低山尾根道の魅力、おすすめ日帰り低山

2018.04.11 登山

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先日こんなのを投稿したら、私の好きな道がモロバレだったので。
ここは開き直って、私の好きな山の道に関する記事でも書いてみようかと。

山といえば森林限界の先にある稜線、そこを歩くのは最高に気分が良いものです。
が、森林限界とは無縁な低山や里山だって良い道はあるもの。今回はそんな関東近郊の低山の中でも、個人的に印象に残っている山を紹介しようと思います。
どれも日帰りできて難易度は中程度、登山一年目からでも挑戦できる山ばかり。次はどこに行こうか、迷ったらこの記事の中から選んでみるのも良いかなと。

奥武蔵:伊豆ヶ岳

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秩父の一歩手前、奥武蔵の伊豆ヶ岳。
男坂の鎖場ロングコースが有名な山ですが、正丸峠から伊豆ヶ岳へと続く尾根道はなかなか良い感じでした。
敢えて正丸峠を経由しなくても登ることができますが、個人的には正丸峠付近の尾根道が一番お勧め。
緑の下を通る広くて穏やかな尾根道は、ぜひ一度歩いてみて頂きたい!なので、ある程度緑の育つ晩春から初夏あたりがお勧めです。

子ノ権現まで歩くとちょっと長いので、伊豆ヶ岳に登ったらさくっと降りてしまっても良いかもしれません。
初っ端からアレですが、男坂の鎖場は初心者には無茶なので自信がなければ迂回路を行きましょう。

伊豆ヶ岳(関東ふれあいの道 伊豆ヶ岳を越えるみち)

大月:御前山(厄王山)

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大月駅のすぐ近くにありながら秀麗富嶽十二景のひとつにも数えられていない里山ですが、意外と悪くないのが御前山。
特に序盤の菊花山の小さな山頂付近の道は、背の低い木々と足元に小さく見える大月の街並みが、なんだかミニチュアの上を歩いているような気分になれます。
御前山山頂の絶壁もまた良い景色。菊花山へと登る序盤の道は、やや滑りやすいのでお気をつけて。

御前山(厄王山):残暑厳しい低山を登る

御前山(厄王山):紅葉の秀麗富嶽十二景

奥秩父:大菩薩嶺

尾根歩きといえばやっぱり奥秩父の百名山、大菩薩嶺。
大菩薩峠から雷岩までの稜線には視界を遮るものもなく、天気の良い日に歩けば最高の気分になれること間違いなし。
百名山の中でも関東近郊からのアクセスが良く、また上日川峠からであれば比較的容易に2000mを超えることができるのもこの山のポイントのひとつ。
あまりにも景色が良いので低山っぽくはないですが、一応森林限界は超えていないので低山ということで。

ちなみに、丸川峠方面へと進むとちょっと行動距離が長くなります。
展望ゼロの樹林帯を延々下ることになりますが、最後に道の両側を流れる沢のせせらぎを聴くことができます。目だけでなく耳でも楽しめるのも大菩薩嶺の魅力?

大菩薩嶺:7月末

大菩薩嶺:望遠レンズと歩く山

奥多摩:鷹ノ巣山

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秋になったら(体力のある人には)お勧めしたいのが奥多摩のド根性登山、鷹ノ巣山。
稲村岩尾根を登るのはなかなか体力が要りますが、下山ルートの石尾根の、この広々とした防火帯歩きがお勧め。
遠くに大岳山を眺めながら、開けた尾根道を歩くのは良いもの。個人的に奥多摩で一番好きな道です。

ちなみにお勧めとは言いましたけどこの石尾根、10kmあります。
登りの急登も体力的にハードなので、難所はありませんが今回お勧めする山の中では難易度は高い方ですね。

稲村岩尾根から登る鷹ノ巣山

鷹ノ巣山:奥多摩三大急登に再び挑む

奥多摩:浅間嶺

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麓にある払沢の滝は有名ですが、標高1000mに満たない浅間嶺は、奥多摩の中ではどちらかというとマイナーな山なんでしょうか。
でもこの浅間嶺へと登る道がまた、のどかで落ち着くんですよ……。
紅葉の時期に登りましたが、赤から黄金色に染まった山の雰囲気がすごく良い。序盤は一般道をしばらく歩くのですが、その時点でこんな感じ(写真)なので癒されます。

冬には払沢の滝の氷瀑を見ることもできますが、ぜひ秋の浅間嶺に足を運んでみてはいかが。

浅間嶺:今年一番の紅葉を堪能する

大月:扇山

大月の扇山頂上付近もまた、広々とした良い尾根道。
今年行った時は雪で真っ白でしたが、雪が降ってもまた良い感じ。
扇山だけ登ると、ちょっと短くて物足りないかもしれません。そんな時は隣の百蔵山まで足を伸ばしてみるのが良いかも。

どちらも秀麗富嶽十二景に数えられるだけあって、山頂から見える富士山は見応え十分。
なので、なるべく富士山が冠雪している時期を選びたいですね。

新年初日記は山歩き日記:扇山〜百蔵山

扇山:パウダースノーに足跡をつけて

丹沢:塔ノ岳

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木道で有名な丹沢の雰囲気もなかなか良いものです。特に見晴らしの良い表尾根の木道。
他の山域とはちょっと違った、一目でそれとわかる個性的な丹沢の尾根道は冬に歩いておきたい道のひとつ。

……と書いている時はいいですが、実際に登ってる時は偽ピークとの戦いでそれどころではないかもしれない(笑
鷹ノ巣山に勝るとも劣らない体力勝負の山なので、自信がない人はヤビツ峠側から大山へ登るルートがお勧めです。
こちらも相模湾を眺めながら、丹沢らしい景色を堪能することのできる良い道です。

初の丹沢:塔ノ岳

表尾根〜塔ノ岳〜鍋割山:体力勝負の表尾根縦走

……と、こんな感じで「低山の尾根道」にテーマを絞って個人的なお勧めの山を挙げてみました。
どれも私の好きな道ばかり。何というか、好みがわかりやすいチョイスですね。

鷹ノ巣山と塔ノ岳はちょっとハードですが、他の山はどれも登りやすい山でもあります。
これから本格的に登りたい、という方にもお勧めできる山ばかりなので是非参考にして頂けたらと!

ちなみに最後の写真は高尾山です。
広角マジック効きまくってますが……、高尾山にもこんな道があるんですよ。

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