1. ホーム
  2. 登山:秩父・奥武蔵
  3. 【奥武蔵】丸山〜堂平山:西武線から明覚のクラフトビールを求めて

【奥武蔵】丸山〜堂平山:西武線から明覚のクラフトビールを求めて

2024年05月19日2024年05月19日登山:秩父・奥武蔵

登山情報

GPSログ

loading...

コース情報

標高

960.4m

標高差

878.0m

累積標高(登り)

935m

累積標高(下り)

1147m

行動距離

25.76km

行動時間

8時間56分

コース定数

33.8

アクセス

往路:〜西武秩父線 芦ヶ久保駅
復路:JR東日本 八高線 明覚駅〜

芦ヶ久保駅〜丸山

奥武蔵の北の方に昨年、ビアギーク界隈を震撼させるブリュワリーが突如現れたと聞いて。
山と絡めてタップルームに行けないかなぁ、と思って考えたのが今回のルート。
引っ越して自宅から近くなったことで、奥武蔵の山には色々行っていたのですが。そういえばまだ堂平山には行っていないなぁと思って、芦ヶ久保駅から丸山を経由して、同じときがわ町の堂平山を経てTeenage Brewingに行ってみることにしました。

あ、最初に言っておきますが、このルートはお勧めしません。下山してからも遠いので(笑
Teenage Brewingに寄りたいのであれば大高取山がお勧めですね、軽めのハイキングになりますが、景色も良くて楽しめる山です。

というわけで、堂平山を目指すべく、まずは丸山へと向かって芦ヶ久保駅から歩きます。
夏のクッソ暑い日に、堂平山を目指すのに丸山を経由する時点で色々とおかしいのですが。

いや、ほんとなんでこの時期に丸山から堂平山まで繋ごうとしたんだろうね。
このルートを歩いたのは8月、暑すぎて低山なんて絶対行きたくない時期ですよね。

夏の青空と武甲山。
どんなに暑くても変わらぬ佇まい。
秩父を代表する名峰は、この日も変わらず人々を見下ろしていました。

というわけで色々と端折って、丸山の山頂へ。
さすがにこんな真夏に登る人は少ないですね。
丸山に登るつもりならこのあと、さくっと降りて芦ヶ久保駅に戻るのが定番なのでしょうが。
この日は堂平山を目指すべく、白石峠へと向かい北側に降りていきます。

丸山〜堂平山

丸山から白石峠へと向かうには、埼玉県県民の森の中を歩いていくことになります。
ちょっとした公園のような感じになっていて、道が色々分岐しているので逆に降りるのが難しい。
登山地図には細かい分岐は書かれていないので、それだけを頼りにしていると逆に迷ってしまうかも。

そんな県民の森を一度抜けてしまえば、しばらく林道歩きが続きます。
ここから白石峠までの道は迷うことはないでしょう。

ロードバイク勢憩いの地、白石峠。
有名な移動茶屋を尻目に、堂平山を目指します。

ここからの道もなんだかよくわからない感じなのですが、一度剣ヶ峰に立ち寄って、急な階段を降りるのが良いようです。

少し歩けば堂平山。
天文台のある山頂なので開けていて見晴らしが良いです。
腰掛けるところもあるので、ここを休憩ポイントにすることに。

堂平山〜明覚駅

堂平山には車で来ることもできますし、ロードバイクで来ている人も見かけました。
山頂から歩いてすぐのところにキャンプ場があるので、登山以外の目的でも登れる山ですね。
夜に山頂まで歩いたら、星や夜景が見られるのかな。

しばらく山頂で休んで、それじゃあTeenage Brewingに向かって下山……と思ったら、トレッキングコースが通行止めで、笠山峠へと迂回していく羽目に。
夏の暑い時期のロングコースなのに、このロスはなかなかでかい……!
キャンプ場に自販機があるので、そこで水分を補給していくことに。

迂回路の方はそこそこ荒れていて、蜘蛛の巣もあったりして結構しんどい道でしたが、なんとか抜けてきました。

その後は七重峠〜慈光寺へと抜けて、一般道を歩いたり山道に入ったりしながら歩いていったのですが、これがまた遠い。
自動販売機などもあまり見かけないので、給水スポットがないのがなかなかハード。
堂平山から明覚駅に抜けようと思う人はほとんどいないと思いますが、汗ばむ時期はその点気をつけたほうが良さそうです。

そうして長い距離を歩いてあともう少しで明覚駅、というところで右手に折れて線路沿いを歩いて、Teenage Brewingへ。
ここに行きたくて選んだコース、やはりここで締めくくらなければ歩いた意味がない。

そんなわけで長い時間を掛けて歩いていったTeenage Brewingは、最高でした。

このブリュワリーはヘイジーやサワーエール系が得意で、ホップを効かせるのがトレンドな昨今では珍しく、モルトもばっちり効いたうまみのあるビールを作るのが特徴。
期待の新星どころか、既に実力派としてビアバーやイベントなどでも注目があつまるブリュワリーになっています。
明覚のタップルームはそんなTeenage Brewingのビールを楽しみつつ、新鮮な現地の食材を活かしたフードも味わえるという贅沢なお店。
特に野菜が美味しくて、旬の時期に行けばグリーンサラダに感動すら覚えるほど。
ボトルショップも兼ねていて、店頭や通販では売り切れてしまった人気のビール、あるいはまだ流通されていない新作ビールなんかもここでなら買えるかも。

流した汗の数だけTeenage Brewingのビールを飲んで、最高に仕上がったところで明覚へと移動して帰路につくのでした。

感想

今回の山行はかなりイレギュラーなルートではありましたが、堂平山は奥武蔵の山の中では屈指の展望を誇る山なので、単体で登っても楽しめそうです。
その場合は小川町の方からバスで行くことになるのでしょうか。

また、わざわざ堂平山から歩かなくても、小川町付近の山に登ってからTeenage Brewingに行くのも良いと思います。
冒頭でも書いた通り、大高取山と組み合わせると比較的立ち寄りやすいので、私はこの後も何度かその組み合わせで足を運んでいます。

月別アーカイヴ

Copyright © CROW'SCLAW. All right reserved.