【八ヶ岳】硫黄岳:厳冬期南八ヶ岳への挑戦
2023年12月17日2024年01月08日登山:八ヶ岳
登山情報
GPSログ
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コース情報
- 標高
2760m
- 標高差
1280.0m
- 累積標高(登り)
1371m
- 累積標高(下り)
1355m
- 行動距離
17.73km
- 行動時間
8時間05分
- コース定数
34.4
アクセス
往路、復路ともに:JR中央本線 茅野駅 > アルピコ交通 美濃戸口BS
既に一年近く前の話ですが、昨年末は硫黄岳に登りました。
あんまりガチな厳冬期登山は怖いなぁと思いつつ、硫黄岳なら私にも登れるかもしれない、と。
赤岳鉱泉を泊地に選んで、美濃戸口からのピストン。テント泊です。
テン場まではなだらかなので、厳冬期でも歩きやすいですね。
天狗岳から二度目の厳冬期テント泊登山。
やっぱり冬の八ヶ岳ブルーには惹かれるものがあります。
美濃戸口〜赤岳鉱泉
年末年始は纏まった時間が取れるので遠出したくなりますが、冬なので登れる山が限られるのがネック。
比較的アクセスの良い八ヶ岳エリアは、そんな私にとってベストともいえる選択肢です。
首都圏から始発で行けるというのも良いですね。
今回も見事な八ヶ岳ブルー、ですがこの年は雪が少なかったようですね。
まぁ、赤岳鉱泉までは目立った登りもないので、ほとんどノーアイゼンでも問題ないのですが。
赤岳鉱泉のアイスキャンディは見事に育っていました。
常に誰かしら登っていて、やっぱり人気なんですね。皆さん本当に楽しそう。
良いなぁ、私はこういう斜面はどうしても恐怖心が先に来てしまう(笑
そんな感じで初日は特に苦もなく、テン場に自宅を設営して終了。
ここなら風も大人しいですし、厳冬期でも設置は楽ですね。
寒そうな写真ですが、この日はかなり暖かかったです。
赤岳鉱泉〜硫黄岳
翌日は日の出の前後くらいからザックを背負って出発。
さすがに厳冬期は、少し明るくなってからでないとちょっと怖いです。
森林限界を超えるまではかなりユルユル。
急登もないですし、高度感のあるような場所もありません。
夏道と印象が違いすぎて少し戸惑いましたが……(笑
でも、ここから先はちょっと苦戦した記憶があります。
いつも下山でしか使っていませんでしたが、雪と岩の混ざった急斜面で、そこそこ恐怖感があったのを覚えています。
特に山頂直下は、ピッケルもしっかり使わないといけないような感じ。
そして、だだっ広い硫黄岳の山頂へ。
狙い通りしっかり晴れてくれました。
いつもだったらここで長居したんでしょうが、やはり冬の森林限界は寒くて、一通り写真を撮ったら割と早く降りてしまいました。
しっかりと寒さに耐えられる装備を用意してはいるのですが、それでも冬の風は冷たい。
硫黄岳〜美濃戸口
名残惜しさと寒さへの恐怖感がごちゃ混ぜになりながら、赤岳鉱泉へと降りていきます。
それにしてもいい天気でしたね、この日は。
降りる時は割とあっさり。
あっけないもんです。
しかし、景色は見事ですね。
冬の硫黄岳は、また登りたいと思わせてくれる山でした。
赤岳は……やっぱり、こうして見るとちょっと私にはキツいかな……。
そんな感じでさくっとテン場まで降りてきて、テントを回収して下山。
この日も朝から、アイスキャンディは盛況でした。
赤岳鉱泉から美濃戸口までは……まぁ、何というか、書くことがないですね。
雪を踏みながら歩けるので、夏よりは良いかな。
硫黄岳の余韻を長く感じながら、ゆっくり降りていきます。
帰りのバスまでは少し待ち時間があったので、八ケ岳山荘でごはん。
お昼抜きのこの日の私にはちょうどいいくらいのボリューム。美味しくいただきました。
感想
そんなわけで、ギリギリ一年経つ前に書けました、去年の硫黄岳登山。
夏山の時はユルそうに見えても、冬だと表情が全然違うのが印象に残っています。
日が暮れるのも早い時期ですし、ちょっと物足りないかな?と思うくらいのコースでちょうどいいのかもしれません。
暮れも近づいていますが、次の年末年始はどこに登ろうかなぁ。
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