弘法山:桜見登山
2018年04月07日2023年09月30日登山:丹沢・箱根

登山情報
GPSログ
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コース情報
- 標高
235m
- 標高差
177.0m
- 累積標高(登り)
248m
- 累積標高(下り)
252m
- 行動距離
5.05km
- 行動時間
1時間57分
- コース定数
7.7
アクセス
往路:~小田急小田原線 秦野駅
復路:~小田急小田原線 鶴巻温泉駅
さて。
今年は山で桜を見る、という決意でチョイスされている今年の山行。
幕山に引き続き、身内への登山布教のためのユル登山です。
都心の桜は既に散り始めていましたが、丹沢方面はまだ少しピークを過ぎた程度で見ごたえのある花見登山になりました。
今回の主催はふぁいすた兄貴。
山全体が桜並木といっても過言ではない、そんな弘法山をチョイスしてくれたナイスガイに乾杯。
秦野駅〜権現山

今回は午前9時に秦野駅集合、結構遅い時間に家を出ても余裕でした。
秦野というとヤビツ峠へのバスが出ている駅というイメージが強いので、集合場所のはずの改札前を素通りしてバス停まで向かおうとしてしまう始末。
……弘法山へは秦野から歩いて行けるんですよ。
秦野駅から川沿いを歩いて登山口へ。この日は結構暑くて、アンダーウェア+Tシャツ+フリースを重ね着していたら、登山口につくころには既に汗をかき始めているほど。
これはいかん、と登山口でTシャツ以外をパージ。そのまま帰宅するまでTシャツ一枚で済みました……。

序盤は階段をひたすら登ります。
階段といっても丹沢の延々続くあの階段ほどではないのでご安心を。
桜の時期ということで登山道は渋滞気味。我々もまた桜を求めて登る10人近い大パーティなので、ひとのことは言えません。

10分ほど登ると視界が開け、桜が出迎えてくれます。
このあたりで標高は200mちょっと。山の桜は遅いと言っても、この標高だと下界と変わりませんね。
それでもこのあたりは都心と比べてやや開花が遅いのか、散り始めているとはいえまだまだ見頃でした。
看板には浅間山とありますが……、地図には浅間峠と書いてありますね。

そして少し歩くと最初のピーク、権現山に到着。
こんな感じで広々とした、山というより公園のような感じでした。
都心の名所にも負けないくらい、といったらちょっと大げさでしょうか。
でも近くにコンビニのある酒くさい名所より、こういった落ち着いた場所の方が好きかな。
ちなみに権現山から弘法山付近はトイレも点在していて、急な腹痛にも安心。
とは言っても、高尾山のウォシュレット付きトイレにはさすがに敵いませんが……(笑

浅間峠から弘法山までは見晴らしも良いので、こんな感じで広角で撮ってもばっちり。

そうそう、こういう桜を見に来たんだよね。
今年はあっという間に咲いて、あっという間に散ってしまいましたが。今回の山歩きで堪能できたのでギリギリセーフかな。

ヤマビル注意の看板あり。このあたりには出るのかな……?
変な道に入らない限り出なさそうですが。
権現山〜弘法山

権現山から弘法山へは、舗装された桜並木を歩いていきます。
桜餅などを売る出店も出ていて、ふらっと寄りたくなってしまう雰囲気。

そうしてなだらかな道を、思い思いに桜を撮りながら歩いていったら弘法山に着きました。
ほとんど登りという登りもないですね。
弘法山の山頂は鐘楼と井戸が。
井戸といえばシャッターチャンスです。

弘法山〜鶴巻温泉駅

弘法山を過ぎたら桜は少し落ち着いて、のどかな里山へと様子が変わります。
ここから先は目立った登り返しもなく、ゆるやかに下山していくコースになります。

里山っぽい尾根道歩き。
やっぱりこういう道は落ち着きますね……。

時折蝶の姿も見られて、春の訪れを実感します。
低山は虫が多くなってきますが……、蝶とトンボは許せるかな?

地図上に吾妻山と書かれている付近でお昼休憩。
山頂っぽさは全然ありませんが、こちらも少し開けていて腰を下ろすにはちょうどいいポイントかも。
既に一等地は先客に取られた後でしたが、我々もここでお昼ご飯にします。
大きなレジャーシートを持ってくる猛者がいたり、しっかりと桜餅を(なんと人数分!)買ってくる勇者がいたり、クッキーを自作してくる女子力高い男子がいたり。
普段山メシといったら地べたに座り込んでカップラーメンを啜るくらいしかしない私には、ちょっと眩しすぎる光景ですね。
ブログとかではそういう光景を見かけることがありましたが、まさか私もそんな場に同席できるとは!
これは私も何か考えないと……いや、考えても餃子ぐらいしか思い浮かばんのですが。
さすがに山で餃子は焼きたくねえなあ……。

そして1時間ほどお昼休憩を挟んで下山。
まぁ、この吾妻山から麓までは10分くらいしか掛からないんですがね。
下山後、少し歩けば温泉があるのですが……。さすがにこの日は混んでいるとのことで止むを得ずスルー。
なんでも洗い場で行列ができるのだとか……(笑
そんなわけで鶴巻温泉駅で解散、空が暗くなる前には帰宅するのでした。
……途中でモンベル寄りましたけど。
振り返り
難易度で見ると高尾山よりも楽かも、というくらいの超ゆるふわ登山。
でも、いいんですよこれで。いつも汗にまみれながら登るだけが山じゃない。みんなで行く時はみんなで楽しく。
こんな感じのゆるふわ登山スポットを、今後もいくつか見繕っておきたいですね。
今回参加した友人たちが今後も山に興味を持ち続けてくれるかはわかりませんが、個人的に関東のアクセスしやすい低山のお勧めリストなんかを作ってみたいなぁとか思ったりして。
そして、今年は塔ノ岳と雪の大岳山以外は1000mにも満たない、本当に低い山ばかり登っているなぁと思ったので、そろそろ鈍った身体に鞭打つ山へと登りたいなぁとも思ったり。
そういえば一応、初詣で行った大山も1000m以上なんですよね……。あれも結構ゆるふわでしたが。
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