【奥多摩】天目山~蕎麦粒山~川苔山:奥多摩屈指の日帰りロングコース
2022年11月05日2023年09月25日登山:奥多摩
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登山情報
GPSログ
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コース情報
- 標高
1576m
- 標高差
1222.5m
- 累積標高(登り)
1393m
- 累積標高(下り)
1675m
- 行動距離
19.64km
- 行動時間
6時間32分
- コース定数
32.6
アクセス
往路:〜JR青梅線 奥多摩駅 > 西東京バス 東日原BS
復路:JR青梅線 鳩ノ巣駅〜
久々に奥多摩の山に登ってまいりました。
最後に登ったのが去年の御前山。なるほど、だいぶ足が遠くなっていますね。
奥多摩ばかり登っていた時期もありましたが、最近はご無沙汰。
なぜかというと……、まぁ、だいたい登っちゃったからなんですよね。
もう主要なピークはだいたい登っていて、残るはマイナーなピークやルートのみ。
リピートするのも悪くはないのですが、どうしても近場でアクセスの良い奥武蔵エリアに行きがちです。
そんな奥多摩の中でまだ未踏のピーク、天目山。
いつか行ってみたいと思いつつ、結構キツそうだとか、道が荒れてそうとか、そんなイメージがあって足が遠のいていました。
そんなある日、奥多摩の天気が良さそうだということで、天目山が候補に。
最近のトレーニングで成果も出ていることだし、ちょっと頑張ってみようか、ということで登ってまいりました。
どうせ登るならピストンじゃなくて隣の蕎麦粒山も。
蕎麦粒山まで行くなら川苔山まで……と、どんどんコースが伸びていき、最終的に20km近いロングトレイルになりました。
東日原〜天目山
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久々にやってきた東日原。
鷹ノ巣山に登るスタート地点のイメージが強いですが、今回は違います。
現在は稲村岩尾根が通行止めとのことで、東日原BSで降りた人のほとんどは天目山を目指していたように思います。
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バス停裏の坂を登って、舗装路の脇から登山開始。
一般道と並走する登山道は、やがて民家の裏手から山の奥へと向かって折れていきます。
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序盤は急登。
尾根に取り付くまでは九十九折りの急登を登っていきます。
一気に標高を上げていきますが、直登ではないので奥多摩の他の急登に比べれば楽な方かも。
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今まで天目山をスルーしてきた理由のひとつに、マイナーなので道が荒れていそう、というのがありました。
ですが実際に登ってみるとそんなことはなく、整備の行き届いた歩きやすい山です。
急登や痩せ尾根はありますが、危険な箇所もなく奥多摩らしい安心して歩ける道だなぁという印象。
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そろそろ紅葉の季節ということで、標高1000m超の山の景色はどんなものだろうと楽しみにしていたのですが、いざ登ってみると予想以上の色づき。
尾根に取り付く標高1200m付近から先は、まだ緑も残ってはいますが奥多摩らしい黄色や、時折赤く染まった木の葉を見ることができました。
ここまで紅葉が降りてきているということは、そろそろ低山も紅葉を追いかける時期になったようですね。
色づき具合を確かめたくて天目山を選んだようなものなので、これはほとんど目的達成したようなもの。
ただ、予報では昼頃から晴れとのことでしたが、晴れる気配はなさそうです。
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痩せ尾根エリアを越えて、さらに上を目指します。
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一杯水避難小屋までやってまいりました。
ここまでくれば山頂まであともう少し。
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避難小屋からは山頂へ直登するルートと、山頂付近を迂回してから登る2つのルートがあります。
今回は直登ルートを選んでみましたが、避難小屋からの踏み跡があまりなくて取り付くのに苦戦しました。
こちらの方が早く山頂に着きますが、直登だけあって道もやや急なので、無理せず迂回ルートを使った方が良いかもしれません。
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というわけで、天目山の山頂に到着です。
天目山〜蕎麦粒山〜川苔山
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ハイカーが無断で山頂を伐採してしまったという逸話もある天目山。
確かに伐採されている分見晴らしは良いです。
この山の見晴らしを良くしても、そんなに景色が良いものでもないような……とも思いますが。
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まだ昼休憩には早い時間なので、少し休んだら元来た道を戻っていきます。
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本来なら避難小屋まで戻るのが正規ルートのようですが、直登ルートの途中で分岐して、尾根伝いに蕎麦粒山を目指すこともできます。
今回はそのルートを使ってみることに。
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落ち葉を敷き詰めた中にうっすらと踏み跡が見えるので、迷うことはあんまりなさそうな。
危険な場所もないですね。
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天目山から見た印象では、蕎麦粒山まではそれなりにアップダウンがあるように見えたのですが、実際に歩いてみるとほとんど平坦な道でした。
