2017年登り始めの高川山
先月は慌ただしくて、あれから日記を更新する暇もありませんでした。ようやく時間が取れるようになってきたので、まずは今年の登り始めから書いていきましょうかね。
今年の登り始めは秀麗富嶽十二景のひとつ、高川山。しかも今回は、今までずっとぼっち登山ばかりだった私がパーティー組んでの登山!
大月駅〜むすび山
切欠は……多分、昨年末のコミケの打ち上げの席。同じく登山を趣味とする身内で盛り上がり?そして誘われるがままパーティー登山初体験。
当初は奥多摩にという案もあったのですが、奥多摩に行こうと思ったら結構朝早く起きないといけないんですよね。関東近郊とは言え、住んでいる場所によっては朝4時台の始発に乗らないといけないことも……。
というわけで、秀麗富嶽十二景へやんわりと誘導して(?)みました。
個人的にもこの高川山は秀麗富嶽十二景の中でも以前の扇山と同じくらい興味のあった山で、一度行ってみたいと思っていたところ。秀麗富嶽十二景の中でも特に富士山に近く、天気の良い日はとてもよい富士見登山になるのでは……と。
大月駅へは朝9時頃に到着。駅近の山だからこその遅さですね。
高川山へは初狩駅から登る記事が多く、そちらが一般的なのかなと思ったのですが、大月側から登るコースを選んで正解でした。初狩駅から高川山までは意外とあっさり、すぐ登ることができてしまいますが、大月駅からはそれなりに歩きます。偽ピークが多く、着いたか?と思ったらまた次のピークが……ということも多いですが、こういった道は下るよりも登る方が楽しいですね。
高川山へと向かう最初のピークは大月駅から歩いて20分くらい、病院の裏手の住宅地の一角から登ります。民家の庭としか思えない場所が登山道の入り口。事前の情報で知ってはいましたが、実際に見てみると驚きますね。
最初のピークであるむすび山は、登り始めてから5分くらいで着いてしまいます。
山頂からは早くも富士山が見えます。直前まで予報では曇りのち晴れ……のようにやや不安な雰囲気だったのですが、行ってみればばっちり晴れていました。これは高川山も期待できそう。
ちなみにこの数日後に雪が降ったらしいです。
東側には近くの岩殿山が。駅から近く標高も低い山ですが、ご覧の通り非常に険しく鎖場の多い山だそうです。今年は鎖場にも慣れていきたいなぁと思っているところなので、一度チャレンジしてみたいですね。
むすび山〜高川山
ここからが今回の山歩きのメインディッシュ。小ピークをいくつも越えて高川山の山頂へと向かいます。ひとつひとつに名前がついているかどうかはわかりませんが、10くらいのピークは超えたような気がします。
危ない箇所は特になかった気がしますが、道幅がやや狭いのですれ違うのは難しいかも。
霜柱も。1月の初旬、寒い時期でした。
こちらから登る方は少ないのか、まだ踏み跡も少なく立派な姿を残していました。
やや急な登り。全体的には緩やかな山だと思いますが、時々こんな坂やロープのある道も出てきます。が、高尾山から陣馬山までの縦走や南高尾山稜を歩くことができれば、無理なく登ることができる難易度だと思います。
高川山へ近付くにつれて、岩も増えてきたり。幸い、足場はしっかりしているので特に怖いところはありません。
ごつごつした尾根?道。
そんな感じで登り始めてから2時間半くらい、高川山の山頂へと到着です。
高川山〜初狩駅
今までほとんど人と遭わずに登ってきたのが嘘だったかのような山頂の賑わい。この写真でも見える、リニア見学センターを経由して下っていく道を選ぶ方が多いのかもしれませんね。
たまたま山頂から撮った写真の中に一枚、リニアモーターカーの線路?っぽいものが写っている一枚を見掛けたのでチョイス。
山頂は案外広かったです。ちょうどいいタイミングなのでここでゴハン。
山道具の話とか、カメラの話とか、バイクの話とか。山頂で話で盛り上がるというのは、ソロ登山ではなかなか体験できないですね。新鮮。
……この日は私が一番重装備でした。主に一度も取り出さなかった高倍率ズームと広角レンズが……(笑
お昼休憩を挟んで初狩駅へと下ります。女坂と男坂がありますが、ここは男坂を選択。
結構急な坂で、所々ロープもあったり。ここを登るのは結構体力が求められそうですね……。
山頂から登山口までは1時間も掛からないくらい?意外と早く降りられます。
この林道を進んでいくと登山口ですね。先に進むとどこか別の世界に出てしまいそうな、ちょっと不思議な雰囲気。
と、いうわけで意外と早い時間に初狩駅まで着いてしまいました。
ソロ登山と違って人と登る山は、それぞれのペースがあるのでなかなか面白いですね。歩きながらの会話も堪能しつつ、なかなかいい経験ができました。今月もまた登るのかな……?
結局1月はあまり山へ行けなかったので、今月は頑張って勘を取り戻していきたいですね。色々バタバタしているので、何回行けるかはわかりませんが……。
ヒルが出ないうちに丹沢に行っておきたいところ。