<h2 id="h600d75a561">車山高原BS〜車山</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/83f7a7d7159547afab43eff35be6ef53/20240210_10_53_51_04.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>2024年に入ってから雪山に全然行けてないなぁ、と思って衝動的に向かったのは、八ヶ岳の近くの車山高原。<br>なぜか今年の冬は遠出する機会がなくて雪を全然見ていなかったのですが、雪山シーズンが終わる前に一度でも、ということで霧ヶ峰の車山に登ってきました。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/cac83b28368f446e906a750316643245/20240210_11_07_12_05.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>まぁ、ここに来たら登るよりも滑る人の方が多いですよね。<br>ウィンタースポーツはスケートくらいしか経験がないので、私には無縁の世界です。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/0bfd68f7667e44139ad375504129a93b/20240210_11_13_09_06.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>楽しそうに滑る人たちを横目に黙々と登る。天気が良いのになんか虚無感！<br>どうせならあっちの北横岳に登っておけば、何も気にせず雪山気分を満喫できたのに。<br>と言いつつ、やっぱり雪を踏みながら登るのは楽しいです。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/c1549bfc64444f739fa43e90a4e19ff6/20240210_11_18_24_07.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>こんな感じで縦横無尽にスキーコースが通っているので、自然っぽさは皆無。<br>でも高いところに自分の足で登れば登山だから！</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/c8e8a6f658504e12997fa1636306fb90/20240210_11_21_54_08.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>衝動的にここまで来てしまったので事前にあまり調べておらず、とりあえず車山の山頂を目指すことに。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/2b748cd8c3fc4bcf8c790f05c92a7a0b/20240210_11_25_11_10.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>標高も高くない2月の山。雪は少ないかな？こんなもんかな？<br>でも、足元にはふかふかの雪が。<br>斜面はキツくないのでアイゼンは不要そうです。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/abcd269eea514c9f80d0993ecebe06c6/20240210_11_44_13_11.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>雪が本当にふかふかなので、アイゼンよりわかんやスノーシューが必要かも。<br>よく歩かれているように見えて、油断していると思いっきり踏み抜いちゃいます。<br>今までこんなに雪がふかふかな山には登ったことがなかったので、これはこれでいい体験になったかな。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/ab422aa13c134b36ad848615ce211b68/20240210_11_50_08_12.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>八ヶ岳でっかいですね。<br>蓼科山も雪が多そうで、登ってみたら楽しいのかも。<br>でも個人的には、ちょっと公共交通機関では行きにくい+登るのがしんどいイメージ。<br><a href="https://www.crowsclaw.info/archives/3436" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">北横岳経由で登った</a>時に上りがそこそこキツかったので、その印象が強いのかな。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/d4cec0e8931f4ddc95c026aebd117936/20240210_11_51_32_14.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>スキーコースの横を歩いて、もうすぐ山頂。<br>山頂までの最後の上りが一番急だったかなぁ。結構踏み抜くポイントも多かったですし。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/62092688a080413d92e1aeab2526867d/20240210_12_22_10_15.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>というわけで、山頂へ。<br>みんなここにいたのか、というくらい登山装備の人ばかり。<br>リフトでもここまで上がって来られるのでハイカー以外の方もいるのですが、それまでとは完全に比率が逆転しています。</p><h2 id="h2691a87f4c">車山〜車山高原BS</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/9820d85b277441f8897d91e9e7e4be61/20240210_12_24_39_18.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>ここに登ったからにはこれを撮らなきゃ、ということで八ヶ岳を背に鳥居を。<br>スキーコースが完全に隠れるので登山っぽい雰囲気が出ます。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/34719caa16984aa48ec8ee0bccd7a697/20240210_12_36_43_24.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>山頂は広いのでくつろぐスペースもあり、気象レーダー観測所が風を遮ってくれるので、風の強い日でも問題なく休憩できそう。<br>小一時間歩いた程度ですが、私もここで少し休憩。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/b297e5a1b9994969b100e557bc247c20/20240210_12_42_46_28.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/b91d1e80f09d46279e3e2b3989ffc7f8/20240210_12_42_55_29.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/10c558eabf384e65af074ec7ec206a18/20240210_12_58_25_31.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/abb8ccb98c6a49228dbffbdd5e0d6d90/20240210_12_38_42_26.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>富士山も見えますし、八ヶ岳の名峰も見渡せるので、手軽な割に景色は良い山です。