高尾山〜小仏城山:2年振りのホームマウンテンで花見登山
2019年04月17日2023年09月30日登山:高尾・奥高尾
登山情報
GPSログ
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コース情報
- 標高
670m
- 標高差
452.4m
- 累積標高(登り)
855m
- 累積標高(下り)
850m
- 行動距離
12.21km
- 行動時間
5時間12分
- コース定数
22.1
アクセス
往路:~京王高尾線 高尾山口駅
復路:JR中央本線 相模湖駅~
ちなみに前回の生藤山登山は、実は高尾周辺の桜前線の調査も含んでいたりします。
高尾山口〜高尾山
桜の時期というと3月末から4月の頭、ピークから一週でも遅れると無残な葉桜に……というイメージですが、今年は思いの外保ちが良いというか、満開になるまで意外と時間が掛かるというか。
少し遅いかな?と心配していたんですが、高尾山口のケーブルカー駅前はこんな感じでほぼ満開。ちょうどいいタイミングでした。
冬の間は企画していなかったので、棒ノ嶺以来のパーティー登山。
前回は意外とキツかったとのことで、なるべく優しめの山で、かつ桜が楽しめるところを探しました。
個人的にはその条件だと美の山が非常にお勧めなんですが、秩父は遠いので……(笑
高尾山だから大丈夫でしょ、と今回はノープラン。実は行き先も決めてません。
高尾山は本当にコースが多いので、どうやって登るかを考えるのが結構難しい!
稲荷山ルートや6号路が定番ですが、2号路や上級者コース(病院の裏手から登るアレです)もあります。一度登ったことがある人なら1号路は嫌がるでしょうが、金比羅台歩道から1号路を経由して山頂に行くという手もありますね。
他には蛇滝コースとか、いろはの森コースなんてのもあったりします。
今回は同行者の提案で、6号路から2号路へと歩いて3号路を経て山頂へ至るコース。
もう全コース歩いたと思ってたんですが、3号路は歩いた記憶がないですね……。
一回くらいは歩いているかもしれませんが。
ちなみに行き先を決めなかったのは、みんなの体力を見ながら降りる場所を考えたかったから。
小仏城山まで行く前提で考えていたんですが、そこまで行くとどんなルートを使ってもそれなりに距離を歩くことになるんですよね。
なので、最短なら小仏城山から小仏峠に降りるルート。最初から決め打ちでこのルートを選ぶなら、バスで小仏峠に先に行った方が良いでしょうね。
あるいは景信山まで行ってから小仏峠に降りるか、小仏城山から南の方へと降りていって相模湖駅まで歩くか。
さすがに陣馬山まで行くのは厳しいか。
話を戻して3号路。
琵琶滝から2号路までは階段もありつつ一気に登りますが、3号路はかなり平坦。
並走する1号路よりも楽なんじゃないか?って思うくらい真っ平らです。
ただ、歩く距離はそこそこあるかな?
最後はほんのちょっとだけ1号路と合流して高尾山の山頂へ。
さすがミシュラン三つ星の山、とにかく人が多いです。
桜咲いてるかな?と思いきや、山頂ではあまり見かけませんでした。
でも、もみじ台まで出るとこんな感じ。
高尾山山頂〜小仏城山
高尾山をさくっと抜けて小仏城山へ。
巻き道も多いのがこのあたりの特徴ですね。
この日は、城山の山頂手前にある一丁平が桜のピークでした。
一応今回のテーマは花見登山だったので、ちゃんと山で桜を見ることができて安心。
100mm STFも持ってきてるので撮ります。
しかし高尾山〜小仏城山あたりまでは人も多いですね。
団体登山が多いのもこのあたりの特徴かな?
ちょうどお昼頃に、今回の目的地でもある小仏城山に到着。
パーティー登山だと黙々登る感じではなくなるのでペースは遅めですが、お昼ごはんのタイミングと山頂到着が重なるのはちょうど良いですね。
今回のお昼はスープパスタ。
たっぷりのお湯とパスタ、野菜とソーセージをクッカーにぶち込んで茹でるだけ。コンソメひと欠片と塩で味付けすれば完成なので超簡単。
汁ものなので油汚れもなく、さっと拭き取るだけでいいのはかなり楽です。
休憩がてら、友人とレンズを交換してカメラ遊び。
これがVoigtlander Macro Apo-Lanthar 110mm……!
中望遠のレンズは100mm STFがありますが、あれはシャッタースピードを稼げないのと、意外と寄れないので別のレンズが気になっていたんですよね。
こちらはなかなか良さげですが、MF中望遠は山だとスキルが要求されそうな。
小仏城山〜相模湖
ぽかぽかの陽気の中でゆっくり休んでから下山。
小仏峠に降りる選択肢もありましたが、自然と相模湖駅方面へ降りる流れになりました。
そういえばこっち側には来たことなかったな……。
トレーニング的な側面が強かったので景信山まで行ってピストンするか、陣馬山まで行くかの二択でした。
最後の下りはちょっと急なんですが、それ以外はこんな感じで穏やかな道が続きます。
そして下山後、登山口のところに茶屋と一本の大きな桜の木が。
こちらもちょうど満開くらいかな?
そのまま弁天橋方面へと向かいます。下山後してからも結構歩くことになりますね。
猫様。カメラを前にポーズを取ったりして、割とあざとい。
公園の桜はちょうど満開でした。
八王子付近はこの日が一番の花見日和だったのかもしれません。
そして弁天橋へ。意外と下ります。
下るということは登り返すということでもあり……?
橋を見るといつも、こういう構図で写真を撮りたくなっちゃう。
弁天橋付近は猫様の姿もよく見掛けました。
住み着いちゃってるんですかね。
橋を渡ったら登り返しだ!
駅までの標高差は50mくらいあるようです。
その後はこんな感じで相模湖の近くを通って、ゴール地点の相模湖駅へ。
タイミングよく、さほど待たずに高尾駅へと戻ってくることができました。
高尾でパーティーは解散、ビール好き勢はそのまま八王子のクラフトビールのお店へ。
駅からちょっと歩いた場所にあるお店ですが、宇宙ブルーイングのヘイジーが繋がっていたりとなかなか良さげなラインナップでした。
山のあとのビールといえば奥多摩のVertereが筆頭ですが、ここも今後は選択肢に入ってきそうな予感がします。
久々のパーティー登山でしたが、ユルすぎずキツくもないちょうどいい塩梅だったんじゃないかなと。
高尾山周辺は高低差はそれほどでもないのですが、しっかり歩こうと思うと歩行距離が長くなるのでコース選びが難しいです。
今回のコースは10kmちょっと。手軽な登山というにはやや距離がありますが、アップダウンは少ないのでそこまで消耗せずに歩けるんじゃないかと思います。
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