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【東北】飯豊山縦走:公共交通機関を使い、初夏の飯豊山を歩き通す

2025年01月23日2025年01月23日登山:東北

登山情報

GPSログ

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コース情報

標高

2102m

標高差

1692.0m

累積標高(登り)

2726m

累積標高(下り)

2665m

行動距離

31km

行動時間

19時間54分

コース定数

74.0

アクセス

往路:~JR米沢駅(夜行バス)~JR米沢線 今泉駅~JR米沢線 小国駅(代行バス)~小国町町営バス 飯豊山荘
復路:喜多方市 飯豊山登山アクセスバス 川入BS~JR磐越西線 山都駅~

初日:飯豊山荘〜梅花皮小屋

今までに歩いた山の中で一番しんどかったのはどこだろうか?
裏銀座縦走、あれはキツかった。北アルプスの極上の登山道だったけど、コース定数はいまだにトップクラスだ。
薬師岳と黒部五郎岳を登ったのもキツかった。距離と累積標高は裏銀座縦走以上だった。
甲武信ヶ岳もまだ雪が残っている時期で、荷物が重くてキツかったなぁ。

でもこの山行を経て、一番キツかった山はどこかと訊かれたら、即答するだろう。
それは飯豊山だ、と。

というわけで2024年の7月、海の日を含む3連休。
そこに予備日として大人の休暇をひとつ加えて、登ってきました。
東北地方の憧れの山のひとつ、飯豊山に。

飯豊山は公共交通機関でのアクセスが非常に難しい山ですが、夜行バスを使うことで公共交通機関のみで登山口へと向かうことができます。
一応公共交通機関を使った足がある、という意味ではアクセス難易度は高くないのかもしれません。

まずは夜行バスを使って米沢駅へ。そこからJR米沢線で今泉駅まで向かい、小国駅までは代行バスを使用。
そこから小国町町営バスで飯豊山荘まで向かう……のですが、小国駅で小一時間ほど待とうとしたところに、先ほどの代行バスに同乗していたからから声を掛けていただき、一緒にタクシーで飯豊山荘へと向かうことに。

正直、今回のルートで登山開始が1時間ほど早くなるのは非常にありがたい話です。
二日目の行動距離を考えると、可能であれば初日に泊まるのは門内小屋ではなく梅花皮小屋にしたいところ。
ですが、コースタイムを考えるとかなりの健脚でなければ厳しそう。
町営バスを使うよりも1時間早く行動開始できるのであれば、梅花皮小屋に行くことも不可能ではありません。

2024年の7月の連休、梅雨明け前後の微妙な時期でしたが、なぜか日本中の百名山のなかでここだけ好天に恵まれ、いよいよ念願の飯豊山に登ることができる、ということで気分の高揚を抑えることができません。

……この時の私はまだ、飯豊山の恐ろしさを知らない。

飯豊山荘からのルートはいくつかありますが、少しでもコースタイムを削れそうな梶川尾根の方を選択。
……のつもりだったのですが、うっかり石転び沢方面へと少し進んでしまい引き返し。
さすがに飯豊山の雪渓ルートをソロで歩く勇気はありません。

しかしこの梶川尾根、きつい!
森林限界を迎える梶川峰までの標高差は1300m、それもスタート地点は410mと、7月に登る山の標高ではありません。
そして序盤からいきなりの急登。わずか4kmほどの間にこれだけ登るのは、ちょっと今までにあまり経験がないかも……。

初日は曇り、途中で小雨も降る空模様でしたが、日差しが遮られようが蒸し暑いことは変わりません。
幸い、途中の水場で給水できましたが、それがなければ乾涸びていたかも……。
2.5l担いで登ったんですけどね、それでも足りない。

水場を越えてもまだまだ先は長い。
本当に厳しい急登です。

途中で雨にも降られてレインウェアを着たりしながら、なんとか梶川峰へ。
ここまで来ると森林限界を迎えて飯豊山の稜線も見え、遠くに梅花皮小屋も見えて、ようやく飯豊山に来たのだという実感が湧きます。
ガスガスの空模様ですが、このルートなら登っている間はあまり空も見えないので、翌日以降の晴れが確定しているのであれば初日の天気は割と何でもいいと思います。

と思っていたら、ちょっと雲が薄くなって、時々青空も見えてきた。
あれ?これってひょっとして結構運が良いのでは?

