御岳山〜大岳山:銀色のロックガーデン

2018.01.28 奥多摩・高尾

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先週は都心でも積雪が。
交通は大混乱、空き地や道端には未だに溶けきらない雪が残っています。
社会の歯車としてはいい迷惑ですが、山を趣味とする人にとってはまた別の話。
どの山なら週末まで雪が残っているだろうか、そんなことを思いながら週末を迎えました。

そんなわけで今回選んだのは奥多摩の大岳山。
春に一度登った時は緑の美しい山でしたが、雪化粧を纏った大岳山は全く別の表情を見せてくれました。

御嶽駅〜御岳山

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大岳山へは定番の、御岳山からロックガーデンを経由して登るコースを選びます。
雪山なのであまりチャレンジングなコース選択はできませんしね。
JR御嶽駅で降りてバスに乗り、ロープウェイで一気に約900mまで登ってしまいます。

ところが初っ端から大失敗。コンビニで買い物をしていたらバスが先に行ってしまい、次のバスがいつ来るかもわからないので仕方なく歩くことに。
すぐ着くだろうと高を括っていましたが、実際に歩いてみると結構長い……。2km近く一般道を歩くことになります。

そういえば春に来た時はバスを待つ人で長蛇の列ができていて、かなり待った記憶があります。
約2kmということは……30分くらい待つなら歩いた方が早い、かな?

御岳の町は丁寧に除雪されていて、ちょっと不安に。
果たして山に雪は残っているだろうか……?

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そんなこんなで滝本駅に着いてロープウェイに乗り、御岳平に着いてみたらこんな感じ。
御岳山への道は除雪されているのでしょうが、そこから先には割と期待できそうな。

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武蔵御嶽神社はスルーして、さっさとロックガーデンへと向かいます。
前回は鋸山経由で奥多摩駅まで行ってしまいましたが、今回はピストンの予定。なので帰りに寄ればいいかな、と。

ロックガーデン

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長尾平分岐まで来てみると、少しずつ道に雪が見えてきます。
写真はそこから七代の滝方面へと降りていく道。30〜70cmほどの積雪とのことで、アイゼン装着を促す注意書きが。
私もここでチェーンスパイクを装着。

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こちらが七代の滝。
ロックガーデンではこのあたりが一番雪は深かったかなぁ……?

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雪の階段はちょっと怖いね。

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そしてロックガーデンはこんな感じ。

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前回とは大違いですね……。

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こちらは綾広の滝。
このあたりも結構雪が深かったような。

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階段を少し登ってロックガーデンの終点へ。

大岳山へ

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このあたりから、少し雪の深さが増してきます。
踏み跡はしっかり残っていますが、ちょっと逸れると場所によっては膝近くまで埋まってしまいます。

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でも、それが楽しい。
雪山というと今までは赤城山しか体験してきませんでしたが、こうして奥多摩などの近場でも雪に触れられるのは嬉しいですね。

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場所によってはこんな感じで、すでに地面が見えるところも。

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ここからはちょっと注意が必要かもしれませんね。
以前登った記憶から、雪が降ってもさほど危険な箇所はないだろうと思いましたが。念のため、チェーンスパイクを外してアイゼンに切り替え。

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雪の鎖場!
……ここを歩いたことのある人なら、鎖場って言うほどの道じゃないってわかりますね。
とは言え岩場ではあるので、足の運びは慎重に。滑落注意の看板も出ていますし。

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大岳山荘からは少し傾斜がきつくなってきます。
前回登った時はここが結構キツかったイメージだったのですが、今回はそれほどでもない。
割とのんびり歩いてるから、かなぁ。

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このあたりは割としっかりした岩場になっています。
幸い、さほど雪は被っていません。これならチェーンスパイクだけでも大丈夫だったかも?
実際、チェーンスパイクで登っている方も結構多かったです。

足だけでは登れない箇所なので、ストックは一旦畳んだ方が良いかもしれません。
ここから先、山頂までストックの出番はありませんので。

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何度か岩場をよじ登ると……、短い尾根道。そして山頂です。