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/6547d61a0ccb4178a0fdc7beea7cefa1/20240210_12_59_50_32.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>アングルによっては結構すごいところに登ってきたっぽい雰囲気が出ますね。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/102b449ad4af41a0864dd0fca7ac1547/20240210_13_16_07_33.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>帰りは車山肩経由で……と思いきや、下調べしてこなかったのでそのままピストン。<br>それだけではもったいないのでほんのちょっとだけ、車山湿原方面も歩いてみました。<br>こちらはこちらで、雰囲気があって良いですね。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/2902a22f6a48447a92c9ff691c53c8f5/20240210_13_18_01_35.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>空も青々としています。<br>やはり冬の晴れ空は良いですね。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/a25436f388754c59aa1218bd89804c42/20240210_13_37_53_36.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>気持ちよさそうに滑る人たちを見ながら、登ってきた道を降りていきます。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/6b33539fc64440718a43fa2a6e048734/20240210_13_57_20_38.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>やはりコースから外れると思いっきり踏み抜きます。<br>スノーシュー買おう、と決心。<br>東北でスノーモンスターを見るなら、あった方が良さそうですね。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/1b14ce99776b4d3483728c3659368c2b/20240210_14_09_58_39.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>麓まで戻ってきました。<br>休憩込みで約3時間のお手軽雪山ハイクでしたが、しっかり雪を堪能できたので満足。<br>アクセスも良く、焦らずに歩けるので気軽に登れる山でした。</p><h2 id="h8d78e14043">感想</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/ce2dd6a0981a40bdb8972dba04bdbe8b/20240210_12_41_16_27.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>人も多く、静けさとは無縁の山ですが、さっと登りに行くならなかなか良いチョイスかも。<br>意外と踏み固まっていないのは注意すべきところではありますが、雪山ファーストチョイスとしては結構良いかもしれません。<br>傾斜も緩いので、アイゼンがなくても登れますしね。</p>

【霧ヶ峰高原】車山：ふかふかの雪を踏みながら

<h2 id="he340cd4556">で、ローカットって必要なの？</h2><p>最近、ローカットが必要かどうか、なんていう話がTwitterでは定期的に盛り上がる（燃え上がる？）ということを知りました。<br>そんなの自分で音聴いて判断すればいいよねって感じなんですが（何重にもオブラートに包んだ表現）、じゃあ必要な場合どれくらいカットするの？という話を聞いてみるとすごく違和感がありまして。</p><p>曰く、「音が変わらないところまで入れる」のがセオリーなのだとか。<br>……他所のジャンルがどうなのか知らないんですが、HR/HMではそんな甘いこと言ってられません。<br>1分間にキックを800回踏むこともあるジャンルでは、低域はもっとスマートかつタイトでエレガントに処理する必要がある。</p><p>また、それとは関係なく最近、日本のロックの音ってどんなのがトレンドなんだろう、と色々ピックアップして聴いてみたのですが。<br>どの音源を聴いてみても共通で感じたのは、低域の処理がなんか変じゃないか？ということ。<br>ベースの重心は妙に低いし、キックの重心はやたらと高い。<br>そのふたつはしっかり分けないと、キックのダイナミクスがわからなくなるよね……？<br>予算のなさそうな音源だけでなく、メジャーどころの音源を聴いてもそう。</p><p>と、そういう体験を経てふたつが繋がりました。<br>ミキシングでのローエンドの処理は、どうやら思っていたよりも軽んじられているんじゃないか、と。</p><p>というわけで今回は、私のやり方でのローエンドの処理について話していこうと思います。</p><h2 id="h095179e75f">今回の参考音源</h2><div style="left: 0; width: 100%; height: 0; position: relative; padding-bottom: 56.25%;"><iframe src="https://www.youtube.com/embed/HvHusss-pww?rel=0" style="top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%; position: absolute; border: 0;" allowfullscreen scrolling="no" allow="accelerometer; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share;"></iframe></div><p>ニューギアのお試しでさくっと作っただけの音源ですが、今回の解説に使えそうだなーと思ったので動画にしてみました。<br>このリフを元に曲を作る気はないので、手癖で。</p><p>ミックスも小一時間で済ませた簡単なもの。<br>寝かせてもいないし細かく詰めてもいないのですが、今回の解説には使えると思います。</p><p>関係ないのですが、ニューギアいいですね。さて何がニューギアでしょうか？<br>気が向いたらいずれ紹介します。</p><h2 id="h2761d29643">ローカットしておらず、他にも低域の処理が甘い状態</h2><div style="left: 0; width: 100%; height: 0; position: relative; padding-bottom: 56.25%;"><iframe src="https://www.youtube.com/embed/HvHusss-pww?rel=0&amp;start=23" style="top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%; position: absolute; border: 0;" allowfullscreen scrolling="no" allow="accelerometer; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share;"></iframe></div><p>チャプター機能を使っているので同じ動画で。<br>今回の解説の肝になる低域の処理が甘い状態です。</p><p>違う部分は、ベースにHPFが入っていないことと、キックで（必要に応じて）やるべき処理をしていないこと。<br>ベースに関しては先ほどの音源とは、HPFの有無以外の違いはありません。