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【丹沢】大野山:夏と秋の境目

2020年10月11日2023年09月30日登山:丹沢・箱根

登山情報

GPSログ

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コース情報

標高

723m

標高差

609.0m

累積標高(登り)

624m

累積標高(下り)

662m

行動距離

10.08km

行動時間

3時間19分

コース定数

15.6

アクセス

往路:~JR御殿場線 谷峨駅
復路:JR御殿場線 山北駅~
ようやく半袖の季節が終わって、朝晩は肌寒さを感じるようになった先週末。 しばらく遠征が続いていましたが、そろそろ低山の季節だろうと思い関東の山へと行ってまいりました。 まだ紅葉には早いこの時期は、興味はあるけど、いつでも行けそうだから後回しになりがちな山に初挑戦するいい機会。 そんなわけで久々に丹沢方面へと行ってまいりました。

西丹沢のほぼ西の端に位置する大野山。
登山コースとしては比較的穏やかで、開けていて見晴らしの良い山頂は、数年前までは牧場だったのだとか。
これから始まる低山の季節に向けて、装備やら何やら、様子を見るのにちょうどよさそうだなぁということで、登ってまいりました。

谷峨駅〜大野山山頂

というわけで、やってまいりました谷峨駅。
今回も駅から徒歩なので色々と楽です。
ちなみにトイレは駅の中。清算する前に済ませましょう。

大野山の登山口へ行く途中の、有名な青い橋。

一度に渡れるのは10人までなのだとか。
確かに、団体さんが乗ると揺れて怖かった……(笑

しばらく一般道歩きが続きます。
彼岸花が咲いてましたが、旬の時期は過ぎたようで萎れ気味。
代わりに秋の味覚が足元に転がっていました。

民家の脇に唐突に現れる登山道。
このパターンは秩父の破風山を思い出しますね。

さすが神奈川県というか何というか。道はよく整備されています。
しっかり階段が設置されているのも神奈川県らしいですね。
丹沢といえば階段ですから。

丹沢の中ではそこまでメジャーな方ではないと思うのですが、非常に歩きやすい道。
足場がしっかりしているので事故とかの心配も少なそうです。

森林公園のような場所に出ました。
都夫良野頼朝桜というところらしいです。
どの季節に来てもいいかなあと思ってたけど、このルートは春に来るのが正解だったかな?

ここからは大野山の山頂も見えます。
見晴らし良さそうですね。

栗の実はあんなに色づいてたのに、どんぐりの方はまだまだ青々としています。

鉄塔を見つけたら撮らなければ。

歩いていくうちに、杉林を抜けて明るい登山道に出てきました。
先ほど頼朝桜のあたりから見たように、山頂付近の、木々のないエリアまで登ってきたんですね。

生憎富士山は雲を被ってしまってよく見えませんでしたが、富士や箱根の町や山がよく見えます。

しかしそれ以上に、ススキがすごい。
登山道を塞いでしまうのではないかと思うほど元気に伸びています。

こんな感じで。
藪漕ぎならぬススキ漕ぎが必要なほどではありませんが、すれ違うにはススキを分けて道を開ける必要がありますね。

こんな感じで、景色はとても良いです。
丹沢の山はどれも見晴らしがいいですが、大野山もまたロケーションがいい感じ。

そういえば山に行って空の写真を撮ることはあまりないなぁ、と思いつつ。
この日は視界も良好、気持ちよかったのでいくつか撮ってみました。

こちらは噂に聞く、山の上の牧場でしょうか。
関東とは思えない光景ですね……。

富士山はこんな感じで、いつまでも雲に隠れたまま。
ちょこんと山頂だけ見えていました。

ぐるっと巻いて山頂を目指します。
この景色もファンタジックというか、異国感のある景色ですよね。

山頂手前では丹沢の山々も見えました。
今年はまだ丹沢山くらいしか行ってないですね……。どうしても、丹沢方面は遠く感じてしまう。
多分、移動時間は奥多摩に行くのもあんまり変わらないと思うんですが。

そんな丹沢山地を眺めながら、山頂に到着です。
ここまで約4km、1時間半ちょっとで登ることができました。

大野山山頂〜山北駅

数年前まで牧場だったとのことで、大野山の山頂はもっとだだっ広い感じかと思いきや、意外と普通の公園っぽい感じ。
レジャーシートを広げて、みんなでご飯食べたりするような雰囲気の山です。

