<p>2023年の終わりに、なんとか1曲公開できました。<br>久々にMelty Bloodから千年城のアレンジです。<br>2004年に十七分割を頒布してから19年、ちょうど同じ日に公開することに。<br>いや、全然狙ってはいなかったんですが……しかし19年ですか。時間が経つのは早いですね。</p><p>今年はIntel MacからApple SIliconへと環境が変わって、その関係で環境の再構築がちゃんとできているか確認したかったこともあって、年内にHR/HM寄りの構成での曲を上げておきたいなぁとは思っていたのですが。<br>特に理由もなく、なんとなくこの曲が選ばれました。</p><p>結果的に今年は、アルクェイド関連の曲ばっかりになりましたね。<br>もちろん好きなキャラです。</p><h2 id="h40dbfab395">リメイクの方向性</h2><p>The End Of 1000 Yearsといえば、良曲揃いのMelty BloodのBGMの中でも特に人気の高い曲。<br>4thではちょっと捻ったアレンジも作りましたが、原曲に忠実なアレンジで、シンプルに私というフィルターを通した状態のものを改めて今作ってみたい、というのが今回のモチベーション。<br>なので、2nd収録のアレンジをベースに現在の自分なりに再解釈しています。</p><p>まず、元々2ループしていたのをループしないようにしました。<br>今改めて聴くと、この展開でループさせてしまうとかなり「BGMっぽさ」が出てしまう気がします。<br>歌モノ以外で単純なループ展開にしてしまうと説得力がないので、今回はばっさりとカット。<br>それによって曲が短くなるのも、CD収録を意識しなくていいのでそろそろ気にならないかなぁ、なんて。</p><p>また、原曲や元のアレンジでは1曲通してシャッフルビートが続くのですが、今の自分にはこれはちょっと合わないかも、ということで跳ねるのではなく3連になるセクションを入れてみることに。<br>4/4のシャッフルだとちょっと古臭いなと感じてしまうので、6/8っぽさも欲しいというか。</p><p>あと、地味に以前のバージョンよりもテンポを若干落としてます。<br>これはこの速さで弾けなくなったから……とかではなく（笑<br>今回6/8っぽい3連のセクションができたことで、疾走感よりも音に粘りが欲しくなったからです。<br>現役の頃も、疾走感が失われないギリギリまでテンポを落とすことが次第に多くなっていったので、今の私にとってちょうどよく感じるのはこれくらいのテンポかなぁとも思いますね。原曲よりはちょっとだけ遅いです。</p><h2 id="h69183f9783">以前までの環境との違い</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/ec0ee3a8e854476faa7e422d9336505b/231230-02.png" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>今回のような楽器構成だとだいたいいつも同じような内容になるので、以前のミキシング用プロジェクトファイルがミックス用テンプレートになるのですが。新環境への移行によってリセットされたり使えなくなったりするプラグインが出てくるので、その対応が今回のメイン作業です。</p><p>幸いほとんどのプラグインはApple Silicon対応していたのですが、ドラム用で使っていたMetric HaloのChannel Stripが使えなくなったのがちょっと痛かったです。<br>Apple Siliconには対応していたのですが、VST3に対応していなかったためにCubase 12で読み込めず切り捨てに。泣く泣くFab FilterのPro-C2に変えましたが、扱う人間が同じだからなのか出音にはほとんど影響ありませんでした。<br>以前このプラグインの<a href="https://note.com/crowsclaw/n/ndef229cb937b" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">挙動を確認</a>していたのが良かったのかもしれません。</p><h2 id="hc499e4ad38">解説</h2><p>使用楽器はいつも通りで、今回も<a href="https://www.crowsclaw.info/archives/5818">Evertune ModしたLes Paul Special</a>をバッキングに、リードは長年の愛機Les Paul Customを使っています。<br>ベースもいつも通りIbanezのBTB700DX。最近ベース弦が高すぎて、Mod Bassに移行しようかとも思いましたが……、フリー版を使ってみて開放弦の音の違和感が結構気になったのでやめました。<br>ドラムも今更言うまでもなくMetal Machineryですね。これ以外でメタルやることは多分ないと思います。</p><p>ピアノには最近（というほど最近ではないですが）購入したHammersmith Proを使ってみました。<br>普段使っているのはGalaxy Vintage Dですが、Hammersmith Proはそれよりもちょっと硬い音かなという気がします。<br>オルガンはSoundironのLakeside Pipe Organ。この値段で音源を買えるのは良い時代になったなぁと思います、が、ちょっと音が遠いかな……という気も。</p><p>ミキシングは前項で貼ったスクショの通り。<br>EQはほぼ全部DMGのEQualityで、重心を弄りたい時だけOzoneのVintage EQでPultecっぽいカーブに。</p><p>コンプは基本的にFabFilterのPro-C2で、FET臭さが欲しい時だけSoftubeのFET Compressor……だったのですが、DMGのTrackCompも久々に立ち上げてみました。<br>RMSコンプっぽい掛かり方が欲しい時とか、チャンネルストリップのコンプっぽい掛かり方が欲しいかなと思った時に使ってみたり。<br>Pro-C2を触る時ほどロジカルにコンプと向き合いたくない時（もっと率直に言うと、コンプの設定を深く考えたくない時）に手を出してみていますが、なかなかこちらの意図通りに掛かってくれている気がします。</p><p>ダイナミックEQとトランジェントはSonnoxから。<br>リバーブはValhallaとLiquidSonics、ごく稀にWaves。<br>倍音操作はSlate DigitalのRevival。たまにOzoneのExciterも。<br>私の定番構成ですね。どんなジャンルでも、この構成はもう動かないんじゃないかと思います。</p><h2 id="h099ddba583">今後の予定</h2><p>明日また日記を書いて今年を振り返ろうと思うので、今回はさらっと。<br>まぁ予定は未定なのですが。<br>今年はこの1曲しかリメイクを作りませんでしたが、多分今後もモチベーション的にリメイク作品が出る機会は今までと比べると減っていくんじゃないかと思います。</p><p>ただ、ベース弦の高騰が本当に凄いことになっているので、同じチューニングで弾ける曲があれば何曲かまとめて録るつもり。なので、もしかしたら同じ時期に固まって何曲か公開するかもしれません。<br>一応、リメイクしたい曲を選曲してみるとまだ10曲以上はあったりして。</p><p>ちなみに、ドロップDで弾ける曲でリメイクしたい曲は他にありませんでした。予想外。<br>ドロップD+半音下げだと何曲かあるのですが。</p><p>でも気持ち的には新曲の方かな、と思いつつ。<br>公開するような新曲を作るかどうかは本当に未定です。</p>