</p><p>結構変わりますよね。<br>HPFが入っていないと、これだけベースは下に伸びます。<br>低音が出たよ、やったね！</p><p>……やったね！じゃない。<br>ベースの低域が無秩序に下に伸び続けてしまっているので、一番下に居るべきキックが窮屈な感じに。<br>このテンポだからまだいいですが、もっと早い曲だとぐちゃぐちゃになってしまいそう。<br>当然、そうなると存在感は減ります。存在感が減ると、目立たせるために無駄にボリュームを上げてしまったり、しなくていい処理を加えたりしてしまいます。</p><p>ベースが居ていい帯域と、キックが居るべき帯域というのは割としっかり分かれていた方が良いと思います。<br>その方がキックを踏んでいる時とそうでない時のメリハリがついて、On/Offのはっきりした音になるので。</p><p>じゃあどれくらいの位置にHPFを入れるのかというと。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/1283d035086648bda7d8c53dd0899c0d/240922-02.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>こんな感じ。<br>73.9Hzだそうです。結構高い位置に入っていますね。<br>……いや、これでも私としては低めに抑えているのですが。</p><p>ベースのローBは30.9Hzなので、根音すらカットしていることになります。<br>が、それでいいんです。このあたりにHPFを入れることで、50Hzくらいから下はちゃんとキックの領域として開け渡せると思います。</p><p>巷には、低音楽器は低音が大事だからカットしちゃいけない、という雰囲気を感じるのですが。<br>そうじゃないんです。録り音や他の音に応じて、必要なことはしないといけない。</p><p>サイドチェインコンプでキックが踏んだ瞬間だけベースを下げる、というクラブミュージックライクな手法もありますが、個人的にはそれをHR/HMでやるメリットはないと考えています。<br>その手法ではキックの音数が多いと、ベースが引っ込んだまま帰ってきませんから……。</p><p>ちなみに、たまに誤解されているんじゃないかと思う瞬間があるのですが、HPFを入れるということは、その下がきれいさっぱり消えてなくなるということではありません。<br>80HzにHPFを入れるということは、それより下には用がないという意思表示ではないのです。</p><p>というわけで、ここからベースにHPFを入れたのが次の音源。</p><h2 id="hb479778f4e">重心をコントロールできていないミックス</h2><div style="left: 0; width: 100%; height: 0; position: relative; padding-bottom: 56.25%;"><iframe src="https://www.youtube.com/embed/HvHusss-pww?rel=0&amp;start=46" style="top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%; position: absolute; border: 0;" allowfullscreen scrolling="no" allow="accelerometer; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share;"></iframe></div><p>先ほどのテイクではベースのHPFを外していましたが、他にも低域の処理で大事なものを外しています。<br>キックの重心のコントロールです。</p><p>今回のテイクは先ほどのものからベースのHPFを入れたことで、一応低域の棲み分けには成功した……かと思いきや。<br>キックの重心がやや高いので、やっぱり低域が窮屈です。</p><p>基本的にミキシングでは、キックの重心からスネアの重心までのわずか100Hzほどの間にベースを収めないといけません。<br>頑張って針の穴を通すように居場所を作ったところで、そんな狭いスペースに収まるほどの存在感では、今のトレンドの音像と比べると物足りなくなるでしょうね。<br>であれば、どうするべきか。<br>簡単な話です。スペースが狭いと感じたら、広げてやればよいのです。</p><p>それが、これ。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/18ae01d77dbe4d85ba351492897b4c1a/240922-03.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>100Hzなんて低域じゃないか！キックの低域をカットするなんて、なんてことをするんだ！<br>それに20Hzなんて再生できないし、ろくに聴こえない帯域じゃないか！<br>……みたいな先入観は捨てましょう。<br>100Hzを0.5dBカットしたくらいで低域がいなくなったりしませんので。</p><p>イメージはPultecのEQを使って、低域のブースト&amp;カットを同時に行う感じ。<br>EQがこういうカーブを描くと、重心が下がってくれます。<br>多分、こうすることでピークの帯域を少し下にずらす効果があるんでしょうね。<br>というわけで、特定の帯域をカット&amp;ブーストするという意図ではなくて、重心を下げるためのEQカーブでした。<br>ブーストしている20Hzという位置も、20Hzが良いというのではなく、Qの超緩いシェルビングみたいなカーブのブーストをしたいという意図。<br>敢えて重心高めのマイクを選んで使ったのですが、それでも予想より重心が低かったのでブースト&amp;カット量は少なめ。<br>必要だと思った場合には3dB以上ブースト&amp;カットしたりすることもあります。</p><p>ちなみにキックのHPFは、もっと高い位置に入っています。<br>そう、キックにもHPFが入ってるんです。<br>入れなくても別にいいんですけど、入れなかった場合にはマスタリングのタイミングで何かしら「キックのための対応」が必要になってくるので、ミックスの段階でちゃんと意図通りの音になるようにしておくのが私のやり方。<br>キックより低いところには誰も居ないので、ここは「どれだけ下に伸びているか」の制御だけできればOK。</p><p>こんな感じで、キックの重心を下げると冒頭の音源のようになります。<br>ベースのボリュームを下げることなく、しっかりキックとベースを同居させることができました。<br>これをすることで、キックからスネアまでの密集地帯の混雑を多少緩和できるので、全体的にも少し余裕のある音になってくると思います。</p><h2 id="ha0560aafa2">違いがわからないんだけど</h2><p>聴き比べてみたけど違いがわからないって？</p><p>まぁYouTubeですし、圧縮音源になるのでスポイルされる部分はあるでしょう。<br>でも、違いがわからない場合は視聴環境の方に問題があると思います。<br>この違いがわからないと、正直モニタリング環境としてはキツい。むしろこの音源の粗が見えるくらいでないと……。</p><p>こういった部分の制御は、個人的には密閉型のヘッドホンをお勧めします。<br>残念ながら、開放型や半密閉型ではわからないと思います。<br>そして、スタジオユースではない所謂高価格帯のヘッドホンも、個人的にはこの違いはわかりづらいものが多いかなと思います。</p><p>私はこの分野では、もう長いことbayerdynamicのDT770PROを最も信頼しています。<br>他にはaudio technicaのATH-M50も結構わかりやすいかな、と感じました。<br>私がひとにお勧めするとしたらこの2つでしょうね。</p><p>サブウーファーは難しいと思います。<br>ニアフィールドモニター一本よりも低域が出るのは確かですが、例えば今回のようにキックの重心を下げるべきかという判断をするのは難しい視聴環境だなぁと思います。</p><h2 id="h7324d9c607">おしまい</h2><p>余談ですが、今回のようにベースとキックを棲み分けるという視点以外に、全体的に曲に適した量を選択するという判断も必要になってきます。<br>このあたりはジャンルによっても結構変わってきて、例えばパワーメタルとスラッシュメタルでは結構量感が変わってきます。<br>HR/HMというジャンルに絞れば音数がひとつの判断材料になるかなと思うのですが、リファレンスを使わずに絶対的な判断基準を決めるのは難しいですね。</p><p>というわけで、今回は低音の制御の話だけなので、これでおしまい。<br>もちろん、今回紹介した考え方や手法が唯一の正解ではありません。</p><p>ジャンルによりますが、基本的にはキックとベースは同じ場所に詰め込まない方がいい。<br>これだけでも覚えて帰ってくださいね。</p>

