月イチ高尾山達成:陣馬山〜高尾山
山に登り始めて約一年。家から近かったこともあって月に一度は高尾山に行っていた一年間でした。
この回は2月の末頃。山歩きを始めてちょうど一年くらいになるのと、引っ越しで高尾から離れてしまうので、登り納めにと引っ越し直前に登ってまいりました。
義務感で登ってしまってはつまらないので、この日はいつもとは逆のルートを選択することに。
陣場高原下バス停〜陣馬山
いつもは高尾山口方面から登っていて、こちらから登り始めたのは生藤山に行った時の一度だけ。こちらから登ってみるのも新鮮でいいかな、ということで高尾駅からバスで陣場高原下へ。
トイレ等を済ませて準備を整えたら登山道へと向かいます。バス停から約1km、しばらく舗装された道を歩いたら登山道の入り口に。こちらの登山道に入らずそのまま進んだら和田峠です。
ちょうどこのあたりから、一年前はビビりながら下った坂道が始まります。
今となっては……このくらいでは急登とも言えませんね。成長したんでしょうか。
あっという間に標識のところに着いてしまいました。ここから先はゆったりハイキングコース。
色々端折ってますが、そんなこんなで陣馬山の山頂へ。いつもは午後の良い感じの時間帯になっているので、午前中に着く陣馬山は新鮮。
陣馬山〜景信山
まだお昼という感じの時間でもなかったので、先へと進みます。ここの道を高尾方面に進むのは、高尾山〜陣馬山を往復した時以来ですね。前回はだいぶ無茶をして、景色とか全然見てる余裕なかったですが……。
このあたり、いつも日が傾き始めるイメージが強いんですよね。こんなに青々とした空の下を歩くのは初めて。
……はい、また端折りました。そんなわけで景信山に到着です。
ここでご飯を食べます。正直なところ、明王峠あたりからご飯食べたい欲との戦いが辛かった。
堂所山はいつも通り巻いてます。こちら側からだとそこまでキツくはないかもしれないですが、高尾側からはハードな登りなんですよね。あと、山頂に行こうと思ったらちょっと寄り道する形になります。
景信山の山頂から八王子のあたりを見下ろして。秋〜冬の空気が澄んだ日なら遠く筑波山まで見渡せます。
山頂のベンチで学生さんチームの微笑ましいご飯光景を横目に、いつも通りのお昼ゴハン。
さくっと食べて進みます。
景信山〜高尾山口
小仏峠のあたりでは登山道の整備が進んでいました。雪が降った時はグチャグチャになってたんですよね、ここ。
あ、そういえば今日も高尾山は雪が降ったんだとか?
あぁ、高尾の山道だなぁっていう感じの雰囲気。こんなに歩きやすい山、他にあんまりないですよね。
小仏城山までもう少し。このあたり、最近整備したような痕跡が?
そんなこんなで小仏城山。ここでは山頂の標ではなく猫様を撮影するのが正義。こっちには全然興味なさそうにケツ向けてくれました。
何度か「景信山の猫様」と間違えて紹介してしまいましたが……、正しくは小仏城山ですね。景信山には(恐らく茶屋の方が飼われている)犬様がいらっしゃいます。
ちなみに今日のトップ写真は小仏城山の山頂近くで撮った、梅……?多分、梅の花です。
もうすぐ春ですねぇ。この時はまだ、花粉の気配は遠かったです。
はい、また端折りまして。いや、ほんと冬の高尾山〜景信山もこれで何度目か。書くことないんですよね正直。春になればまた、カメラを構えたくなるような景色が広がるんですが。
高尾山へと続く階段。本日のルートの最難関です。本当に。景信山で折り返したりしてここを登ると、結構キツいです。
朝は天気が良かったのですが、午後から次第に雲が多くなってきて……。高尾山では残念ながら、富士山を見ることはできず。まぁ、もう散々見ましたが。
登りました。さすが観光地……という感じの人の量。まぁ、高尾山なら普段着で行けますしね。
縦走する人は結構、高尾山の山頂は巻いていっちゃう人も多かったり。
帰りは稲荷山ルートから、途中で6号路に下っていきました。しかも、なぜかトレラン気味に駆け下りる感じで。山道を走るってどんな気分なんだろう、と思っての軽いジョギング程度でしたが。
そして撮り納めはロープウェイの駅付近で、鮮やかな赤を身に纏ったお地蔵様たち。
おわりに、高尾山の四季
と、こんな感じで陣馬山〜高尾山。
一年通して毎月一度は登ったことになりますが、一番良いのはやっぱり春でしょうね。梅や桜、ツツジなど、色々な自然に囲まれて歩くことができます。高低差も多くないので、装備などあまりしっかり揃えなくても一年楽しめるのではと思います(靴だけはちゃんと、ハイキング用の滑りにくいものを履きましょうね)。
初夏にはヤマユリ、秋は紅葉。冬はシモバシラも見られますね。
一年掛けて、私に季節の変化を教えてくれた高尾山でした。
さすがに二年目も月イチで……は、さすがにテンションが上がらないので。一年で積んだスキルと、さらなるスキルアップを目指して色々な山を目指してみようと思います。
その第一歩が……(次回に続く