【新曲公開】The End Of 1000 Years 2023

<p>既に一年近く前の話ですが、昨年末は硫黄岳に登りました。<br>あんまりガチな厳冬期登山は怖いなぁと思いつつ、硫黄岳なら私にも登れるかもしれない、と。</p><p>赤岳鉱泉を泊地に選んで、美濃戸口からのピストン。テント泊です。<br>テン場まではなだらかなので、厳冬期でも歩きやすいですね。</p><p><a href="https://www.crowsclaw.info/archives/3156" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">天狗岳</a>から二度目の厳冬期テント泊登山。<br>やっぱり冬の八ヶ岳ブルーには惹かれるものがあります。</p><h2 id="h41d8a88a1a">美濃戸口〜赤岳鉱泉</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/eba290642ffd44e5bd9e1fa62a92a833/20221230_10_46_41_01.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>年末年始は纏まった時間が取れるので遠出したくなりますが、冬なので登れる山が限られるのがネック。<br>比較的アクセスの良い八ヶ岳エリアは、そんな私にとってベストともいえる選択肢です。<br>首都圏から始発で行けるというのも良いですね。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/20427f35313a40999c077ae25fc1646e/20221230_13_25_07_18.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/1e87853055d4478d9259202b9d4d366f/20221230_13_26_56_20.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/4ccc3a16038c455ba5a1d911e9267a4b/20221230_12_46_04_11.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/44fd26606a35440eaf67bb583026918a/20221230_13_42_51_24.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>今回も見事な八ヶ岳ブルー、ですがこの年は雪が少なかったようですね。<br>まぁ、赤岳鉱泉までは目立った登りもないので、ほとんどノーアイゼンでも問題ないのですが。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/c09aac9623af4bdc8f2b0f938d1bf73b/20221230_13_49_21_26.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/c834cf2f2f754fd9aa3803c80742933e/20221230_15_02_03_29.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/08dbd80f28b042c19db2ae28178b66bf/20221230_15_02_31_30.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/2952e01de8ac402db43a65691b7f1543/20221230_15_03_47_31.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>赤岳鉱泉のアイスキャンディは見事に育っていました。<br>常に誰かしら登っていて、やっぱり人気なんですね。皆さん本当に楽しそう。<br>良いなぁ、私はこういう斜面はどうしても恐怖心が先に来てしまう（笑</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/43b91b2172da45539e4b45a56ed81562/20221230_15_37_11_36.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>そんな感じで初日は特に苦もなく、テン場に自宅を設営して終了。<br>ここなら風も大人しいですし、厳冬期でも設置は楽ですね。<br>寒そうな写真ですが、この日はかなり暖かかったです。</p><h2 id="hb5828a6e64">赤岳鉱泉〜硫黄岳</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/853750cb5a214dbeb94a028061ee563f/20221231_07_08_45_38.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>翌日は日の出の前後くらいからザックを背負って出発。<br>さすがに厳冬期は、少し明るくなってからでないとちょっと怖いです。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/e3d8481794414519ad63206f78b84c8e/20221231_07_44_54_40.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>森林限界を超えるまではかなりユルユル。<br>急登もないですし、高度感のあるような場所もありません。<br>夏道と印象が違いすぎて少し戸惑いましたが……（笑</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/e586e7ef617649dfb3e96c8114c7a62e/20221231_08_04_11_43.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>でも、ここから先はちょっと苦戦した記憶があります。<br>いつも下山でしか使っていませんでしたが、雪と岩の混ざった急斜面で、そこそこ恐怖感があったのを覚えています。<br>特に山頂直下は、ピッケルもしっかり使わないといけないような感じ。