【奥武蔵】弓立山：明覚駅から歩いて登る、小さくても抜群の展望を誇る山

一部のクラフトビールフリークには知名度の高い、JR八高線の明覚駅。
Teenage Brewingの最寄駅ですね。
私も何度か足を運んでいますが、その明覚駅から歩いて登れる山があったので、行ってみました。
クラフトビールx登山のネタ枠程度のつもりだったのですが、意外にも小川町付近の山らしい展望の良さで、ここは結構良い山かも……？と思ってしまったのでご紹介。

明覚駅から登山口までは道なりで2.5kmくらい。
駅から歩いて登る山では珍しくないのですが、結構車通りの多い、それでいて歩道がないような区間もある道なので、歩く時はお気をつけて。

そして登山口に目印のようなものがほとんどないので、初めての人は見落としてしまいそう。
これが登山口なのですが、さきほどの写真の三角コーンの箇所から左側を見た先にあります。
この登山口を見つけられるかがこの山最大の難所かもしれません。

山自体は標高差300m程度の小さな里山、私のペースでは山頂まで1時間も掛かりません。
そんな小さな山ですが、よくある杉林を黙々と登るだけ……という感じではなくて、結構落葉樹が多いのが面白いところです。

あとはこの男鹿岩が見どころかな？
唐突に現れる巨大な岩が、この山のユニークなポイント。
この付近はちょっとした岩場っぽい感じになっています。

男鹿岩を通過したら、あともう少し登れば山頂へ。
小さな山ですが、道中は変化に富んでいて飽きません。

本当に小さな山で、規模的には日和田山と同じくらい？なのですが、山頂は広々としていて、あたりに他に高い山もないので遠くまで見渡せます。
位置的に、よく見えるのは赤城山でしょうか。

南から登るのが登山道ですが、北からは舗装された道が山頂付近まで伸びています。
登山としてはボリューム控えめで、自転車勢がヒルクライムで登ることのほうが多いかも？

一応、北側にも登山道はあるのですが、こちらはあまりお勧めできません。
おそらくあまり登る人がいないのでしょう、別の日に北側へ降りてみたのですが、蜘蛛の巣が張りまくっていて道を楽しむどころではなかったです（笑
北側は徒歩だとアクセスもあまり良くないですね。

小さな山なので下山はあっという間……ですが、道が木漏れ日に照らされる場面が多くてほっこりします。

下山後はまっすぐ明覚駅へ……戻ってもよいのですが、途中で物産展に寄ってみたり、そしてメインディッシュのTeenage Brewingでランチしてみたり。
どちらかというとTeenage Brewingの方がメインですが、ついでと言ってしまうには山頂の見晴らしが良すぎるんですよね。
徒歩で行くにはやや遠い距離ではありますが、山に登り慣れている人ならこの程度は全然余裕でしょう。

あ、弓立山の最寄りのコンビニにもTeenage Brewingのビール置いてあるので要チェックです（笑

こんな感じで2024年の登山は〆……のつもりだったのですが、その翌日の天気がすごく良かったので黒斑山に登ってきました。
さすがにこれで三度目、同じようなルートで歩いているので記事にはしませんでしたが、からっと晴れてとても良い感じでした。

さて、これでようやく去年の登山日記を書き終えました。
そこまで多く登った感覚はなかったのですが、テント泊登山が多かったこともあって、過去最高だった2018年に次ぐ年間山行日数になりました。

次はいよいよ今年の登山……なのですが、去年の反動か、今年に入ってから山に登った回数がまだ10回にも満たないという異常事態に。
登山モチベーションの低下と週末の天気の悪さが重なってこんなことになってしまっていますが、意外と新しい山に登る頻度が高いので記事にできる山は多そうです。