700mlくらい
持参した量:2000ml

使用したレンズ

SONY Sonnar T* FE 35mm F2. 8 ZA SEL35F28Z
SONY FE 100mm F2.8 STF GM OSS SEL100F28GM

地図

flickr

2017.11.25 浅間嶺

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