棒ノ嶺:ヤマノススメの聖地でパーティー登山
2018年10月24日2023年09月30日登山:秩父・奥武蔵
登山情報
GPSログ
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コース情報
- 標高
969m
- 標高差
739.0m
- 累積標高(登り)
895m
- 累積標高(下り)
880m
- 行動距離
9.70km
- 行動時間
5時間23分
- コース定数
22.1
アクセス
往路、復路ともに:~西武池袋線 飯能駅 > 国際興業バス さわらびの湯
比較的難易度が高くなく、それでいてある程度しっかり登ることのできる山。
奥武蔵がいいとのことで、伊豆ヶ岳か武甲山か……と迷いましたが、最終的にはあのヤマノススメでも有名な棒ノ嶺を選択。
一度行ったことのある山は、ひとを連れていくにはちょうど良いですね。……と、思いきや?
さわらびの湯〜棒ノ嶺山頂
秋晴れの週末、割と遅めの時間に飯能駅からさわらびの湯BSへ。
棒ノ嶺は周回やピストンなら、早出しなくてもいいのは気が楽ですね。
さわらびの湯から少し歩いて有間ダムを渡ります。
以前来た時は結構深い色でしたが、この日はなんか濁り気味。
空一面、鱗雲が広がっています。
そのままダム沿いを歩いて登山口へ。
ここまでの歩きがちょっとかったるいですね。
序盤はゆるーい傾斜。
慣れないうちはこういう道で結構早く歩いちゃうんですが、身体が温まるまではペースを上げすぎない方が良いのです。
そんなわけで後ろからゆっくり、のんびり。
水際なので、岩も多いのが棒ノ嶺の特徴?
あとはシダ植物っぽいやつ。
台風の影響か、前回より道は荒れ気味。
沢も増水していて、なんだか別の道のよう。
っていうか、道が完全に水没してますが……。
軽い岩登りポイントもあったりして、こんなにアトラクションの多い山だっけ?って登りながら首を傾げてしまったり。
そういえば前回は、登山道渋滞でそれどころじゃなかったっすね……。
でも、そんな感じでパーティーのみんなには自然との触れ合い?を楽しんでもらえたようで。
棒ノ嶺、選んで正解でしたね。
岩の階段も難なくクリアして沢エリアはおしまい。
穏やかな道も終わり、ここから先は少し傾斜もきつくなってきます。
……って、いきなり通行止めですか。
台風の影響はこちらにも未だに残っているようで、林道と交差する直登ルートは使えず。
一旦下山路方面へと迂回します。
若干狭い尾根道を歩いて岩茸石を横切り、山頂を目指します。
岩を見ると登りたくなるけど、往路では我慢だ。
くり。
もうすっかり秋ですね。
いがいが。
これはくりではありません。
岩茸石から先は急坂が続くので、自分のペースで無理せず登りましょう。
山頂に到着!
やっぱりここの山頂は広いですね、お昼時のパーティーも多数見掛けます。
ヤマノススメ効果もあるんでしょうか、他の低山と違って登る人の年齢層が結構ばらけている印象です。
棒ノ嶺山頂〜さわらびの湯
平らな場所でお昼休憩。
ゆるキャン効果もあって、みんな昼休憩用の装備は充実してます。
椅子もなく火器もジェットボイルだけ。もしかして、私が一番装備貧弱……?
……と思ったけど、よく考えてみたらsnow peakのチタンマグを3つスタッキングしてました。
そろそろジェットボイルじゃない、ちゃんとしたクッカーとバーナーを導入したいですね。
今回、友人の山メシを見て決意しました(何
最近お昼にカップラーメンはちょっと飽きていて、研究も兼ねてこの日はカップ焼きそばに挑戦。
緻密なシミュレーションの結果、エースコックのモッチッチが山には良いんじゃないかと。
カップ焼きそばって意外とお湯の使用量が多いんですよね。だいたい500ml以上。
山ではお湯も捨てられないので、カップなどに移して何らかの形で処理しないといけません。
それに、ジェットボイルでは500ml以上沸かすと吹き零れたりしてちょっと危ない。
そこでこのモッチッチと、コンビニで買ったフリーズドライの豚汁の組み合わせなら山でもカップ焼きそばを食べられるんじゃないかと。
結果的には何の問題もなくいけました。
ラーメンの汁を飲まなくていいのは良いですね。カップラーメンの汁って結構塩辛いので……。
山頂の山桜の紅葉も楽しんだところで下山。
遊びすぎて温泉や終バスの時間が結構ギリギリになってきたので、少しペースを上げ気味にして降りることに。
下山時は体力差がはっきりと出ますが、なかなかペースコントロールは難しい……。
途中でにわか雨もあったりして油断できません。
下山ルートは割と単調ですが、全員無事に下山。
ちょっと時間詰まっちゃいましたが、温泉にも入ることができてひと安心。
次回はもうちょっと、時間に余裕を持たせた方が良さそうですね。
塩害で桜の狂い咲きが話題になっていますが、ここさわらびの湯では十月桜が少しずつ咲き始めていました。
ピークの頃には春の桜にも負けないくらい咲くようなので、これからが楽しみです。
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