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【奥多摩】南沢あじさい山〜金毘羅山

2024年04月15日2024年04月15日登山:奥多摩

登山情報

GPSログ

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コース情報

標高

468m

標高差

288.0m

累積標高(登り)

346m

累積標高(下り)

341m

行動距離

8.38km

行動時間

3時間09分

コース定数

11.8

アクセス

往路、復路ともに:JR東日本 五日市線〜

武蔵五日市駅〜南沢あじさい山

梅雨時は天候も悪く連休もないのでなかなか山に行こうとは思えないものですが、それでも週末に晴れるとわかったら登りたい。
遠出はできないけど、さっと登れる旬の山。そんなテーマで温めていたのが奥多摩の南沢あじさい山でした。

南沢あじさい山は、その名前がつくピークがあるというわけではないのですが、梅雨の時期に紫陽花が山肌を覆うように咲くとのことで、気になっていた山。
公式サイトの開花情報と天気予報を見比べながら、ちょうど満開に近い時期に晴天が重なりそうだったので、行ってみました。

武蔵五日市駅から歩くこと1時間弱、日の出山へと伸びる金毘羅尾根の序盤の北側に位置するのが南沢あじさい山。
約50年の時間を掛けて、個人で15000本もの紫陽花を植えたのだそうです。
この日はまだわずかにピークには早く、やや淡い色合いではありましたが、園内には所狭しと紫陽花が咲きこぼれていました。

個人的には紫陽花といえば鎌倉のイメージが強いのですが、ここ南沢あじさい山もまったく負けてはいませんね。
ちなみに南沢あじさい山の入山料は600円掛かるのですが、この数の紫陽花が一斉に咲く光景を見られるなら十分は元は取れたと思えるはず。

園内はあまり傾斜もなく、スニーカーに普段着でも問題ありません。
雨が上がった直後はさすがにちょっと汚れるかな……?という程度。

最深部へは少し登り坂が続きますが、メインストリートの方なら全然スニーカーで歩けます。

そのメインストリートから沢を挟んだ対岸ルートは、道幅も狭くて傾斜もやや急。
こちらは登山靴の方が良いかもしれませんね。
でも、こちら側もきれいなので、ちゃんと隅々まで見て回りたいところです。

南沢あじさい山〜金毘羅山〜武蔵五日市駅

南沢あじさい山の最深部からは金毘羅山へと続く登山道が通じています。
金毘羅尾根に取り付くので、行こうと思えば日の出山まで登ることもできますが……、この日は軽めの登山にしたかったので、金毘羅山だけ登って下山することに。

金毘羅山は南側から登ると、ほとんど散歩くらいの感覚であっという間に登れてしまうのですが。
こちら側から登ると、意外と急な傾斜で登りごたえがありました。

山頂付近から武蔵五日市の街を見下ろして、気持ちよく下山。
梅雨時でしたが、この日はしっかり晴れていました。

その後は立川のSakamichi Brewingにぶらっと寄って帰宅。
初夏の汗ばむ気温にはぴったりのビールでした。

感想

登山としてはかなりライトなボリュームでしたが、たまにはコースタイムのことも忘れてのんびり歩くのも良いものです。
紫陽花とセットで登れる山というと他には鎌倉アルプス、栃木は小山の太平山くらいしか思い浮かず、奥多摩や奥武蔵周辺では珍しいのではないでしょうか。

さて、更新の遅れていた昨年分の山日記もいよいよ夏山シーズンが近づいてまいりました。
昨年もいくつか登りましたが、まずは日本人なら誰もが知っているであろうあの山に登ってきたので、次回の更新をお楽しみに。

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