……と思っていたのですが、気づいてしまいました。
膝に違和感がある。
あまり運動していない状態で長時間山に登ると膝に痛みを感じることがあるのですが、まさかいきなり初日から出るとは。
しかもこの時は、飯豊山を目指してそれなりに身体を動かしていたというのに。

これが飯豊山ですか……。いきなり洗礼を受けました。
登山口から梶川峰までの標高差は1300mですが、稜線に出るまでにはそこからさらに約200m登りますからね。
こんな山、今まで登ったことがない。

今からまた降りるのは不可能なので、とりあえず稜線へと取り付いて最初のピーク、胎内山を経由して門内小屋を目指します。

胎内山から少し降りればすぐに門内小屋。
ここでようやくザックを降ろしてコーラを購入、少し長めの休憩を取ります。
8時半に出発して到着は14時を少し過ぎた程度。

今日はここで泊まってしまおうかなぁ、と思いつつ小屋番の方とすこしお話。
この時間なら梅花皮小屋までは余裕でしょ、頑張りなさいとのことで(笑
膝の痛みはありますが、正直なところ飯豊山荘方面へと降りるとむしろダメージが増す気がしたので、稜線を歩きながら回復させて、縦走し切ってしまった方が良いかなと判断。
膝が痛むと登るよりも降りる方がキツいので、後から思い返しても飯豊山荘方面に1500m降りるのは避けて正解だったと思います。

この頃には時折青空から陽の光も差し込み、初夏の日差しを感じるほどに。
門内岳は小屋から数分のところだったのでほぼ素通りでしたが、続く北股岳では腰を下ろして他のハイカーの方としばらく話をしてみたり。
しかしこの飯豊連邦、7月でもまだ山肌に雪の残る光景や、東北らしい笹の稜線、山深さゆえのスケールの大きさなど、他の山では見ることのできない景色が広がって、何というか……凄いですね。
個人的にはハイマツの茂る北アルプスの白馬周辺がナンバーワンなのは揺るぎませんが、この山域もそれに負けないくらいテンションの上がる稜線ではあると思います。

北股岳で休んでいる間にだいぶ雲も切れて、青空と飯豊の山々のコントラストを楽しめる天気になってきました。
初日の天気にはそこまで期待していなかったのですが、稜線に上がってこの景色を見られるのはやはり気持ちがいいですね。

北股岳から降りると本日のゴール地点、梅花皮小屋が見えてきました。
この壮大な山のスケールと、その間にちょこんと立っている避難小屋。
この対比が飯豊山の北側を一番表している景色のような気がします。

というわけで、梅花皮小屋で今度こそゴール。
連休のタイミングでしたが人も少なく、1階をほぼ貸切にしてゆっくり休ませていただきました。
ちなみに梅花皮小屋の水場は、それはもうとてもすごくすごい水の量です。
北アルプスの太郎平キャンプ場の水場は油断しているとびしょ濡れになるほどの勢いでしたが、それにも見劣りしないくらいの凄まじい量。
不足しがちだった水分をここで一気に補給させてもらいました。

小屋からの眺めも良くて、これ明日登るのか……という若干の不安もありつつも、飯豊連邦の自然のスケール感を存分に味わい尽くして寝るのでした。

ちなみに、当初はテント泊縦走するつもりで(ULですが)テントを担いできたのですが、梅花皮小屋が空いていたので小屋泊に切り替え。
混んでいたらまた別の感想だったかもしれませんが、飯豊山はテント泊で登るよりも小屋泊の方がいい気がします。
特に今回のルートで登る場合、初日は門内小屋と梅花皮小屋のふたつの選択肢がありますが、二日目はほぼ切合小屋くらいしか選択肢がありません。しかしその切合小屋も、テン場は広そうに見えて快適に張れるスペースはあまり多くはないため、色々と制限が厳しいと思います。
多少詰め込まれることになるとしても避難小屋に泊まってしまった方が、このキツい山を少しでも楽しく登るには良いのではないでしょうか。