【コラム】ローカットは必要か？

<h2 id="h7c1db1c925">前泊</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/5c41ceadcd08447dbb521b44e8790b7f/20231228_13_02_53_08.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>なんとか昨年の山日記の最後まで辿り着きました。<br>2023年最後の登山は、年末年始の休みの間に冬の木曽駒ヶ岳へ。<br>残念ながら2023年末〜2024年初頭の雪山は、タイミングが合わずにほぼこの一度きりになってしまったのですが。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/dc6120a16d4c462bbbe84abb13de1df0/20231228_14_06_36_10.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>前回もそうだったのですが、今回も木曽駒ヶ岳は現地のホテルに前泊して登ります。<br>前回がバスだったので、今回は電車で行ってみようと思い飯田線を使ってみました。<br>が、高速バスでもほとんど時間は変わらず、公共交通機関でのアクセス難易度の高さを感じます。</p><p>前日は観光ということで駒ヶ根駅周辺をぶらぶらと。<br>本当は南信州ビールの直営店にも行ってみたいのですが、タイミングが合わず今回も見送り。<br>ただ前回と違うのは、駅前にもクラフトビールを飲めるお店があるということ。<br><a href="https://beercafe-bienbien.jp/" target="_blank" rel="noopener noreferrer nofollow">クラフトビールカフェ bien bien</a>、南信州ビールで働いていた方が定年退職後に始めたお店で、もちろん繋がっているビールのメインは南信州ビール。<br>ここならアクセスも良いので、公共交通機関でやってきて、駒ヶ根駅周辺に宿を取った場合でも安心。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/b4dcac78032d42caab76a20ef10b385a/20231228_14_58_34_12.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>というわけで早速、南信州ビールをいただきます。<br>年末なので昼間からビールでも罪悪感はない！</p><h2 id="hd08f1e1e4d">千畳敷駅〜木曽駒ヶ岳山頂</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/2392319f1c274710a7b48bb5d670e000/20231228_17_02_44_14.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>というわけで登山当日、駒ヶ根ロープウェイを使って千畳敷駅へ。<br>過去に登った冬山では硫黄岳の2760mが最高峰。今回はそれを200mほど上回る、標高2956mに挑みます。<br>事前の天気予報では比較的当たりを引いてそうな感じでしたが、山の上はどうだろう？</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/ce29591348af40f9be98d9985460b5a3/20231229_09_56_29_15.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>当たりっぽいですね、快晴と言っていいくらいの真っ青な空模様。<br>風もほとんど感じず、冬山登山には最高のコンディションです。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/154e2cb9d47f4d149e46bd12a1bbc5b6/20231229_10_09_17_18.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>アイゼン+ピッケルをしっかり装備して、いざ千畳敷カールの雪壁へ！</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/f39ad09e746743ce96a814e86d1d8b66/20231229_10_17_28_20.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>トレースはばっちり、踏み抜きはありません。<br>なんかこうして見ている分には結構簡単に登れそうに見えるのですが……。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/7ae0f55fec2340e391779952565f89e6/20231229_10_51_59_21.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>実際には、こう。<br>クライマックス付近は結構な斜度で、しかもさらさらの深雪なのでしっかり踏み込まないとずるずると落ちてしまいそう。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/be82ef656dcc49cabccc7f2d78e43269/20231229_10_52_15_22.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>しかし登ってしまえばこの絶景。<br>これが見れるだけでも登った甲斐があるというもの。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/3e23bdbb70904b7081162ba3e5a03f6e/20231229_10_56_39_23.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>というわけで、乗越浄土までやってまいりました。<br>過去の記憶が確かなら、ここから先は気楽に歩ける平たい稜線のはず。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/03f402489e854b038fdc03e3df7c61fb/20231229_10_58_46_24.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>小屋の前で一息ついて、中岳を目指します。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/efade76bb78045639c3d37cee26ecd0d/20231229_11_03_53_25.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>風に吹かれるから雪が積もらないのか、それともこの年は雪が少なかったのか。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/2dd44e5db0fd47f28c570fce71ab545f/20231229_11_07_06_28.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>宝剣岳。いや、冬にこんなところ登る人いないですよね。<br>と思ったら帰りに見かけました。すごい。