ピークはいくつかあるのですが、いずれも巻いていくことになるので、今回の道の中では一番の体力回復ポイントかも。
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事前に調べた時はもうちょっとキツそうなイメージでしたが、そこまででもないですね。
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これならもっと早く登りにきても良かったかもしれない。
人の多い奥多摩の山の中では珍しく静かに歩ける山なので、少し他の山とは違った雰囲気を味わえるかも。
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そんな感じで、歩いているうちに蕎麦粒山に到着です。
山頂手前は少し頑張って登ることになるのですが、それもほんの少しだけ。
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蕎麦粒山からは川苔山方面への見晴らしがよく、天目山より雰囲気も良かったです。
紅葉が始まっている様子もわかりますね、これで天気もよければもっと良かったのですが。
山頂は広くはないですが、腰掛けられる岩もあったのでここで昼休憩。
あとは川苔山に登って降りるだけ、だから楽勝……とこの時までは思っていました。
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……が、アップダウンが激しくなるのはこれから。
蕎麦粒山よりも川苔山の方が標高自体は低いのですが、いくつかのピークを越えつつ、標高1150mほどまで一度下げてから登り返すことになります。
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それなりに長い道を歩いてきているので、このタイミングでのアップダウンは精神的につらい。
蕎麦粒山までの道が楽だっただけに、もう見えているはずの川苔山の山頂になかなか辿り着けないというのが堪えますね。
石尾根を連想させる防火帯っぽい感じで、雰囲気は悪くないのが救い。
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オハヤシの頭を通過。
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棒ノ嶺を指す標識が。
川苔山から棒ノ嶺へ縦走するのはなかなかキツいだろうなぁ。
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続いて日向沢ノ峰も通過。
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森の中をひたすら歩く道だったら心が折れていたかもしれません。
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いよいよ川苔山が迫ってきました。
が、こんな感じで山が見えるということは……つまり、それだけ登り返すということでもあり。
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先ほどの写真を撮ったのが、この岩山の上。
まだまだ下ります。
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そしてそこから、標高差約200mを登り返す!
このあたりはもう無心で登っていましたね。
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振り返ると、今までに歩いてきた道が見えました。
やっぱり今回のルートは長かったですね。
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あともう少し。
見覚えのある尾根道に入れば、ゴールまであともうちょっとです。
やっぱり川苔山は人気の山。このあたりに差し掛かると一気に人の気配を感じられるようになってきました。
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というわけで川苔山に到着です。
川苔山〜鳩ノ巣駅
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天気が良いわけでもないので、少し息を整えたら下山することに。
いくつかルートはありますが、既に13km以上歩いているのであまり消耗する道は避けたい。
ということで一番メジャーな鳩ノ巣駅へと降りるルートを選択。
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まぁ、このあたりは特筆するようなこともないですね。
初めて川苔山に登った時以来なので、だいぶ記憶は薄れていました。
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歩きやすい道ではあったように思います。
ただ、やっぱり距離も長く、標高差も1000mくらいあるので楽かというとそうでもない。
今回はロングコースだったこともあって、最後はへとへとになりながら鳩ノ巣駅にゴール。
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鳩ノ巣駅からは一度奥多摩に戻って、Vertereで水分とカロリーを補給してから帰りました。
この日は結構混んでいましたね、並んでいて入店まで少し待つことに。
でも、やっぱりVertereのビールは美味いです。少し待つだけの価値はある。
振り返り
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ようやく未踏だった天目山と蕎麦粒山に登ることができました。
これで奥多摩の山は残すところ、雲取山〜天目山間のいくつかのピークを残すのみ。
さすがにそのあたりは奥地すぎて日帰りが難しいので、行くことはない……と思います。
今年は予定外の出費が響いたので、秋の遠征登山はせずに関東の低山のみ。
気がつけばだいぶ低いところまで紅葉が降りてきましたが、どこに行こうかと悩みます。
2020〜2021年で見たかった低山の紅葉は色々見尽くしてしまったので、まだ行っていない山を探すのが結構難しいかも。
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