二日目:梅花皮小屋〜御西小屋

二日目。今回の山行の一番のロングコースです。
景色を目に焼き付けておきたかったのでどこかの山頂で日の出を迎えることはしませんでしたが、足のダメージを考えるとまったく油断できないので、ほぼ日の出と同時に行動開始。

飯豊山を縦走してみて、どこが一番印象に残ったか振り返ってみると、この梅花皮小屋からメインルートに取り付く御西小屋までの間だったような気がします。
その道を歩いている間が、飯豊山の本山から大日岳へと続く稜線の美しさを一番感じられる瞬間ではないでしょうか。

しかしこうして見ると、広いというかデカいというか……遠いですね(笑

登山道の脇にはいたるところに高山植物が。
夏山の象徴でありつつ、8月のハイシーズンの頃には旬を過ぎてしまうものが多いんですよね。
ちょっと期待しているイイデリンドウは見られるのでしょうか……?

しかしこのルートは他のルートと比べて残雪が多いのがネック。
この写真の残雪、全部歩かされます。
距離的には短く、また平坦なのでチェーンスパイクを付けるほどでもないかな……という感じではあるのですが、うっかり足を滑らせると無事では済まない。この年は雪が少なかったこともあり、特に判断に悩む状態でした。

そしてついにヤツと遭遇。熊です。
これはだいぶ距離が離れてから撮りましたが、最初は登った目と鼻の先にいたので血の気が引きましたよ。
すぐに身を隠しましたが、咄嗟に遭遇すると気づかれないように祈ることしかできません。

あとから小屋の方に聞いたら、この時期の朝は毎日いるよ、とのことでしたが……(笑
残雪の淵に生える草花を食べに来るのだそうです。
ちなみに、熊は匂いが強烈なのでわかりやすいという話を耳にしたことがあったのですが、全然そんなことはなかったですね。他の山域ではどうなのかわかりませんが、この時はほぼ無臭で、まったく気づきませんでした。

天狗の庭付近まで来てみると、飯豊連邦最高峰の大日岳がよく見えました。
大日岳にも登る予定だったのですが、さすがにそれは諦めました。
膝のダメージからコースタイムよりやや遅いくらいのペースで歩いているので、二日目は少しでも三日目への余裕を作るために、当初予定していた切合小屋ではなく三国岳避難小屋へ行くことを優先することに。

というわけで、御西小屋に到着です。
ここでようやく一息入れることができました。
梅花皮小屋からゆっくり歩いて4時間弱、この間小屋はないのでゆっくり休むのは難しいですからね。

御西小屋で少し他の登山客の方と会話しつつ、先ほど遭遇した熊の情報を提供したり。
聞いたからといってどうにかなるものではないかもしれませんが、警戒できるだけでも違ってくるかもしれません。

二日目:御西小屋〜三国岳避難小屋

大日岳に後ろ髪を引かれつつ、未練を断ち切って本山を目指します。
ひとつ言い訳をするとこのルート、今回は足のダメージもありましたが、先に大日岳に登ったら、本山に着く頃にはガスってしまわないだろうか……?という不安と戦うルートでもあります。
山の天気は変わりやすく、しかもここは東北の山。
特に初めて登る場合、大日岳まで踏破することを優先するのか、青空のもと本山を迎えることを優先するのか、迷ってしまうかもしれません(笑

さて、御西小屋から本山までの道。
さぞかし美しい光景が広がっているのだろうと期待していたのですが、正直な感想としては「意外と普通」でした(笑
至る所に花が咲いていて、きれいな景色だったのは間違いないのですが、それまでの道が良すぎたので……。
本山までの登りをてくてく歩いていく、そんな道なので、やはり個人的には主脈を眺めながら歩く先ほどまでの道にはかなわないなぁと思ってしまいます。

