【奥多摩】御前山:秋の気配を感じながら大ブナ尾根を登る
2021年11月27日2023年09月25日登山:奥多摩
登山情報
GPSログ
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コース情報
- 標高
1405m
- 標高差
904.8m
- 累積標高(登り)
932m
- 累積標高(下り)
1064m
- 行動距離
10.16km
- 行動時間
4時間05分
- コース定数
20.4
アクセス
往路:~JR 奥多摩駅 > 西東京バス 奥多摩湖BS
復路:西東京バス 境橋BS > JR 奥多摩駅~
奥多摩湖BS〜サス沢山
実はこの日はちょっと寝坊してしまったのですが。
それでもホリデー快速に乗れる時間帯ということで、予定より少し遅れましたが奥多摩湖BSへとやってまいりました。
奥多摩に行く場合、ホリデー快速に乗れるかどうかで移動時間がだいぶ変わりますよね。
下車した人は多かったのですが、山へと向かう人は少なかったようで。
場違いな私はさっさとダムを渡って、御前山を目指すことにします。
観光客のほとんどは紅葉目当てだったんじゃないかなと思うのですが、まだちょっと早かったかな?
色付いてる木もあるんですが、まだ緑も残り気味。
といっても奥多摩の山って紅葉しても黄色がメインで赤は少なく、植林された針葉樹も多いので何時頃が旬なのかわかりづらい気はしますね。
御前山に登ったのはもう4年も前の話。
だいぶ記憶も飛んでいて、こんなに痩せた道だったっけかと驚きながらサス沢山へとやってまいりました。
こんな場所あったっけかな、あったんだろうな。
以前登った時はまだ平地でようやく桜が散ったくらいの時期だったので、山はまだまだ枯れ木の季節。
朧げな記憶と合致しないのも仕方ないと思います。
サス沢山〜御前山
サス沢山からしばらくの間は広くて穏やかな道。
それなりに標高差はあるんですが、意外と楽かも?なんて思ったりして。
秋が麓へと降りてくる様を眺めながら、少しずつ標高を上げていきます。
標高が上がるにつれて、木々も鮮やかな黄色に染まってきました。
山の中ほどのあたりは針葉樹も少なくて、歩いていて気持ちがいいエリアですね。
最後に急登が待っています。
奥多摩湖から御前山への道は奥多摩三大急登のひとつにも数えられることもありますが、稲村岩尾根や大休場尾根に比べれば全然大したことないと思います。
とは言ってもしっかり登らされるタイプの山ではあるのですが。
そんなわけで御前山の手前、惣岳山へとやってまいりました。
惣岳山というと高水三山のイメージが強いですよね。どうして同じ奥多摩に惣岳山がふたつもあるのか。
前回来た時はこのあたりで雨に降られたので印象が薄いんですが、惣岳山から御前山までは道もよく整備されていて公園のような雰囲気。
恐らく三頭山には劣りますが、このあたりも紅葉がなかなか綺麗でした。
大した登りではなかった……ような記憶があったのですが、でも標高差50mほどはあるので、多少は登ることになります。
なんかすごく手入れされてる登山道ですが、一体御前山にどんな需要が?
山頂手前では富士山も眺めることができました。
すっかり冠雪してますね。
というわけで、さくっと御前山に登頂しました。
前回登った時はこれはなかったのかな。
頂上付近は景色もよく、カラマツの紅葉も綺麗で、ちょっと御前山を見直しました。
カタクリの花でも有名ですが、紅葉の時期の方がこの山は美しいかもしれない。
御前山〜境橋バス停
山頂で軽くご飯を食べてから下山します。
この日は奥多摩全域がそこそこ賑わっていたようで、御前山の山頂もベンチが満席になる程度の人出でした。
奥多摩の山はどれも、下山ルートはさほど面白いものではないのですが。
御前山も例外ではなく、割と単調な道を降りていきます。
本当は鋸山を経由して奥多摩駅まで降りたかったのですが、寝坊したのでここはショートカット。
面白味はないのでここからの写真は割愛しますが、以前降りた時の破線ルートは完全に通行止めになっていて、延々と車道を歩く羽目になりました。
アスファルトの下山道は結構足にくるので、こうなると結構降りるのがキツくなってきますね。
帰りはVertereをスルーして高井戸のとあるビリヤニが食べられるビアバーへ。
ぶっちゃけて言うと、これを食べたくて東京の西側の山に登ってきたようなものです。
自宅から高井戸まではそこそこ遠いので、奥多摩の山に登ってその帰りに寄る、というプランが一番良いんです。
振り返り
4年も経つと記憶もだいぶ薄れるもので、割と新鮮な気分で登ることができました。
キツい山だとか、見所のない山だとか言われて奥多摩三山の中では一番人気のない山ですが、杉林も少ないので紅葉の時期に登ると目の保養になると思います。
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