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/f6fa3a0ba4bc420ea340d73f2a17cf04/20221231_08_05_59_44.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/d70f9b4506544d77be46c231bac08768/20221231_08_06_21_45.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/4f70246900c8496fad34c11a7804f919/20221231_08_06_55_46.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/3bb26a2789dc49a597e8febbfc2390a3/20221231_08_08_23_47.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>そして、だだっ広い硫黄岳の山頂へ。<br>狙い通りしっかり晴れてくれました。<br>いつもだったらここで長居したんでしょうが、やはり冬の森林限界は寒くて、一通り写真を撮ったら割と早く降りてしまいました。<br>しっかりと寒さに耐えられる装備を用意してはいるのですが、それでも冬の風は冷たい。</p><h2 id="h3d5a47bf0c">硫黄岳〜美濃戸口</h2><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/de379042a3fc472c82c9260df42e6aec/20221231_08_14_40_49.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/3d6da9ebe40b47c193b96d5fbb3e3f18/20221231_08_20_23_51.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/dafe763c018c4a60934f390830ac9e96/20221231_08_22_12_53.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/ee2e5c29e53d471e9d92dca2d1489731/20221231_08_23_58_54.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>名残惜しさと寒さへの恐怖感がごちゃ混ぜになりながら、赤岳鉱泉へと降りていきます。<br>それにしてもいい天気でしたね、この日は。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/744cfe5624754d6c9ff5486054000cb5/20221231_08_24_18_55.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>降りる時は割とあっさり。<br>あっけないもんです。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/f65ea9c792634b82abd70c60fca9a11b/20221231_08_26_49_58.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>しかし、景色は見事ですね。<br>冬の硫黄岳は、また登りたいと思わせてくれる山でした。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/b29b58d9157f4994b1be23ecbfabf515/20221231_08_28_05_61.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>赤岳は……やっぱり、こうして見るとちょっと私にはキツいかな……。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/89c892f03b9d4f139eb17304cc3c2ff3/20221231_10_46_46_67.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>そんな感じでさくっとテン場まで降りてきて、テントを回収して下山。<br>この日も朝から、アイスキャンディは盛況でした。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/e4c1b65f5454439daad109eb4048abf8/20221231_12_48_26_76.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>赤岳鉱泉から美濃戸口までは……まぁ、何というか、書くことがないですね。<br>雪を踏みながら歩けるので、夏よりは良いかな。<br>硫黄岳の余韻を長く感じながら、ゆっくり降りていきます。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/188c82d384d24ac0a656610a3e709390/20221231_13_44_07_77.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>帰りのバスまでは少し待ち時間があったので、八ケ岳山荘でごはん。<br>お昼抜きのこの日の私にはちょうどいいくらいのボリューム。美味しくいただきました。</p><h2 style="text-align: start" id="h8d78e14043">感想</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/f7e032c87df1459fbd8a85938aaaac94/20221231_08_21_14_52.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>そんなわけで、ギリギリ一年経つ前に書けました、去年の硫黄岳登山。<br>夏山の時はユルそうに見えても、冬だと表情が全然違うのが印象に残っています。<br>日が暮れるのも早い時期ですし、ちょっと物足りないかな？と思うくらいのコースでちょうどいいのかもしれません。</p><p>暮れも近づいていますが、次の年末年始はどこに登ろうかなぁ。</p>