イイデリンドウはどこに咲いているのだろう、目を凝らしながら歩いてみましたが、よくわかりませんでした。
1枚目がイイデリンドウでしょうか?私にはミヤマリンドウとの区別がつかず、最後までわからずじまい。
大人しく小屋の方に聞いた方がいいと思います(笑

そしてようやく本山の山頂へ。
大日岳はスルーしましたが、ここが本山なので飯豊山に登ったと言っていいでしょう。
一生に一度は登っておきたかった山、2024年に登ると決めた最大の難関。
なんとか、晴天の飯豊山に登ることができました。

本山小屋のあたりでちょっと休憩。
御西小屋からは小一時間登る程度なので、そこまで疲労が溜まるようなものでもないのですが、本山小屋のご主人との会話がちょっと盛り上がってしまったので、ついでに少しここで足を休ませることに。

ちなみに、飯豊山の山小屋はストック先端のカバーに煩いとか、熊鈴に煩いとかいう話はよく耳にするのですが、確かに本山小屋あたりからは確かにそうかもしれません。ご主人も何度か声を掛けていらっしゃいました。
まぁ、この時期の飯豊山でストックのカバーを外す機会はないでしょうし、この時間帯に熊鈴を鳴らす必要もないでしょうから、ごくごく真っ当なことを指摘されているだけなのですが。

ちなみに、テン場は圧倒的に本山小屋のものが広かったです。
水場もあり張れる場所も多いので、飯豊山のテン場の中では一番快適かもしれません。
今回とは逆、川入BSからピストンして大日岳へと登る場合の二日目の拠点として使うのが良いのかも?

さあ、ここからは降り道。
……と思いきや、こうして見るとアップダウン多くないですかね?

いや、ここからが本当にキツかった。
二日目の距離が一番長かったことに加えて、ここから降りメイン。
膝の痛みが出てきてしんどいし、鎖場や岩場もあるし、標高が下がってきて森林限界感も薄れてくるし、だんだんガスってくるし……と、気力だけでなんとか進む感じ。

というわけで、ようやく切合小屋。
疲労感が結構溜まっていて、当初の予定通りここでテントを張ってしまうことも考えたのですが……。
テン場は空いているように見えて、端以外は傾斜があって張りにくく寝にくい場所。二日目の寝床としては、この日はちょっと厳しそうな気がしました。
時間的にも次の小屋を目指せる時間だったので、頑張って三国岳避難小屋を目指すことに。

うん、でもやっぱキツいよ、この道。
全然平坦じゃないし、標高を下げる道のはずなのに小刻みに登り返しがあるし。
往路の梶川尾根はひたすら登り続けるしんどさがありましたが、こちらから登ってもアップダウンの連続でしんどそう。

というわけで、なんとか三国岳避難小屋に到着。
この日は他の山域が悉く悪天候だったことも影響してか、避難小屋は満員状態。
この小屋は空いている……と聞いていたのですが、予約しなきゃダメだと怒られてしまいました。
避難小屋を予約というのも不思議な話ですが、これも山のおやじのジョークのひとつでしょうか。

ちなみに17時頃に着いた方は本当に怒られてました。
まぁ……それは、仕方ない(笑
でもこの日は本当に、今までにないくらい混んでいたようで、もしかしたら切合小屋は満員で泊まれなかったのかもしれません。

三日目:三国岳避難小屋〜川入BS

最終日、あとはバス停へと降るのみ。
この時の私のコンディションでは切合小屋では朝イチのバスに乗るのはほぼ不可能でしたが、三国岳避難小屋からなら余裕を持って降りられる。
というわけで、起床時間になったらすぐに行動を開始します。
三国岳避難小屋には起床時間というものがあり、それより早く起きてはいけない。どうしてもという場合は小屋番に相談してくれ、とのことだったのですが、朝起きてみたら周りに誰もいませんでした(笑
みんな相談したのだろうか……?