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/07ba0506d0674eeab49a81cecf168096/20231229_11_09_59_30.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>険しい宝剣岳への道とは対照的に、中岳への道はこんな感じ。<br>広くて緩やかな道をぺたぺたと歩いていけば、すぐに中岳に着いてしまいます。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/c6470912fcb74997bed65c60ef824809/20231229_11_18_26_31.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>こちらは伊那前岳へと続く道、かな？<br>気持ちよさそうな稜線が続いています。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/40575e7664184737893d060e678dfb76/20231229_11_19_47_32.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>あっという間に中岳へ。<br>そうか、この時点でもうすでに2925mまで登ってるんですね。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/0deba523dccb47538b786e23efb83df4/20231229_11_23_07_35.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/4154f6c67f5d471c88776fd4a2a8d8ea/20231229_11_21_53_33.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/acfba627c0a24e19bf7242df6def5b1c/20231229_11_22_01_34.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/f11e83fa2a3a4bcb8ca24d785f0aef31/20231229_11_23_20_36.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>中岳の展望も見事なものです。<br>目の前には今回のメインディッシュである木曽駒ヶ岳の山頂、背後には宝剣岳の凛々しい姿。<br>そういえば、夏に登った時はガスが濃くて、ちゃんと眺めることもなかったなぁ。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/c5b204d08a354ff898154f11ee1ece5b/20231229_11_43_14_39.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>中岳からは一旦、雪+岩の斜面を少し降りて登り返します。<br>後ろに映り込んでくる宝剣岳の存在感。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/8c512b5991604726a6bc80a07afb38d0/20231229_11_43_28_40.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>それにしても見事な景色が続きますね。<br>レンズを望遠いっぱいまで回して、南側を向いて一枚。<br>奥の方に映るのが空木岳かな？</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/763966a2f01d44ffaa778d16973a9216/20231229_11_46_22_41.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>最後の登りは意外と急で、アイゼンを履いて登るのがちょっとしんどかったですが、登り切りました。<br>木曽駒ヶ岳山頂、3000mまであと44mというところまでやってまいりました。</p><h2 id="hacb37d4df4">木曽駒ヶ岳山頂〜千畳敷駅</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/17a28e68dd5e4891a9dabf3d9e9db23d/20231229_11_49_17_43.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>雪は少なめですかね、海老の尻尾もまだ全然育ってはいません。</p><p>ちょうどお昼頃なので休憩がてら、山頂をぐるっと周遊。<br>ついでにお昼ご飯も食べちゃいます。<br>標高3000m近い山頂、どれくらい寒いかというと……。<br>なんとこの日は風がほとんど吹かず、休憩中はグローブを外しても問題ないくらいの気温。<br>マイナス一桁とか、それくらいだったんじゃないでしょうか。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/a0ba455410564edd846038f7b750300c/20231229_12_05_37_50.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/bbc23797179f4bd09dc8387e9c6c7cc9/20231229_12_02_47_46.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/3a6b2b4765b64536aa12fea3b4a6d6d3/20231229_12_02_08_44.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/e4bcee7778854ac2b2d718d39bab02a5/20231229_12_03_34_47.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>中岳の方で既に堪能したような気もしますが、やはり山頂からの景色は見事ですね。<br>前回登った時はここまで晴れてはくれなかったので、なんだか新鮮な気分。<br>やはりまだまだ雪は少ないようですが、岩山はこれくらい地肌が見えていた方が、荒々しさが伝わってきて良いかも。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/4eda02c19d774125bfa5c926de2d2a19/20231229_12_10_07_52.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/9e7681ee976142b3937921adc6e20bef/20231229_12_14_13_53.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/5c7ceb2dd7ae46ee890a27e44972c549/20231229_12_25_52_58.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/5b35fc15964347038501993a6acd1349/20231229_12_28_50_59.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>名残惜しいですが、山頂の景色も堪能できたので下山することにします。<br>時間にはまだまだ余裕がありますが、雪壁の降りにどれくらい時間が掛かるか予想できませんし、何より以前登った時は帰りのロープウェイの待ち時間が凄かったので。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/d4b78717eb0d4626bd0eb007b4826fa7/20231229_12_34_05_61.