【八ヶ岳】硫黄岳：厳冬期南八ヶ岳への挑戦

<p>もはや新曲でも何でもないんですが……、1ヶ月以上前に月姫アレンジを公開しました。<br>……という日記を書いている途中で記事が消えてしまって、面倒くさくなってしばらく更新が滞っていました。<br>さすがにそろそろ進み始めないと山日記の方が丸一年放置されるので、そろそろ再開したいな、ということで。</p><p>印象的な月姫の曲は多いのですが、この曲もそのひとつ。個人的には同じVlovシリーズの中でもIIIやIVよりもIIの方が、リフの印象が強いので記憶に残っているほどです。<br>そんなVlov:IIを私なりにアレンジしたのがこちら。</p><h2 style="text-align: start" id="h55d336afe1"><strong>曲解説</strong></h2><p style="text-align: start">イントロのベースリフが印象的なこの曲。<br>私というフィルターを通すとこれがギターリフになる、というのがこのアレンジの主軸になっています。<br>そこにブレイクビーツを加えてできたのが今回のアレンジ。<br>アーメンブレイクを露骨に使うのは久々ですね。<br>隙あらば使いたいくらいの気持ちではあるのですが、個性が強いので本当に合う場面で使わないとどれも同じような曲になってしまう。<br>というわけで、久々にアーメンブレイクが本当に合う曲だなと思えたのが今回でした。</p><p style="text-align: start">ブレイクビーツ+ギター+Epic系の組み合わせということで、私のスキル面では純粋に<a href="https://www.youtube.com/watch?v=QbhE1_cpzlY" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">Soundtrack Of The Fairy Tale</a>からのアップグレードになることを目指して色々と模索してみました。<br>モノラルのブレイクビーツにいかに空間表現を加えるか、というのは難しくもありつつ挑戦していて楽しかった部分ですね。</p><h2 id="h099ddba583">今後の予定</h2><p>今後の予定がまったく定まっていない状態。<br>型月関連はだいたいやった感があってちょっと停滞気味なのと、今年ほとんどギターを弾いてこなかったり、制作環境が変わったりしたので、過去作のリメイクで色々動作確認+勘を取り戻すところから始めたいなと思っています。<br>ただ、昨今の物価上昇でギターやベースの消耗品を買うのにちょっと躊躇う（笑<br>特にベースなんかは無視できない額の出費になるので、何曲かまとめて録りたいですね。なので、既にいくつか着手はしているのですが、実際に公開されるにはまだちょっと時間が掛かりそうです。</p>

【新曲公開】Vlov:II

2023年12月の記事一覧

【新曲公開】The End Of 1000 Years 2023

【八ヶ岳】硫黄岳：厳冬期南八ヶ岳への挑戦

【新曲公開】Vlov:II