【富士外輪】石割山〜大平山:富士を眺める尾根歩きの山
2022年01月16日2023年09月25日登山:富士・御坂
登山情報
GPSログ
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コース情報
- 標高
1413m
- 標高差
424.0m
- 累積標高(登り)
594m
- 累積標高(下り)
587m
- 行動距離
11.58km
- 行動時間
3時間02分
- コース定数
15.2
アクセス
往路:~JR東日本 新宿駅 > 富士急行バス 富士五湖~新宿線 平野バス停
復路:富士急行バス 富士五湖~新宿線 富士山山中湖バス停 > JR東日本 新宿駅〜
首都圏では直前に降雪もあったのですが、山の方は期待できるほどの積雪ではなかったようで、ならば半端に雪の残る関東よりも、少し遠い山梨の方が楽しめるかも、と思ってのチョイスです。
平野バス停〜石割山
10時過ぎにバス停に到着という、かなり遅めのスケジュールで始まった石割山〜太平山登山。
着くのは遅いですが、バス停がそのまま登山口のほぼ最寄りになっていて、しかもバスを降りたところにはコンビニと公衆トイレ。
ほとんどこの山に登るためのバスのようなものです。
平野バス停から歩くこと約15分、石割神社前社へとやってまいりました。
今回の登山ではここが登りのスタート地点になります。
事前の情報で掴んでいた通りではあるのですが、とにかく階段を登る山。
石割神社前社から山頂手前の石割神社奥社まで、誇張でも何でもなくほぼ全てが階段というクレイジーな山です。
予想通り雪はほとんど溶けていましたが、階段の日陰の部分は残った雪が凍っていて滑りやすいので要注意。
冷たいですが、手摺りを掴んで一歩一歩確実に登っていきたいですね。
長い階段を越えれば、もう階段はありません。
かなり標高を稼いでいるので、あとはほんの少し登るだけ……と、この時は思っていたのですが。
意外と距離がある。
いや、階段を登っていたのはたったの10分程度なのですが、それが長く感じられたので……。
よく整備された道を歩いて、石割神社奥社に到着。
真っ二つになった岩の間を通るアトラクションとかがあったりします。
三回通ればご利益があるらしいですが、そういう信仰心はあまり持ち合わせていないので一周だけ。
不浄な者は通れないとのことですが、結構狭いので不浄でなくても太っていると通れないかも……。
ザックを背負ったままではダメでした。
そして山頂へ向かいます。
実はここから先が結構曲者でした。
それなりに急な斜面+足元がぬかるんでいて、何かを掴みながらでないと登りづらい。
幸い、掴める木の根はあるのでそれを頼りに登っていきます。
植生は笹が中心で、割と見晴らしは良いんですけどね。
ぬかるみに苦戦しながらも石割山のピークに到達。
山頂は広々としていて富士山方面の見晴らしがよく、休憩にもちょうど良さそうな感じでした。
ベンチがないので、ここで休憩する場合は折りたたみの椅子があると良いと思います。
多少雲はありましたが、期待していた富士山の展望もバッチリ。
石割山〜太平山
お腹が空いていたので石割山で早めのランチを済ませて、次の平尾山へ。
石割山〜平尾山間は樹林帯で展望も良くはないので、さっと駆け抜けてしまいたいところです。
こちらも若干ぬかるんでいるので足元には要注意。
ほとんど登り返すこともなく、あっという間に平尾山。
アップダウンがないので20分ほどで着いてしまいました。
石割山と太平山に挟まれて、あまり話題に挙がらない平尾山ですが、ここも富士山はよく見えますね。
続く太平山へは……なんか車道とか階段が見えるような気もしますが……まぁ、気にせず進むことにします。
案の定、階段でした。
石割山も大平山も、登りはほとんど階段ですね。
でも、階段を登り切ったあとの尾根道歩きは見晴らしも良くて、なかなか気持ちがいいです。
メジャーなのはどちらかというと石割山の方ですが、大平山の方が登山としては面白いんじゃないかという気もします。
しかし最後はまた階段。
今日はほんと階段が多いですね。
というわけで太平山。
こちらも見晴らしが良い上に、ベンチもあって休みやすいですね。
富士山が雲に隠れてしまったので、切れるのを期待してここで少し休憩。
その間にそれ以外の景色を撮ってみたり。
なんかあっちの山も面白そう。不老山〜三国山あたりでしょうか。
とかやっていたら雲が切れてくれました。
快晴とまではいきませんが、これだけ晴れてくれれば御の字。
富士山撮影ミッションも完了したので下山します。
大平山からは山中湖にまっすぐ降りることもできますが、その場合バスを使うか延々車道を歩くことになってしまうので、飯盛山方面を歩いて大平山ハイキングコース入り口経由で富士山山中湖バス停を目指すことにしました。
ここから先は樹林帯歩きで展望も良くはないので写真のみでダイジェスト。多少のアップダウンはありますが、いずれのピークも小粒なものです。
山中湖まで降りたところに大出山入口バス停があるのですが、本数も少なく、また歩いてもそこまで時間が掛からないので、山中湖沿いを歩いて富士山山中湖バス停へ。
また雲を被っちゃった富士山や、湖畔が凍っている山中湖を見ながらのんびり歩きました。
途中、餌を求めて集まっている白鳥?を写真に撮ってみたりもして。
富士山山中湖バス停から少し歩いたところに温泉があったので寄ってみました。
それが紅富士の湯というところで、入ってみて気づいたのですがゆるキャンの聖地だったんですね。
そういえば山中湖でキャンプする時に、富士山の見える温泉に入る場面があったなぁ。
紅富士の湯からもバスで河口湖駅などに行けるのですが、歩いて富士山山中湖バス停に戻った方が楽かなと。
時間帯にもよりますが、富士山山中湖バス停も新宿に向かう高速バスの停留所なので、そのまままっすぐ帰ることができます。
この日はかなりタイミングがよく、温泉に出てゆっくりバス停に向かったらちょうどいいくらいの時間でした。
振り返り
そんなわけで再び富士外輪。
行きも帰りも移動が楽なので、最近ちょっとしたマイブームになりつつあります。
といっても他に登っていない山は……黒岳、竜ヶ岳くらいでしょうか?
竜ヶ岳はダイヤモンド富士が有名なので、麓でキャンプして日の出前に登るのをやってみたいですね。
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