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【奥武蔵】伊豆ヶ岳:奥武蔵屈指の赤が広がる秋の伊豆ヶ岳

2024年09月02日2024年09月02日登山:秩父・奥武蔵

登山情報

GPSログ

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コース情報

標高

851m

標高差

561.0m

累積標高(登り)

799m

累積標高(下り)

912m

行動距離

12.4km

行動時間

4時間50分

コース定数

20.9

アクセス

往路:~西武秩父線 正丸駅
復路:西武秩父線 吾野駅~

正丸駅〜伊豆ヶ岳山頂

2023年の11月末、紅葉登山の締めくくりにと奥武蔵の伊豆ヶ岳へ。
前回の茅ヶ岳でだいぶ満足してしまいましたが、まだまだ関東の紅葉は終わっていません。
1000m未満の山の紅葉は、もうすぐ12月というこの時期でもまだまだ見頃です。

奥武蔵の紅葉といえば関八州見晴台のイメージだったのですが、実は伊豆ヶ岳も良いらしい。
そんな噂を聞いたのは2022年だったか。
残念ながら聞いた時点で見頃は過ぎてしまっていたので、1年待っての伊豆ヶ岳再訪になります。

伊豆ヶ岳は正丸峠からの尾根道が好きなのですが、今回のメインはそこではないのでちょっとショートカット。
正丸峠を経由せずに直接五輪山、伊豆ヶ岳を目指します。

まずは五輪山へ。
展望もない、樹林帯の中のありふれた山なのですが、なぜか写真映えする雰囲気なんですよね。
何もない山ですが、割と好きです。

有名な鎖場も今回はスルー。
以前は登る場合は自己責任で、という感じでしたが、今は立ち入り禁止に近い雰囲気になっているような気がします。
あの鎖場を歩けなくなる日も近いのかも……?

女坂の方から山頂へ。
伊豆ヶ岳の山頂の紅葉は……うーん、そこまできれいでもない、かな?
紅葉というよりは枯れ葉ですね。

伊豆ヶ岳〜子ノ権現

美しい紅葉は一体どこへいってしまったのか?
……実は、伊豆ヶ岳の紅葉と言いつつ、本命はこの山頂を越えた先なのです。

子ノ権現方面へと斜面を降りていくと、いよいよこの伊豆ヶ岳の紅葉が始まります。
一面に広がる真っ赤な木々。
ここまでの紅葉は、低山では珍しいかも。

もう既に見たかったものを見られて満足なのですが、この山の紅葉はまだまだこれからが本番。
10分ほど歩いた先にある次のピーク、古御岳へと進みます。

今回の本命はこちら。
先ほどの伊豆ヶ岳の紅葉も見事でしたが、古御岳の山頂から南側の斜面に広がる光景が、今回歩いた道の中では一番きれいかも。

都心から比較的近い低山で、ここまで赤が広がる山は他にあまり思い浮かばない。
高尾山や大山あたりは赤い紅葉の見られる山ですが、あまり人の手の入っていなさそうな伊豆ヶ岳がそれらに並ぶというのは意外ですね。

古御岳を越えると、紅葉はひと段落。
子ノ権現へと続く長い尾根道が始まります。

このあたりは紅葉もあまり見られないので、今回は省略。

子ノ権現〜秩父御嶽神社〜吾野駅

子ノ権現まで歩くと紅葉も復活。
やはりある程度人の手が入っていた方が紅葉は映えますね。

おそらくほとんどの人は、子ノ権現を越えたらあとは吾野駅へと歩くだけ、だと思うのですが。
今回は秩父御嶽神社にも寄ってみたかったので、ここから波線ルートを使って直接秩父御嶽神社へと下山してみます。

さすがに波線ルートは、ちょっと歩きづらいですね。
秩父御嶽神社に続くなら大したことはないのかな、と思っていたのですが。
踏み跡もないくらい、とまではいきませんが、あまり手の入っていない雰囲気。

というわけで、伊豆ヶ岳と秩父御嶽神社の紅葉を同時に楽しんじゃおう、という目論見でしたが、これはちょっと失敗だったかな。
それなりにロングコースなので、秩父御嶽神社に着いたのは夕方。
以前来た時は朝だったので気になりませんでしたが、夕方に来るとちょっと暗いですね。
先に伊豆ヶ岳の紅葉を見ていると、光不足のこの時間ではちょっと見劣りするかも。

まぁ、ここまでの紅葉狩り登山でだいぶ満足していたので、不満はないんですけどね。

感想

というわけで、茅ヶ岳に続いていい意味で裏切られた伊豆ヶ岳の紅葉でした。
良いとは聞いていましたが、まさかこれほどとは。
局所的には、有名な牛ノ寝通りにも負けないくらいの見事な光景。
関東に住んでいるなら一度は紅葉の時期に登ってみた方がいい、というくらいお勧めです。

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