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>こうして見ると、中岳の方がなんかとげとげした感じ。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/3bb55336d3b148bca4e51e0759ee8bc5/20231229_12_46_40_63.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/27ff0c1ffc1243caa010f9df706c3260/20231229_12_51_24_64.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/546465a6eac54b5c944b4086e050f9d6/20231229_12_54_03_65.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/73580a92881b4554a684e0ca47d679ca/20231229_12_55_54_66.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>そして宝剣岳の存在感。<br>登ってる人いますね……。<br>空木岳に行こうと思ったら、私もここを経由することになるのかな。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/3ac5e8da50b44376893687d00f239afc/20231229_13_06_39_67.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>時間に余裕はあるので、あちらの方も少し歩いてみたい気持ちはありますが……。<br>やっぱりロープウェイの待ち時間がトラウマなので、寄り道せずに帰ることにします。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/5d7ac25f64e142dab03830bc43957db5/20231229_13_09_56_71.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>ほら、ここを降りるのめっちゃ時間掛かりそうですし。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/6b01206276d347948b265cfcabb06e85/20231229_13_11_31_72.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>と思ったけど、実際に降りてみるとそんなに時間は掛かりませんでした。<br>こんな感じで斜面に対して斜めに踏み込んでいけば、ずるずる滑ることもなく降りられます。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/fcda0f655a0547728876c80bed619e90/20231229_13_32_38_74.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>一番急なところを抜ければ気分も楽。<br>どの踏み跡で帰ろうかな、そんなことを考える余裕も出てきます。<br>ちなみに一番右のルートを通ったら踏み抜きまくりでした。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/63d00e1110e741008e9f08631315a648/20231229_13_40_46_76.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>でも、そんな道も歩くと楽しいんですよ。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/d5aa25a101704933842db3e1f2f7ee6f/20231229_13_42_26_77.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>ロープウェイ乗り場まであともう少し。<br>まだまだ余韻に浸りたい気分ではありますが、そろそろ今回の山歩きもお終い。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/24778b673e0e4c60aac111cbd217ba0b/20231229_13_47_28_78.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>さらば木曽駒ヶ岳、今回も楽しかったよ。<br>雪壁さえ登ってしまえばアップダウンも少なく、今日のように天気が安定していればかなり楽しめる山だと思います。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/86d3cceb94084c569008a3cec2e84f49/20231229_14_03_24_80.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>朝は逆光でうまく撮れなかったので、帰り際に一枚。<br>日も傾いてきましたね。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/9856709c26834d3f9dde21192450e9f1/20231229_14_23_08_82.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>さすがにロープウェイは、夏の連休よりは混まずに乗ることができました。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/e74dba5e98a24b01b77d804ffea47cb9/20231229_14_43_15_85.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/380b5f7a7acb445ea02b76c1f97051a7/20231229_14_43_07_84.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/336a09e4a2c646a88e211a4d3dcb0d88/20231229_14_44_58_87.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/82aedbc23fa84f5992405e36d197d55c/20231229_14_44_02_86.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>余韻に浸りながら、ロープウェイで降りていきます。<br>麓まで降りる頃には日も沈みかける時間帯。<br>さすがに駒ヶ根でまた遊んでから帰るほどの余裕はなさそうです。</p><p>というわけですずらん通りBSで下車してから、駒ヶ根BSで高速バスに乗り継いで首都圏に戻りました。<br>うーん、やっぱりバスの方が楽かな……（笑</p><h2 id="h8d78e14043">感想</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/9f7d3dc553584e2abac272a79aa69fb4/20231229_12_18_10_55.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>標高3000m近い厳冬期のアルプスの山への初挑戦でしたが、天気に恵まれて快適な山旅になりました。<br>ガス気味だった前回のリベンジにもなって、かなり満足です。<br>さすがに厳冬期に、これ以外のアルプスの山々に登ることは私の技術ではできませんが、そんな私でも登らせてくれる木曽駒ヶ岳。<br>とは言え雪崩の危険性も高い山なので、登るなら今回のように雪がまだ少ない時期の方が良いのでしょう。</p><p>こんな山で一年を締めくくれて、念願の白馬岳に裏銀座縦走もできて、2023年も良い山歩きができました。<br>この調子で2024年も初っ端から雪山登っていくぞ！と覚悟を決めたのはいいのですが……。<br>先述の通り、タイミングが合わずどこにも登れずに終わってしまったんですよね。</p>

