【奥多摩】金比羅山〜日の出山:武蔵五日市駅からつるつる温泉を目指す尾根歩き
2021年05月02日2023年09月29日登山:奥多摩
登山情報
GPSログ
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コース情報
- 標高
902m
- 標高差
702.0m
- 累積標高(登り)
943m
- 累積標高(下り)
738m
- 行動距離
13.5km
- 行動時間
4時間16分
- コース定数
21.6
アクセス
往路:〜JR五日市線線 武蔵五日市駅
復路:西東京バス つるつる温泉BS > JR五日市線 武蔵五日市駅~
今回は久々に奥多摩。温泉に入りたくなって日の出山に登ってみました。
過去に二度登っているので他に面白いルートはないかな、と思って浮かんだのが奥多摩駅から大岳山を経由して目指すルートと、武蔵五日市駅から金比羅尾根を経由して登るルート。
前者はさすがにキツそうなので、まだ歩いていない金比羅尾根の方を歩いてみることに。
武蔵五日市駅〜金比羅山
どこの山に行くか、ではなくどこの温泉に行くかで選んだ日の出山。
山との相性の良い温泉はいくつかありますが、泉質やアクセスの手軽さから今回は日の出山のつるつる温泉を目指すことにしました。
武蔵五日市駅からは市街地を歩いて登山口に向かいます。
駅から少し歩いた先には、東京都らしからぬ長閑な田舎町の風景が広がっていました。
街の外れから登山口に入ると、背の高い針葉樹の森が出迎えてくれました。
まだ桜の残る時期でしたが、花粉の方は大丈夫でした。
金比羅山までの道はスニーカーでも歩けるくらい整備されていて、散歩気分で歩けそう。
ツツジもきれいに咲いていて、好天も相まって気持ちよく歩けました。
咲く時期は少し早いですが、今年はツツジが例年よりもよく咲いているような気がします。
道中で見つけたビュースポットから街を見下ろしてみる。
戸倉三山や奥高尾がよく見えますね。
山頂付近は公園になっていて、桜もまだ少しだけ花を残していました。
というわけで山頂(付近)。ピークがどこにあるのかはよくわかりませんでした。
今日のコースでは、ここはまだまだ序盤。一息ついたら先に進みます。
金比羅山〜麻生山
金比羅山から先は緩やかな尾根歩き。
目立ったアップダウンもなく落ち着いてのんびり歩けます。
足元に危険も少ないので、何か考え事をしたい時にちょうど良いかも。
ちなみにこちらは尾根歩きの途中で見かけた桜並木。……桜かな?
伐採中で展望の良くなっていた場所も。
東京も端の方は山が多いですね。
道はずっとこんな感じで、悪く言えば単調なんですが、この日は天気が良かったこともあってあんまり悪い感じはしなかったですね。
そんな感じで徐々に標高を上げていって、日の出山へと近づいていきます。
こちらは麻生山かな?山肌に桜が咲いていて良い感じ。
麻生山に登ってみます。
こちらの分岐を右に曲がるのが山頂への最短ルートなのですが、手元の地図では破線ルート扱い。
距離は短いですがなかなかの急登で、キツいのが嫌な人は分岐を左に曲がって日の出山方面に向かってから登るのが良いでしょう。
急登を勢いで登って、麻生山に着きました。
今日の予定では登山はここまでのつもりだったのですが、意外と早く着いたので日の出山まで登ってみることに。
麻生山〜日の出山
麻生山から日の出山への道も非常に穏やか。
最終的に標高差は700mほどあるのですが、それを感じさせない緩やかな登山道でした。
所々で桜も咲いていて、癒される……。
日の出山が見えてきました。
麻生山からは2kmくらいの距離なので、1時間くらいは歩いたかな?
杉のトンネル。
こういう場所は絵になるので好きです。
振り返って麻生山。
花の彩りがあるのが春らしくていいですね。
これが見られるのは一年でほんの僅かな期間だけ。
日の出山といえば山頂手前の階段ラッシュなのですが。
そういう暗部は写真では隠しつつ、山頂に到着です。
山頂ではちょうど桜が見頃だったのかな?
いつも混む山ですが、この日は特に結構混んでいたので早めに撤収。
少し降りたところのテーブルでお湯を沸かしてのんびりランチにします。
日の出山〜つるつる温泉
日の出山からの下山ルートはもう何度も歩いた道。
いつもは登山道の方を通って降りるのですが、この日はふと桜の木が気になって林道の方を歩いてみました。
林道の方がコースタイムは短いと思うのですが、舗装された道を延々歩くことになります。
見晴らしは林道の方が良いですね。
というわけで色々端折りつつ、つるつる温泉に降りてきました。
入り口で小ぶりな花を咲かせていた枝垂れ桜を見ながら、今日も花見登山だったなぁなどと振り返ってみたり。
振り返り
割とキツいという話も聞いていたのですが、終わってみればのんびり歩けた金比羅尾根。
キツいのは日の出山の階段くらいで、あとはなだらかな尾根道歩きが続きます。
景色は単調なので、何か悩み事について考えてみたり、山の自然の中に何かを感じながら歩くのが良いんじゃないかなと。
この日は山の花に春を感じながら歩くことができたので、特に飽きることもなく楽しめた一日でした。
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