【大月】九鬼山〜御前山:久々の秀麗富嶽十二景
2021年12月16日2023年09月25日登山:奥秩父・大月
![](https://images.crowsclaw.info/211216-01.jpg)
登山情報
GPSログ
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コース情報
- 標高
970m
- 標高差
610.0m
- 累積標高(登り)
863m
- 累積標高(下り)
911m
- 行動距離
10.27km
- 行動時間
4時間17分
- コース定数
20.0
アクセス
往路:~JR中央本線 大月駅 > 富士急行 禾生駅
復路:JR中央本線 大月駅〜
禾生駅〜九鬼山
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今回は富士急行禾生駅からスタート。
当初は大月駅から行けばいいかなと思ってたんですが、御前山と繋ぎたいのでピストンしないルートを考えたらこうなりました。
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駅から登山口までは1kmほど。
煉瓦造りの歴史ある水道橋、落合水路橋をくぐって登山口へと進みます。
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九鬼山へはいくつかルートがあるようですが、なんとなく杉山新道を通りました。
こちらから登るとリニア見晴台があるらしいですよ。私は存在を忘れてスルーしてしまいましたが。
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麓の辺りの紅葉がちょうど見頃の時期でした。
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登山道は最初は地味。
地味ですが、木漏れ日が良い雰囲気。
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見上げれば紅葉も。
やや背の高い、赤や黄色のモミジが空を覆っています。
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そこからうねうねした登山道を登って、気がつけば弥生峠。
色々と端折ってしまいましたが、割と日当たりのいい、悪くない雰囲気の登山道でした。
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弥生峠から先は尾根道歩き。
地図を見ると、それまでの道よりもこちらの方が緩やかに見えますが、直登になるのでこちらの方が登ってる感はありました。
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しかしそれも久美山まで。
ここまでくればこんな感じで、緩やかな道が待っています。
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久美山から九鬼山まではあっという間。
ようやく秀麗富嶽十二景の10番、九鬼山に到着です。
九鬼山〜馬立山
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九鬼山の山頂からは麓の町がよく見えます。が、富士山とは逆方向。
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富士山もこんな感じでよく見えるんですが、木々の繁っている方角なので、秀麗って感じではないかな……(笑
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時間も早いので、少しだけ休んだら次のピークへと進むことにします。
禾生側から九鬼山への登りは緩やかでしたが、九鬼山から大月側に進む道はちょっと険しい。
難所とは言いませんが、ちょっとした岩場っぽい雰囲気ではあります。
この時期は落ち葉で滑るのが怖いですよね。
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下から見るとこんな感じ。
まぁ、ビビるような道ではないですが。
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噂の看板。下山って書いてあるけど、別に麓に降りるわけじゃないという。
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このあたりの稜線は、日が当たると紅葉が鮮やかでした。
この時期の低山は麓から見ると橙色に染まることも多いですが、登ってみるとこんな感じなんですね。
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こんな狭いトラバースもあったりして、気は抜けないんですが。
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この日は天気も良かったので、とても気持ちよく歩けました。
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時々見える檜の木も、紅葉が続く道の中ではアクセントになって悪くないですね。
そればっかりだと季節感がなくて面白くないんですが、組み合わせ次第だなぁ。
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ゆるやかに降りていく道なので、なんとなく牛ノ寝通りに似てるなぁとも思ったり。
紅葉も割ときれいですしね。
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礼金峠まで降りたら、馬立山へと登り返します。
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結構標高も下がっているので、割としっかり登り返すことに。
九鬼山までがゆるゆるだったので、ここから登り返すのは結構かったるいです。
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相変わらず紅葉はきれいなので、そこまでしんどくはないですけどね。
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馬立山まで登ったら昼休憩にしよう、と思ってたんですが、そういう雰囲気の山じゃないですね。
最近このパターン多い気がする。
何もないところで腰を下ろして、コンビニのおにぎりで腹を満たしつつ小休憩。
馬立山〜御前山
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馬立山からはほとんど降るだけ。
尾根道を伝って徐々に標高を下げながら、御前山へと向かいます。
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見覚えのある道標。
御前山が近づいてきたんだなぁっていう実感が湧いてきます。
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が、歩いてみるとなんかちょっと記憶と違うかも。
前に登ったのが4年前のことなので、覚えているようで覚えていないのかも。
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以前登った時はまだ植林したばかりだった杉だか檜だかの木々が、健やかに成長していました。
気持ちはわかるぞ、うん。でも落書きはダメだ。
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そんなこんなでイマイチ記憶と一致しないまま御前山へ。
相変わらず見晴らしはいいですね。
山の南側が断崖絶壁なのでこの通り、それまで登ってきた山々を見渡すことができます。
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でも、御前山の山頂は、自分の記憶とははっきり違っていました。
以前は山の北側は木々が茂っていた記憶があるのですが、伐採されて背の高い木はなくなっていましたね。
あと、猿橋駅側の下山ルートが完全になくなっていました。
以前来た時は山頂の両サイドから登れたような気がするんだけどなぁ。
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山頂付近はそれなりに人もいたので、邪魔にならないように早めに退散。
大月駅を目指して降りていきます。
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今回は今まで歩いたことのなかった、御前山の山頂手前から麓へ降りるルートを使ってみました。
が、こちらは足元が砂利っぽくて滑りやすく、ちょっと人にはお勧めできないかなぁという感じ。
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景色はそこそこ良いんですけどね。
足元が不安な道はあんまり、下山ルートでは使いたくないかな。
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厄王山十合目の、謎の建物。
こんなのあったんだ……。
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道中には鳥居もあったりして、この山が信仰の対象であったことが伺えます。
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あとはまぁ、いつも通りの樹林帯歩き。
他の山もそうですが、特に面白い道というわけではないですね。
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麓まで降りてきました。
ここにもまた鳥居が。
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破線ルート経由で菊花山に寄って帰りたいなーとも思っていたんですが、しっかり登り返すことになりそうで、面倒臭くなったのでそのまま大月へと向かうことに。
これだったら猿橋駅方面に降りて、猿橋の紅葉を見てから帰ってもよかったなぁ……なんて思ったり。
振り返り
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そんなわけで九鬼山〜御前山。
紅葉のきれいな尾根道歩きが楽しめる山でしたが、御前山の展望のおかげでやや過大評価気味かなーと思わなくもない。
好きな人は好きだと思うんですが、あんまり期待はし過ぎない方がいいかも。
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