大岳山山頂

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見事な快晴。富士山もよく見えます。
ここでザックを降ろして昼食に。食後には家にあったドリップコーヒーを煎れてみたり。

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ブランド志向でsnow peak。
正直、チタンマグである必要はあんまりない気がします。あとシングルよりダブルの方が良さそう。
でもこういった山の小道具は雰囲気が大事。

1時間ほど休憩。結構長居してしまったので、そろそろ帰ります。

先にも書きましたが、今回はピストンなのでここで折り返し。
ここから先へ行くこともできますが、まだ昼は短いので無理はしない方が良いかなと。
それに、ここから先は人も少なく若干道も険しいので、雪道を歩くのは私にはまだ早いかなと思いまして。

まぁ、奥多摩駅まで結構遠いっていうのもひとつの理由ですが。

大岳山〜御岳山

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ピストンなので帰りは来た道を歩くだけ。……なのですが。
当たり前ですが、行きでは登りだった岩場は、帰りでは下りになります。
もし足を滑らせたら……という恐怖感は下りの方が強いですね。そして今回はアイゼン装備。爪を引っ掛けて転倒したら危ないので、下りは慎重に。

この写真の箇所がこの道のピークかなぁ。鎖はありませんが、三点支持でしっかり登ります。
復路では逆に、ここを下ることになるわけですね。

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滑落にはお気をつけて。
雪がない時はそんな大袈裟な、という感じの道ですが。雪があると違いますね。

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滑落注意の看板より先は、危険な箇所はないでしょう。アイゼンを外しちゃってもよさそうですが、このあたりはまだまだ雪もあるのでそのままで。
アイゼンを付けての下り道は爪を引っ掛けやすいですね。意識して足を上げないとダメなのかな。

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往路で散々楽しんだロックガーデンは、復路では巻いていきます。
このあたりではもうアイゼンは外して、チェーンスパイクもなしで歩いてました。
ただ、雪が少ない分ツルツルになってるんですよね……。雪道よりそっちの方が怖い。

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思い出したかのように御岳山へ。素通りするのももったいないかなーということで。
神社の関係者の方が除雪作業をしていらっしゃいました。

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階段を降りたらちょっと疲れが出てきました。
どこかに寄って甘酒でも飲もうかなぁとも思いましたが……やっぱり早く帰ろうかな、と。

そんな感じでケーブルカーで下って帰宅。
高尾山や大山だと意地でもケーブルカーには乗らんぞ、って思うのですが、御岳山はなんかこう……歩きで下るの面倒だなって思ってしまう。なぜでしょうね。

あ、もちろん帰りはちゃんとバスに乗れました。

締めの一言

都心で積雪があると関東近郊の山はどうなるのか、これでようやく知ることができました。
去年は全然行けなかった雪山ですが、今年は期待できそうです。
機会があれば他にもいくつか登ってみたい山があるので、また降ってくれたらいいなぁ……なんて思ったりして。

しかし雪が降ると、カメラでは何撮ったらいいかわからなくなりますね……。
ちょっと思うところがあり、今回は50mmと20mmの組み合わせで登ってみています。

35mmは撮りたいと思った瞬間に立ち止まって構えたら、撮りたい構図になる感覚があるのですが。
でも撮りたい絵を撮るには、35mmではやや広角寄りなのかなーとも思う今日この頃。

データ

アクセス

往路、復路ともに ~JR青梅線 御嶽駅 > 西東京バス 御岳BS > 御岳登山鉄道 御岳駅

コースタイム

山行:4時間46分
休憩:1時間44分
合計:6時間30分(標準CTの1.1〜1.2倍)

携行・使用した水分量

飲用:500mlくらい
調理用:700mlくらい
持参した量:1900ml

使用したレンズ

SONY FE 50mm F2.8 Macro SEL50M28
TOKINA FiRIN 20mm F2 FE MF

地図

Flickr

2018.01.27 御岳山〜大岳山

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