【中央アルプス】木曽駒ヶ岳：厳冬期アルプスへの挑戦

<h2 id="hed0469d4e4">正丸駅〜伊豆ヶ岳山頂</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/0beaeb86487343b49bf8ed96dbe54862/20231125_09_41_47_01.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>2023年の11月末、紅葉登山の締めくくりにと奥武蔵の伊豆ヶ岳へ。<br>前回の茅ヶ岳でだいぶ満足してしまいましたが、まだまだ関東の紅葉は終わっていません。<br>1000m未満の山の紅葉は、もうすぐ12月というこの時期でもまだまだ見頃です。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/18ab872e929e47de897c1e7b6cdd334f/20231125_09_58_06_01.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>奥武蔵の紅葉といえば関八州見晴台のイメージだったのですが、実は伊豆ヶ岳も良いらしい。<br>そんな噂を聞いたのは2022年だったか。<br>残念ながら聞いた時点で見頃は過ぎてしまっていたので、1年待っての伊豆ヶ岳再訪になります。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/9cd30a7a07df418a81544f188997a30c/20231125_10_28_55_05.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/3a4679cdfa0b463c8069ad1db8ec888e/20231125_10_28_55_05.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>伊豆ヶ岳は正丸峠からの尾根道が好きなのですが、今回のメインはそこではないのでちょっとショートカット。<br>正丸峠を経由せずに直接五輪山、伊豆ヶ岳を目指します。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/01d2ca777ba74646905a8f71e878b37c/20231125_10_32_44_06.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>まずは五輪山へ。<br>展望もない、樹林帯の中のありふれた山なのですが、なぜか写真映えする雰囲気なんですよね。<br>何もない山ですが、割と好きです。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/7a64580e1d7c41fd9f6547618cd90e40/20231125_10_34_05_07.jpg" alt="" width="1707" height="2560"></figure><p>有名な鎖場も今回はスルー。<br>以前は登る場合は自己責任で、という感じでしたが、今は立ち入り禁止に近い雰囲気になっているような気がします。<br>あの鎖場を歩けなくなる日も近いのかも……？</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/468c425735e14335a30ca26ae1c87147/20231125_10_41_25_08.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>女坂の方から山頂へ。<br>伊豆ヶ岳の山頂の紅葉は……うーん、そこまできれいでもない、かな？<br>紅葉というよりは枯れ葉ですね。</p><h2 id="h64c5b2e9d7">伊豆ヶ岳〜子ノ権現</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/c88669127b0941b1997bd220d8e217a8/20231125_10_43_48_10.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>美しい紅葉は一体どこへいってしまったのか？<br>……実は、伊豆ヶ岳の紅葉と言いつつ、本命はこの山頂を越えた先なのです。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/c045e4a8383f4b6daccf60118446450c/20231125_10_55_17_13.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/09740a8fb0ff43468ca6ac69cb870773/20231125_10_52_00_11.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/34e792f7b2d448c5bcde3f2b6f19d841/20231125_10_56_44_15.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/1b5899e71e3d4cf083179a5d9b0aee4e/20231125_10_58_51_16.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>子ノ権現方面へと斜面を降りていくと、いよいよこの伊豆ヶ岳の紅葉が始まります。<br>一面に広がる真っ赤な木々。<br>ここまでの紅葉は、低山では珍しいかも。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/66baa3d9d850416792c948d6badd0dd9/20231125_11_01_48_21.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/6c5dd63bf957454f82fff52b2f657a77/20231125_10_59_35_17.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/a51db45b131a402d84a5d6760a6b040e/20231125_11_00_02_18.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/d73a0a3e244144c1a258ab386344bb0b/20231125_11_02_54_22.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>もう既に見たかったものを見られて満足なのですが、この山の紅葉はまだまだこれからが本番。<br>10分ほど歩いた先にある次のピーク、古御岳へと進みます。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/8b9d9ccd7a4c4b40a9cb6228a8a6a955/20231125_11_13_43_23.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>今回の本命はこちら。<br>先ほどの伊豆ヶ岳の紅葉も見事でしたが、古御岳の山頂から南側の斜面に広がる光景が、今回歩いた道の中では一番きれいかも。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/2042fbccd3444c09873220bceb4ec97c/20231125_11_18_00_27.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/8c6cd65738a84f81801b1ac88c1702e9/20231125_11_16_31_25.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/a3f24d6a614b4801903aebd4d8d8bbdc/20231125_11_20_21_30.