ここまで来たらあとはひとつのピークも登ることなく降りるのみ……なのですが。
飯豊山の降りなので、まったくもって油断できない……。

しかも小屋から降ってすぐのところに、剣ヶ峰という飯豊山一番の難所が待ち構えています。
二日分の疲労が溜まったところに鎖場の降り、一番嫌なシチュエーションだなぁ……。
この先危ないからカメラ気をつけろよ、と小屋番の方に声を掛けていただき、最後に挨拶をしてから覚悟を決めて、降ります。

ちなみに小屋番の方、最初はうわぁ山のおやじだなぁと思ったのですが(笑)、飯食ったか?日が落ちる前に食っておけよ!など、何かと気にかけて下さったりと、いい意味でも山のおやじでした。

あ、この小屋からは剣ヶ峰を回避するルートもありますので、鎖場が苦手な方はそちらを選ぶのも手です。
公共交通機関の場合は予約が必要なので、直前でルートを変えることはできませんが。

小屋番の教えに従って、鎖場エリアではカメラ遊びはせず。
いや、無理ですってこの場所では。
鎖場の難易度自体は高いものではないと思うのですが、平べったい一枚岩の上を歩くようなシチュエーションに何度か遭遇するので、立ち止まっている時でも足元の警戒は怠ってはいけない場所だと思います。

その後は地蔵山への分岐の手前で折れて、下山ルートへ。

分岐から少し進んだところに水場があります。ここが最後の補給地点。
まったく遠慮しなくていいくらい大量に水が沸いていて、しかも冷たくて美味しい。
三国岳避難小屋の近くにも水場はありますが、剣ヶ峰を少し降りないと水場に辿り着けず、昨晩はとても汲みに行く気が起きなかったので、この水場はとても助かりました。
1リットルくらい飲んだかもしれない(笑

そしてここからが飯豊山の最後の降り。
覚悟して降りねば、と思っていたのですが、足を庇いながらでもあっさり降りてしまって拍子抜け。
急登もなく、横峰からは1時間半ほどでさっと降りてしまいました。
万全な状態であれば1時間くらいで降りられたでしょう。

下山するまでが登山。
登山口を見つけた時の達成感は、今までで一番でした。
まぁ、ここからまた少し歩くんですけどね……(笑

ここまでくればもう余裕。
朝イチのバスにも全然間に合う時間なので、のんびり歩きます。
舗装路がこんなに頼もしく感じたことは今までなかったかも……(笑

バス停すぐそばの飯豊山寄覧所館で時間を潰して、バスが来るのを待ちます。

そしてバスに揺られて山都駅へ!
長い長い、飯豊山登山が終わった瞬間でした。

二泊三日の飯豊山登山、下山したらやっぱり汗を流しておきたいところですよね。
朝イチのバスに乗ればいいでの湯で途中下車することもできますが、次のバスまでは少し待たなければいけません。
それに、朝イチのバス以外では降りてしまうとタクシー以外の選択肢がありません。
その場合、会津若松駅まで行けば駅から近いところに日帰り温泉があるので、そちらに寄るのが良いでしょう。

会津若松から郡山まではさらに電車で1時間ほど掛かりますし、郡山の駅前には銭湯がないので、そちらを逃してしまうと汗を流すチャンスがありません。
そうなるとだいぶ悲惨なことになるので、会津若松の日帰り温泉、富士の湯をお勧めします。

感想

飯豊山は噂通りの素晴らしい山でした。
7月でもまだ雪の残る、東北の美しい自然を堪能できるボリュームたっぷりの山。
ハイカーであれば一生に一度は登っておくべき、というのも納得の内容です。

ですが、二度登りたいかというと、ちょっと考えさせて欲しいかなあ(笑
今回のコースで登るのは一度だけでいいかな、と思う。
二日目、三日目はそこまでしんどいものではないのですが、初日がとにかくキツい。
大日岳に登れなかったのは心残りですが、今回でだいぶ満足したのでしばらくはいいかな。
天気も良くて、見逃したなぁという景色もありませんでしたしね。

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