奥多摩湖から登る三頭山
「ちょっと更新速度を上げて」というわけで今日も山歩き日記です。
今回は11月の後半に登った三頭山について。
都民の森から登ることのできる三頭山ですが、その逆側、北の奥多摩湖側からこれまた奥多摩三大急登のひとつとして数えられる(こともある)ヌカザス尾根を経由して登ってまいりました。
奥多摩駅から奥多摩湖の浮き橋へ
朝、寝坊してしまってだいぶ遅い時間に奥多摩へ。三頭山から少し先まで行く予定でしたが、これは予定変更かなーとか思ったりして。
奥多摩駅から紅葉する景色を楽しみつつバスに揺られて「小河内神社前バス停」へ。目の前に広がる奥多摩湖とそこに掛かる浮き橋を眺めつつ、いかついカメラを片手に紅葉狩りにきたおじさま達と少し談笑。私もせっかくなので浮き橋を歩きながら奥多摩の紅葉を写真に撮ってみたり。
って、振り返ってみたら橋が分断されてる!
……ちょうどボートが渡るところだったようです。
また通れるようになるまでちょっと時間が掛かるようなので、もうちょっと撮ります。
手元の地図にも名前の載っていない山ですが、もうだいぶ色も落ちてきたみたい。
そんなこんなでもう11時。ようやく登山道入り口に到着です。
三頭山登山道入り口〜三頭山
序盤からそこそこ傾斜のきつい坂が続きます。この日は先日の鷹ノ巣山と違いウォーミングアップが全然できていない状態だったので、息が切れる……!
でもスタートがすごく遅かったので、ペースは落とさず登っていくことに。
そうして40分ほど登ったところで「イヨ山」へ。ここが本日最初のピークです。
ここからがヌカザス尾根というのでしょうか、やや道幅の狭い尾根道を降りたり登ったり。イヨ山からしばらくはそんな感じでアップダウンのある低山の尾根という感じでした。
序盤は比較的平坦ですが、次のヌカザス山が近付いてくると一気に傾斜が急な坂に。稲村岩尾根は延々続く坂道がキツい山でしたが、ヌカザス尾根は油断したところでやってくる急斜面がキツい。
しかも時間も相まって誰にも会わない。この日は三頭山の山頂に着くまで、下山される方一人とすれ違っただけでした。
ヌカザス山を越えてもまだ急登は続きます。むしろヌカザス山から入小沢ノ峰までの方が厳しいかも。時々ロープも張ってあったりして、それに捕まりながら登っていきます。
そこを越えたら(まだまだ登るのですが)少し心安らぐ時間。
すっかり秋……を通り越して冬の気配すら感じる尾根道を歩いていきます。
入小沢ノ峰を越えると、ようやく急斜面も落ち着いてきます。こんな岩もお出迎え。
だいぶ身体もくたびれてきたところでようやく三頭山の西峰が近付いてきました。
三頭山〜都民の森駐車場
ここまで約2時間半、なかなかキツい山歩きでした。
ようやく山頂のベンチに腰を下ろしてご飯。既に14時近いです。が、さすがは都民の森。子供の声とか聞こえてくるくらい平和。
腹ごしらえが終わったら中央峰と、
東峰も駆け抜けていきます。
西峰から東峰までは距離も短いので、ハイキング気分で渡れますね。
東峰近くの展望台?で景色の写真を撮ったら、そろそろ下山の準備。秋は日没が早いので気をつけないと。
……と言いつつ紅葉も撮ったりして。
この時期はもう麓まで紅葉が降りた頃でしたね。
都民の森には色々コースがあるのですが、本来ここを降りるのは予定になかったので下調べして来ず……。やや時間も心配だったのでわかりやすいブナの路をまっすぐ下ってしまいました。
そうして15時半くらいにはバス停へ。
ここからはバスで武蔵五日市駅まで……行くと思いきや。
数馬の湯
温泉に入っちゃった!
今まで山に行っても温泉には寄らずに帰っていたのですが、この数馬の湯はちょっと気になっていたんですよね……。つい入ってしまいました。
つい入ったら……帰りのバスまであと2時間、という半端な?時間になってしまいまして。
……つい、ビールを飲んでしまいました。いやぁ、これは仕方ないですね。
この舞茸の天麩羅が濃厚で、とても美味。是非三頭山に行ったらこの舞茸の天麩羅を食べに数馬の湯に寄って頂きたいですね!
そんなこんなで2回連続の山とビールの旅になってしまいました。
……普段は高尾山近辺を黙々歩くだけなんですが、たまにはこういうのもいいよね。