【新曲公開】Eastern Dream 2020 w/Guitar Tab

ToontrackのMetal Machineryに収録されているLudwigの14x26”のキックを中心としたドラムキット。
こいつを使って、普段私が出しているメタルコア/スラッシュメタル系とは全然違う、オールドスクールなHR/HM系の音を作りたいなぁと思ったのが今回の切っ掛けでした。
相変わらず曲とかギターとかじゃなくて、ミキシング欲が私の原動力。

というわけで今回の楽器構成は、ドラムにToontrackのMetal Machinery。
Ludwigのキットにいつもの金物を合わせています。

ベースはIbanezのプロトタイプの4弦BTB。PUは前作からPJ構成に変えてそのまんま。
音作りは最近お気に入りのAshdownのプリアンプ、RPM-1とHartkeのIRの組み合わせです。
ペダルはAphexのPunch FactoryとDarkglassのB7K。Alpha・Omegaの方が硬質な音なので好きなのですが、今回はもう少しやわらかい音にしたくてB7Kを選択。

ギターはバッキングとイントロ、ソロはFender USAのtexas specialが載ったストラト。
CDでもそうなのですが、メインのリードはレスポールだったり。今回はこっちの方がピッチ合いやすいかなと思ってバリトンレスポールを使いました、譜面では普通のギターに置き換えてますが。
アンプはいつも通り自作のKemperリグで、バッキングはJCM800とTraditional 4x12　w/WGS。リードはJCM2000かJCM800とOversized 4x12 w/WGS、ギターソロはJCM800とTraditional 4x12にWGSのHeritageを載せたものを選んでみました。
クリーン寄りのアルペジオはFenderのPro Reverbや、Egnaterの20wとオープンバックの1x12キャビを合わせたものも試してみたんですが、結局JCM800とTraditional 4x12　w/WGS（多分）のリグに落ち着きました。
イントロやAメロなど、ギターのボリュームを絞ったりして録ってる箇所も結構多いです。

ミックスはいつも通り。
DMG AudioのEQとFabfilterのコンプ、Sonnox OxfordのSuprEsserとDynamic EQがほとんどです。
リバーブにはValhallaのプレートを結構多用した記憶が。直感的に触れるので使いやすいです。

TAB譜作ったので、今回はギターの方もほんのちょっと解説してみます。
多分CROW'SCLAWのHR/HM系ギターインストの中でも（ソロ以外は）難易度の低い方なので、初心者の方も是非挑戦してみて頂ければと。
結構オリジナル版と変わっているところもあるんですが、そこは今の私の解釈ということでご容赦を。

バッキングの方は、かなり簡単なのであんまり気をつけるところはないですね……。
リフのフレーズは時々スライドを混ぜてる箇所があるので、そこを意識しておくといいかも。
サビとギターソロ裏のバッキングは全部ダウンピッキングで弾きましょう。オルタネイトはNG。

リードは今回、譜面にスライドするポイントを割と細かく書いておいたので、それを参考に棒弾きにならないように意識して弾いてみましょう。
こういう曲で表情付けないとすっごく格好悪いので、スライドのアップやダウンで丁寧に装飾するといいと思います。

ギターソロは全部ペンタ+ブルーノートなので、先日のペンタTipsも読みつつブルースリックやハーモナイズドチョーキングの入れ方の参考にして頂ければ幸い！
私のクセを再現する場合は、3rdの音は若干クォーターチョーキング気味に、ブラッシングが入っているところは勢い余って音鳴っちゃった的な感じ。チョーキングは溜めるとこはしっかり溜めて……って感じでしょうか？

そんな感じで、いつかこの曲を誰かがカヴァーして動画上げたりしてくれると嬉しいなーとか思いつつ。

今年はリメイク少なめ……と言った次の曲がリメイクなんで、2020年も先がまったく見えませんね。
さすがにいい加減リメイクじゃないのを作ろうな！と心に決めつつ、次の記事は多分山日記です。