【新曲公開】Musashi's Theme - Void
2020年10月15日2023年09月30日音楽
私がFGOを始めたその日に実装されたのが武蔵ちゃん。
英霊剣豪七番勝負の時はそこまでのめり込むようなキャラでもなかったのですが、オリュンポスでの活躍を見て結構好きなキャラになってしまいました。
そんなわけで今回はネタバレありです。
曲のことよりまずは武蔵ちゃんのことを
既にSNSなどで考察されているように、「虚空を斬る」あのシーンは虚、空、零の先へと至る場面。
型月的には「 」へと到達する場面で間違いないでしょうね。
LOST DATAの演出は、「 」に至り観測できなかったから、ということなのでしょう。
そういった意味で、この曲は魔法使いの夜の『Five』とほぼ同じ意味がある。
面倒臭いタイプの古い型月ファンとしては、青子の第五魔法と同じくらい待ち望んでいたシーン。
なのでYouTube版だけですが、SEを入れてみたりしています。
これはもう、音楽で二次創作するならやらないっていう選択肢はなかったくらい。
DL版の方は純粋に曲を聴けるように、SE抜きにしています。
アレンジの方向性とか
自分のDAWでもこの曲を再生したい、くらいの気持ちだったのでアレンジとしてはだいぶ控えめ。
ジャンルをがらっと変えるとか、メロやコード進行を弄るとかではなくて、使われる場面も加味して原曲との解釈の細かい違いを楽しんでもらえたら、と。
特にサビ後半のコード進行や金管のあたりは、あの場面を見ているからこそ「こうあって欲しい」という思いがあったので意図的に大きく変えています。
タイトルはなんか微妙に思いつかなかったのでMusashi's Themeで。
英語版のwikiとかでも曲名の英訳が出てこなかったので安直に。Voidは「虚空」からです。
制作秘話
音源とかはいつも通り。
SpitfireのSymphonicシリーズから弦と管を使っているのがメインで、時々SpitfireのAlbion IIIも使ってる。
パーカッションはNIのAction Strike、Spitfire Percussionがシンバルとチューンドパーカッション系担当って感じですね。
Spitfire Symphonic Stringsはこれくらいのテンポの16分のフレーズになると、ラウンドロビンによって発音タイミングが若干違うのでリズムがヨレて聴こえるので結構困ってました。
最近まではそういうフレーズだけAlbion Oneを使ってたんですが、あんまり違う音源を混ぜるのは好きじゃない。
結構悩んでいたのですが、ふと思いつきで敢えてViolinsとかVoilasではなくEnsemblesの方を使ってみたら、多少マシだったのでそちらを使うことに。
単体で聴くとまだ気になる箇所はあるんですが、混ぜてしまえば気にならないかなーと。
そもそもこういう使い方をする音源じゃないな、ってのは薄々感じてるところではあるんですが。
Albionシリーズとか、Orchestral ToolsのMetropolis Arkシリーズみたいな、オーケストラではなくEpic専門音源とかの方が私の意図には合うのは重々承知しつつ、でもああいう音源ってレガート苦手っていうか、音域狭すぎて使えないんだよなあ……なんて。
ハープは昔懐かしいQLSOを引っ張り出してきて使いました。
鳴らしてみると何というか、時代を感じますね。
あとがき
今年はなんだかんだであと1曲公開できれば良い方かな?
Grand Battle 3の方を早く仕上げないと。
あとギターとベース録るだけでほとんど終わるんですが、ギターメインの曲になってしまったのでなかなかやる気が出ない……(笑
そろそろ紅葉シーズン、チャンスがあれば山に行くと思うので音楽の方はあまり期待しないでください。
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