新曲公開:Assault of the Silver Dragons 2019
2019年06月17日2023年09月30日音楽
しかし、すっかり天気の良くない週末にしかDTMしない勢になってしまいましたが、今年は割と早いペースで曲を上げているような気がします。
……といっても、新曲は1曲もないんですが。
1st Albumの思い出
15年前となると、もはや昔話の領域ですね。
ようやくmp3が浸透してきた頃で、DTMもまだまだmidiからwavへの過渡期。所謂同人メタルもようやく生演奏が浸透し始めたくらいで、こちらもまだまだ過渡期。
HR/HMで言えばArch Enemyにアンジェラ姐さんが加入して2作目が出たあたり……、って書くとなかなか恐ろしい。
当時流行りだった、歪んだギター入れてテンポ上げればメタルアレンジ!みたいなのがなんとなく嫌で、HR/HMの”重さ”をアピールできるようなアルバムにしようと作った1枚目。
ギターもBどころかAまで下げてみたりして(しかもドロップチューニングじゃなくてAADGBE)、中盤以降と比べると結構色々と変な試みに挑戦しているなぁと、今振り返ると思います。
さすがに今聴くと全てが粗くてアレなんですが、当時好きだったものの影響を隠さず表現しようとしてる感があって、なかなか楽しそう。
この曲も「アルバムの最後には長い曲でしょ」って、Helloweenみたいなことをやりたかったのを思い出して少し微笑ましい。
制作秘話
秘話というほど面白い話があるわけでもありませんが。
既にOriginal Intention Plusでも一度リメイクしてますが、この曲はいつかまたやりたいなーと思っていたもの。
ほとんど原曲からそのまま持ってきただけの譜面ですが、それだけに金管と木管が結構しっかり組まれているので音源が揃わないと厳しい、ということで今になるまで実現できず。
先日Spitfire Audioがセールをやった時に残りのオケ音源を買い足して、ようやくこの曲に再挑戦できる下地が揃いました。
そんなわけで今回は、Spitfire AudioのSymphonicシリーズとPercussion、Hans Zimmer Percussionを使ったブルジョワな編成。普通に買ったら総額幾らになるんでしょうね……、セール万歳。
Symphonicシリーズの打ち込みが結構手強くて、まだまだ使いこなすには時間が掛かりそうです。
ギターはいつも通りレスポールメインなんですが、今回はソロで一部ストラトも使ってます。
その関係で、今回のリードギターはJCM2000のプロファイルを選択。ストラトの方は加えてMarshallキャビ+Heritage系SPで作ったリグを選んでみました。
HR/HMでストラトというとやっぱりインギーが浮かぶので、V30よりGreenback/Heritage系……と書きかけたところで気づきました。彼が使ってるのはG12T-75の方でしたね。
締めの一言
今年に入ってから色々な時期の曲をリメイクしてみて、ロック系のドラムの音のラインナップに不満を持ったりもしていたのですが。
そういえばSteven Slate Drumsとかあったよな……と最近思い出して公式サイトを見返してみたら、Chris Lord-AlgeのExpansionなんて出てたんですね。音も割と私の好みに合っているので、いつか買いたいなぁとか思ったりして。
買ったらSepia Recollectionsとか、そのあたりのヴォーカル曲をリメイクできたらいいですね。
って、またリメイクですか。
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