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/1de017dce37d4fe98e24ce9956820aa0/20231125_11_24_51_34.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>都心から比較的近い低山で、ここまで赤が広がる山は他にあまり思い浮かばない。<br>高尾山や大山あたりは赤い紅葉の見られる山ですが、あまり人の手の入っていなさそうな伊豆ヶ岳がそれらに並ぶというのは意外ですね。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/8ee3ae8654b7402e89fa5c48f8536a77/20231125_11_43_09_36.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/1d90a25306bf40cc82f77736e5d4afff/20231125_11_44_27_37.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/5de006957fcf4b019f8dfcd8e5731f85/20231125_12_17_32_42.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/3f034cdf434944688d40680cd73cdc6b/20231125_12_18_55_43.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>古御岳を越えると、紅葉はひと段落。<br>子ノ権現へと続く長い尾根道が始まります。</p><p>このあたりは紅葉もあまり見られないので、今回は省略。</p><h2 id="h59e425dd39">子ノ権現〜秩父御嶽神社〜吾野駅</h2><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/da1ddd4f9d744595bce17f3974f1678d/20231125_13_13_41_47.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/446e836cded34e50895e2957d34b7949/20231125_13_09_43_45.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/513456ee974840088d085fd5743515e8/20231125_13_11_57_46.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/91764be4f61b40b5be50b2db0fba4cb3/20231125_13_15_51_49.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>子ノ権現まで歩くと紅葉も復活。<br>やはりある程度人の手が入っていた方が紅葉は映えますね。</p><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/627156ea59f6410f8906bbeb61915184/20231125_13_18_24_50.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>おそらくほとんどの人は、子ノ権現を越えたらあとは吾野駅へと歩くだけ、だと思うのですが。<br>今回は秩父御嶽神社にも寄ってみたかったので、ここから波線ルートを使って直接秩父御嶽神社へと下山してみます。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/17f847d155994292ace6666db6df241b/20231125_14_14_40_52.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/54f1319f411548c49867837ecece8e67/20231125_14_17_45_54.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/2e87f047f29640aebdced87fb4460dc0/20231125_14_15_03_53.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/99e33aa5b5ec4c9ba832557d340f3c7f/20231125_14_27_07_55.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>さすがに波線ルートは、ちょっと歩きづらいですね。<br>秩父御嶽神社に続くなら大したことはないのかな、と思っていたのですが。<br>踏み跡もないくらい、とまではいきませんが、あまり手の入っていない雰囲気。</p><table><tbody><tr><th colspan="3" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/25ab9d88a62a4e0c83dfe61e32cbab1a/20231125_14_46_47_57.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></th></tr><tr><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/53e961b607774776a63048528b23e5ca/20231125_14_35_27_56.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/989252e5420049138ac2d5d420d8a2af/20231125_14_47_58_58.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td><td colspan="1" rowspan="1"><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/09244d0a4969461c958234ef65764ff8/20231125_14_49_28_59.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure></td></tr></tbody></table><p>というわけで、伊豆ヶ岳と秩父御嶽神社の紅葉を同時に楽しんじゃおう、という目論見でしたが、これはちょっと失敗だったかな。<br>それなりにロングコースなので、秩父御嶽神社に着いたのは夕方。<br>以前来た時は朝だったので気になりませんでしたが、夕方に来るとちょっと暗いですね。<br>先に伊豆ヶ岳の紅葉を見ていると、光不足のこの時間ではちょっと見劣りするかも。</p><p>まぁ、ここまでの紅葉狩り登山でだいぶ満足していたので、不満はないんですけどね。</p><h2 id="h8d78e14043">感想</h2><figure><img src="https://images.microcms-assets.io/assets/047b05a376384d36949312d872026fd5/5215fb87b6da4009a4c011828344a5fd/20231125_11_21_23_31.jpg" alt="" width="2560" height="1707"></figure><p>というわけで、茅ヶ岳に続いていい意味で裏切られた伊豆ヶ岳の紅葉でした。<br>良いとは聞いていましたが、まさかこれほどとは。<br>局所的には、有名な牛ノ寝通りにも負けないくらいの見事な光景。<br>関東に住んでいるなら一度は紅葉の時期に登ってみた方がいい、というくらいお勧めです。</p>

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