【新曲公開】The Dark Messenger 2022
リメイクや二次創作をやるモチベーションが湧かないと言っておきながら、気がついたらできてました。
FF9のトランスクジャ戦のアレンジのリメイクです。
2004年に制作した、ウチの1stアルバムのオープニングトラック。
ある意味、CROW’SCLAWの最初の1曲みたいなもんです。
アレンジのこと
軸になる部分は初出の時からあまり変えていませんが、テンポを若干上げたり、メインテーマ?のフレーズを1オクターブ下げたりしています。
1stアルバムでは重さを重視して、遅いテンポで粘っこく聞かせるためにやや遅めのテンポにしていたのですが、もう少しタテのノリも加えたくてほんのちょっとテンポを上げています。
ギターの変化は、時代の変化に合わせてのもの。
この曲のリフフレーズは、最低音がCあたり。まだダウンチューニングや7弦ギターも一般的ではなかった約20年前と比較して、今回の音域で弾くことへの抵抗や違和感もなくなったので、1オクターブ下げています。
入り出しのリフはドロップチューニングで、メインテーマは7弦のレギュラーチューニングというのが厄介。
開放弦も多用していて1つのチューニングで弾くことが難しくなったので、ドロップD+半音下げと2音半下げのギターを混ぜて収録しています。
まぁ、1stアルバムではAまで下げている曲もあるんですが。
サウンドメイクのこと
この曲をやるならパイプオルガンの音源は必須。
一応KORG TRITONのVST版は持っているので、それを鳴らしてもいいのですが、せっかくリメイクするなら今の環境に合った音源を使いたい。
そんなわけでパイプオルガンの音源を(結構前から)漁っていたのですが、最終的にSoundironの無難なヤツに落ち着きました。
主な理由は……クオリティと値段のバランス。他にも良い音源はあったのですが、頻繁には使わないので、そこまで高い値段は払いたくないなぁ、と。
イントロのフットスタンプは、現役時代やりたくてもできなかったこと。
ホールで収録したような音にしたかったので、フットスタンプ専用音源のJason Johnson’s “Stomps And Claps”と、シネマティック系のパーカッション音源を混ぜています。
1stでもベスト版でもMU100とDM5の音を元にしていたと思うのですが、ようやくDTM音源っぽくない感じにできました。
次回作について
しばらく世に公開するような曲を作るつもりはなかったのですが、7月の連休が悪天候で外出できなかったので作ってしまいました。
最終調整もほぼ終わっている段階なので、近いうちに公開できるんじゃないかなと思っています。