【新曲公開】Check Your Blood 2021
2021年05月08日2023年09月29日音楽
特にドラム。
このアルバムにはメタル寄りのタイトな音ではなく、Led Zeppelinのようにパワーがあって響きの豊かなロックドラムの音が合うと思うのですが、なかなかそういった音源ってないんですよね。
最近になってToontrackからLegacy Of Rock SDXという、まさにボンゾサウンドを再現するような音源がリリースされたので、ようやく作る材料が揃ったという感じ。
Original Intention収録版は当時ライブでやっていたバージョンで、イントロを端折っていてテンポも早め。それはそれで良いのですが、今回はアルバムバージョンでリメイクしてみました。
製作秘話
アルバム自体はサザンメタルを自称してましたが、この曲自体はサザンテイストはほとんどないですね。
90〜00年代に一瞬だけ燃え上がったR&Rリバイバル的なノリの方が近いと思います。
「亡き王女の為のセプテット」はメタルアレンジとも相性の良い曲ですが、泥臭いアメリカンR&Rと東方Projectの音楽や世界観はだいぶ遠いところにあると思います。
このアルバムが初の東方アレンジアルバムになったわけなんですが、何を思ってこんな方向性にしたのかというと。
それ以前に何度かコンピに参加させて頂いていて、そちらでは普通のHR/HMをやっていたんですが。それと同じ方向性って誰にでも予想できるもので、そんなの出しても全然面白くないよなぁ、と思ってしまったためにこんなことに。
バンドでの演奏とも相性が良くて、結果的にはライブ向けのCDだったなーと振り返ってみると思います。
ドラム音源
さて、話を今回の音源の方に移して。
冒頭でも書いてますが、今回はToontrackのLegacy Of Rock SDXを使っています。
歪みの深いギターとの相性はあまり良くないですが、私にとってのスタンダートなロックの音が出せる珍しい音源なので、今後も重宝すると思います。
いつもの前に出てくるタイプの音ではなくて、部屋の響きを前面に出したかったのでミックスの仕方はかなり変えてみました。
ドラムの音はやや奥に寄せて、OHとアンビエンスマイクで音色を作っていく感じ。いつものセオリーとはかなり違ったアプローチになるので発見も多いです。
まだまだこちら側の音は研究途上なので、今後もっとクオリティを上げていきたいですね。
ギターの音
Kemperを入れてからずっと自作リグで録り続けていたんですが、今回はちょっとお試しで市販のリグを使ってみました。
Amp FactoryからMarshall 1987XとVox AC30のリグを使ってみています。これを録る前くらいのタイミングで半額セールをやっていたので、主にクランチ寄りのリグで気になるものをまとめて買って、その中から好みに合うものを選んでみました。
さすがにAmp Factoryなので出来が良いなと思いつつ、でもやっぱり自分で作ったリグの方がイメージに近いな、と再確認できる良い機会になりました(何
締めの一言
1月から月一ペースで曲を上げているので今月も頑張れたらいいなぁと思ってはいるのですが、あんまり筆が進まないのでどうなることやら。
まぁマイペースに作れるのが今のスタイルのいいところなので、あまり月一には拘らずに進めようかなとは思っています。
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