山頂から歩いてすぐのところに駐車場もあり、そこから舗装された道が伸びているので、車だけで登ることもできちゃいます。

チェンソーアートのくまさん。
大野山はこんな感じで、チェンソーアートがたくさんあります。
チェンソーアート競技大会なるものも開催されるんだとか。

こちらは大野山の山頂付近の看板から。
先ほどの頼朝桜のことも載っているのですが……身も蓋もない一言が。

しかし、本当に景色がいいですね。
特徴的な眺めで、なかなか他の山では味わえない魅力が。

牧場の方を通って、山北駅へと向かうルートで下山します。

牧場といえばアイスだよね。
下山したら食べられるっぽいので寄ってみよう!
……と思っていたのですが、店の名前を忘れて結局寄れませんでした。
でも、実は山北の駅からすぐ近くのところにあったみたい。

ここから下山ルート。
こちらも階段が続きます。やっぱり丹沢といえば階段。

往路も歩きやすい道でしたが、こちらも歩きやすいですね。
道幅はそんなに広くないんですが、先ほどの階段のところ以外は傾斜も緩やか。

言葉ではなく心で感じる道標。
どちらからも行けるけど、右にはお地蔵様がいるよとのことです。
山北駅へと伸びる地蔵岩ルートの、その名の由来になっているお地蔵様かな?

そこから歩いてすぐのところで登山道はおしまい。
あとは集落を通って駅へと向かうのみです。

以前は塔ノ岳へと続く大倉尾根の入り口にいた丹沢姉妹。クリステルとキャサリンですね。
前はもうちょっと背が高かったような気がするんですが、気のせいでしょうか。

駅まで4kmほど歩くことになるんですが、そこそこ交通量の多い道も通ることになるので要注意。
歩道はしっかり分かれていますが、大きめのトラックが通ったりするので飛び出したりするのは危険です。

山北駅でカフェランチ

お昼前に下山できたので、山北駅周辺をぶらついて気になったお店に入ってみました。
ランチもやっているという緑茶カフェの 茶ぁぼう さん。
店頭に出ていたメニューがお洒落だったので入ってみたのですが、映えるだけじゃなくて美味しいです。
特にお茶がとても美味しくて、今までこんなに美味しいお茶って飲んだことあったかな、と思ってしまったくらい。

スイーツも豊富で、大野山の牧場でとれた牛乳を使ったアイスもあったので注文してみました。
柑橘系のゼリーの酸味と濃厚なバニラアイスの組み合わせがとても良い感じ!
意外とお腹が膨れたのでお茶は冷たいのを一杯だけにしたのですが、次回は暖かい緑茶を飲みに行くのもアリですね。

真の目的はここ、ガラパゴレーシング

山北の駅前にあるさくらの湯でさらっと汗を流したら、時間を見計らって小田急に乗り継いで開成駅へ。
先日登山とクラフトビールの日記を書いたばかりですが、その時点ではまだ行ったことのなかった丹沢のクラフトビールを飲みにやってまいりました。

https://www.crowsclaw.info/archives/3339

このタイミングで丹沢という山域を選んだのは、ほとんどこれが理由ですね(笑

テラス席もあります。
金曜と土曜は混むとのことで、今回テラス席のある二階に案内して頂けたのは運が良かったですね。
カウンター席もあるので一人なら大丈夫そうですが、複数人で行く場合は予約しておいたほうが確実そうです。

ビールの方はどれも飲みやすくて美味しかったです。
どれも後味が尾を引かずにすっと消えていって、水の甘みのようなものがふわっと残る感じが特徴的でした。

丹沢といえば関東では奥多摩と人気を二分するほどのメジャーな山域。
山の麓にビアバーがないのはおかしい!と探し続けてようやく見つけることができました。
限定で作っているというヘイジーも、いつか飲んでみたいですね!

振り返り

体力的にもあんまりキツくなくて、しかも山頂が広いということで本当は友人を誘って行きたかった大野山。
まだまだ単独、あるいは少人数でないと山には行きづらいですが、いつかみんなでまた登りに行きたいところです。
今回は富士山もあんまり見られなかったので、次に期待ですね。

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