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【新曲公開】Scarlet Devil 2021 + 告知

2021年11月25日2023年09月25日音楽

11月の楽曲公開は、2008年にリリースしたCrossfire Barrageから、オープニングトラック「亡き王女の為のセプテット」のアレンジのリメイクになりました。 今年はセプテットのアレンジを2回もリメイクしてるんですね。

この曲はいつかリメイクしたいと思っていた……どころか、いつだったかのwebイベントで一回リメイクしてますね。
今回のリメイクもそのデータが元になっています。といっても、原型は留めていないのですが。

そして今回は告知も。
東方深秘録に提供させていただいた聖徳伝説のアレンジが、スマホゲームの東方ダンマクカグラに収録されました。
既に実装済みなので既にプレイ済みの方もいらっしゃるのではと思うのですが、私も少し触ってみています。
作者+演奏者の視点で見ると、細かいところまでギターの表現の再現に拘って譜面が作られているのを感じることができて、プレイしながら感動したりしていました。
感動しつつボロボロになりながら、何とかHardをクリアするところまではいきました。
ギターで弾くより難しいですね(何

Crossfire Barrageについて

変化球だったFrozen Frogから一転、直球のメタルインストアルバムになったCrossfire Barrage。
アメリカンなスタイルとは打って変わって、北欧メロデス寄りのスタイルがメインになっています。
私の方向性としてはまだ過渡期で、この頃はメロデスを中心に聴いていたので、そのカラーが出てる感じですね。
この頃一番好きだったのはDisarmonia Mundiとかかなぁ。

それまでの活動からHR/HMサークルとして認知されつつも、最初に出した東方アレンジ作品がロックンロール的なテイストだったので、ちゃんと看板に嘘偽りのない作品を作ろうということで挑んだのがこのアルバム。
ロックじゃなくてメタルになりうる要素って何だろうと考えた時に思い浮かんだのが獣性や暴力性。
英単語でいうBrutalな要素(ブルータルデスメタルのことじゃないですよ)かな、ということで、そういうものを感じられるようなアレンジが中心になるように、結構じっくり練って作ったのを覚えています。
特にこの曲は1曲目にしようと思っていたので、CDを再生した瞬間に感じるインパクトの強さみたいなのは意識していた記憶がありますね。

リメイクについて

このアルバムを作る時にキーボードも結構使うメロデスバンドを色々聴き込んだので、今回はそのことを思い出しながらシンセ多めでリメイクしました。
今では色々と選択肢も増えましたが、バンドものならやっぱりKORGのシンセだろうということで、VST版のTRITONで色々音を入れたりしています。
当時使っていたハード音源も全部手放しちゃったのですが、VSTで使えるのはありがたいですね。
TRITONだけじゃなくてTRINITYも使えるともっと嬉しい(笑

あとはベースの音も前回のMagus Night 2021から発展させて、VSTを使わずにペダル+自作のKemperリグ+IRで完結させて作っています。
VSTで作るとなんか違う感が拭えないのですが、ペダル+アンプシミュで作るとしっくりきますね。
Ashdownから以前販売されていた、敬愛するJames LoMenzoのシグネチャーモデルがまさにやりたいことをできるペダルなので、かなり役に立ちました。
アナログで完結できることがわかったので、ベースアンプのプロファイリングなんかもいつかやってみたいと思いつつ。今は山が優先なのでいつになるやら(笑

次回作について

ほぼ月一投稿を継続できた今年、もちろん12月も投稿しようと思っています。
既に9割方完成しているので間に合わないということはないかな。
次回作はリメイクではなく新曲で、今年リメイクされた月姫に収録されている新曲のアレンジになるんじゃないかと。

それとは別にリメイクを何曲か、今回の収録の際にベースの弦を張り替えた関係でまとめて録っていたり。
こちらの方はベース以外は何もできていないので、まぁ気長に待って頂ければ幸い。
それより山日記が溜まっててやばいんですが……。

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