【奥武蔵】日和田山〜ユガテ:曼珠沙華の里から奥武蔵の桃源郷へと続く道
巾着田の見頃も過ぎた10月初頭。彼岸花を見るついでに、以前登ったことのある日和田山に再度登ってきました。
割と遅い時間だったので、日和田山だけ登って帰るかなぁと思っていたのですが、いざ登ってみると日和田山だけでは物足りず、そのまま物見山まで。
物見山からの下山は舗装された道を長く歩くことになるので、それならいっそもう少し先まで行ってみよう、ということでユガテまで行ってしまいました。
といっても、ユガテまで行っても10kmに届かないコンパクトなコースです。
道中に厳しいところもないので、せっかく登るならユガテまで行くのがお勧めかも。
日和田山〜ユガテの情報
コース情報
標高 | 390m(小瀬名富士) |
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累積標高(登り) | 452m |
行動距離 | 8.22km |
行動時間 | 2時間53分 |
コース定数 | 12.45 |
アクセス
往路:~西武池袋線 高麗駅
復路:西武池袋線 東吾野駅
日和田山から先はいくつかルートがあり、高麗駅に降りることもできますし、武蔵横手駅や東吾野駅に降りるルートもあります。
自分の体力と相談しながら、無理のない距離を歩くようにしたいですね。
巾着田
山に登ろう、というよりは巾着田で彼岸花を撮ることがメイン目的だったこの日。
朝、手発する頃に既に見頃は過ぎていることを知って若干テンションは下がり気味。
でも、とりあえず行ってみます。
まぁ、あんまり期待しない方がいいだろうとは思っていましたが、確かに旬は過ぎていましたね。
それでもまだ咲いている一角があったので、そちらを中心に。
久々に100mm STFを持ち出して、ボケを意識して撮ってみます。
しかし難しいですね、いくらレンズが良くても撮影者の腕がないと……。
巾着田〜日和田山〜物見山
長居して良い時間になってしまいましたが、ここまで来て登らないのも勿体ないので、登ってみます。
たまには単焦点登山もいいだろう、ということで登りは100mm STFで。
画角はだいぶ限定されますが、やっぱり写りの良さはズームレンズとは全然違いますね。
24-105mmは便利ですし、絞った時のシャープさがいい感じなので不満はないのですが、たまにこうやってボケを活かして撮りたくなります。
でも、それはここまで。
さすがに100mmだと厳しい部分もあるのでここで持ち替え。
ちょうど巾着田の入場が無料になったタイミングなので、結構混んでますね。
山頂も密。
家族連れの方も多いですね。結構アスレチックな山なので見守る親としてはハラハラする場面も多そうですが、そこまで体力の要る山でもありません。
さすがにコンパクトすぎたので、物見山方面に向かってみます。
こちら側に来ると一気に人の気配も減りました。といっても人気の山域、すれ違いも多いですが。
色々端折って、物見山に到着。
既に一度登った山なので、実は日記を書くつもりはなかったのですが。
物見山まで来てみて、舗装路を降りたくないのと、まだ物足りないと思ったので未踏のユガテまで歩いてみることに。
物見山〜ユガテ〜東吾野駅
物見山から北向地蔵へ。
端折っちゃいましたが、このあたりは派手なアップダウンもなく歩きやすかったです。
道標の上には木の人形。
よくできていますね、だいぶ丁寧に作られていました。
北向地蔵からユガテへは、マイナールートらしい寂しさのある道ではありましたが、荒れているわけでもなく歩きやすかったです。
時々、こんな感じで道が開けているのも良いですね。
歩いていたら、頭上に小屋が。
こんなところに人が住んでいるのか……?
と思ったら、その先がユガテでした。
山の中に広がった広場のような場所で、家も建っていますし、畑も広がっています。
飯能の桃源郷とも呼ばれるユガテ。
不思議な地名だなぁと思いながら、どんな場所か想像もつかずに進んでいたのですが、ぱっと見た感じでは公園っぽいですね。
このカットなんか特に、その辺の公園と言われても違和感がない。
春は桜も咲くようなので、季節を変えてまた登ってみるのも良さそうです。
そんなユガテで一休みしつつ、東吾野駅へとまっすぐ降りていきます。
こちらの道も穏やかなもので、多少の登り返しはありますがキツい箇所はなく、のんびりと麓へと降りることができました。
途中に見晴台もあるようなピークもありましたが、道中の鉄塔付近の方が見晴らしは良かったような(笑
振り返り
意外な発見のあった日和田山〜物見山〜ユガテの登山。
最近は一度登った山にはカメラも持たずに登ることもあるのですが、少しルートを変えてみると新しい発見もあるものですね。
そろそろ秋も始まるので地元でのトレーニングの機会は減りますが、オフシーズンも新たな発見を求めて色々な場所を歩くようにしてみようかな、と思い直した一日でした。