新曲公開:U.N. Owen Was Her? 2019
2019年03月03日2023年09月30日音楽
この曲を収録したアルバムは、プロダクション面では模索の真っ只中。
曲自体は好きなものが多いのですが、特に録音やミックス的に今聴き返すのも結構しんどいので、今回録り直したもので自分の記憶を上書きできたらなぁ、と思っています。
この曲はどんなアレンジだったのか思い出してみる
一言、すごく自分らしいアレンジだと思います。
東方アレンジで一番自然体だったのは、この曲かLast Occultismか、それともチルノブルースかなぁ……というくらい。
私の中でハードロックをイメージするとShelling〜やSeven Wonders〜、メタルをイメージすると
アルバムを作ろうとすると統一されたコンセプトを考えてしまうので、あんまり自然体で作れないことが多かったのですが。このアルバムはコンセプト設定でつまづいてしまい、最終的に考えることを止めてただ単にメタルをやったという経緯があり結構フリーダム。
改めて録ってみると、Machine Headの3〜4枚目の雰囲気と1〜2枚目の雰囲気の中間くらいな感じ。
グルーヴメタルとかニューメタルっていうことになるんでしょうか、日本だと絶対流行らないやつですね!
当時の環境を振り返ってみる
アルバム制作当時の環境としては、ギターはレスポールカスタム、アンプは5150で、キャビはMesaの2x12だったと思います。
といいつつRoad King Horizontalの2x12なので、実質1x12ですね。あれは2x12と見せかけて中に仕切り板のついた「1x12」x2みたいなキャビだったので。
ベース本体は何使ってたか覚えてないですが、ペダルはSansのBDDIかな?
ちょっとあんまり記憶に残ってないですね……。
ドラムはまだBFDをメインに使っていた時期なのですが、皮モノはこっそりSteven Slate Drumsを使っていました。またKontaktのライブラリだった時代ですね……。
代理店から直で買ったんですが、DVD-Rが送られてきて驚いたのを覚えています。
プラグインはUAD-1を使い始めた時期……かな?
まだあんまりVST沼に足突っ込んでない頃ですね。
この時期はまだまだ、機材に振り回されていた時期。
というか、正直に言って「機材に使われる」状態を脱せられたのはここ数年のような気がしますが。
で、今の環境はというと
ギターは今回バリトンレスポール、ベースはIbanezの謎のプロトタイプ。
どっちもネックの長さが長くなった程度で、あんまり変わってないですね。
ドラムがToontrackのMetal Machineryになって、アンプ類がKemperになったのが大きな違い?
プラグインは……ちょうどこのアルバムをリリースした後くらいからVSTの沼に足突っ込んでしまいましたが、今はすっかり抜け切って[要出典]、DMGのEQとFabfilterのコンプだけで全部何とかしてます。
プロダクションスキル向上のブレイクスルーになったのは、多分ドラム音源のToontrack S2.0 + Metal Foundry、あとギタースピーカーのWGS Veteran 30だと思います。
録った後の音を弄り回してDAW上で音色を作り込もうとしても無駄、録り音が良くないと最終的な音は良くならんのだ、ということに気づかされたというか。
Stereo Electric Mistress
今回は久々に、エレハモのこのフランジャーをよく踏んでます。右chのギターでオクターブ奏法してる時とか。
まぁ、フランジャーといいつつ使ってるのはコーラスのツマミの方だけなんですが。
歪みの前に挟むととてもMachine Headの香りがするので、隙あらば使っていきたいペダル。
わかりやすく言うとDarkness Withinの左chのギターの音です。
確かこのアルバムを作った後くらいに入手して、それ以来ペダルのモジュレーション系を結構漁るようになりました。
最終的にはMXRのコーラスとエレハモのフェイザー、BOSSのトレモロあたりに絞られましたが、モジュレーション系のペダルはプラグインでは出せない音を持っているので、面白そうなものは色々試すようにしてみたいですね。
締め
そんなわけで、錆びる前にベースを録れたので満足です。
まだしばらく忙しいのと、山の写真の現像がかなり溜まってるのでしばらくDAWに触ることはないでしょう!(笑
型月アレンジは去年から作ってるのが煮詰まっちゃってしばらく放置気味。
リメイクが続いたのでそろそろ新しいやつ、それもオリジナルを……という気もするのですが、今更ギターインストとか作っても楽しいのかな?という気もしたりして。
あるいは、もしかしたらFrom The Bottom Of The Heartから1曲くらい歌以外を録り直してリメイクとかするかもしれません。
久々にJoe Barresi Evil Drumsを触ってみたくなりまして。
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