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三峯神社〜妙法ヶ岳:関東屈指のパワースポットに初詣

2020年01月15日2023年09月30日登山:秩父・奥武蔵

登山情報

GPSログ

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コース情報

標高

1320m

標高差

275.0m

累積標高(登り)

438m

累積標高(下り)

408m

行動距離

7.53km

行動時間

2時間28分

コース定数

11.3

アクセス

往路、復路ともに:~西武池袋線 西武秩父駅 > 西武バス ~三峯神社BS
そろそろ毎年恒例になってきている初詣登山。 初詣といっても元旦に登るわけではなく、それどころか三が日の間に登るとも限らない。 それでもいいんです。山に登って、山頂の神社にお参りする。 たまには目的が神社という登山もいいんじゃないの。

一昨年が大山、去年は筑波山。
他に立派な神社があって登りごたえのある山といったらどこだろう?と考えて、やっぱり高尾山かな……と思っていたところでふと浮かんだ三峯山に登ってまいりました。

三峯神社BS〜三峯山

三峯山といえば三峯神社。
関東屈指のパワースポットだとか、毎月1日に「白い氣守」が配られていた時期はとても混雑したとか、色々と有名な神社。
私としては雲取山から秩父方面に抜ける場合のゴール地点というイメージが強いのですが、行ったことのない山に積極的に行きたいのと、大山や筑波山にも勝るパワーのありそうな神社ということで今年は三峯山を選びました。

まぁ、オチから言うと、バスに揺られて気がついたら三峯山のほぼ山頂付近まで登ってしまったのですが。
何も考えずに西武秩父駅からバスに乗れば、そのままゴール地点である三峯神社まで一直線。本来、この三峯山をちゃんと「登る」には、途中の秩父湖BSで下車する必要があるようです。

着いてしまったものは仕方がない。バスで降って登り直すのも悲しいので、とりあえず三峯神社にお参り。
ちなみに三峯神社の混み具合はなかなかのもの。「白い氣守」が配られていた頃ほどではないですが、山に登れるような時間帯に行ったにも関わらず、神社から2kmのところまで渋滞が続いていました。

屋台の干し柿や椎茸に惹かれつつ、まだカロリーをまったく消費していないので様子見。

三ツ鳥居をくぐって神社へ。

写真で見たことあるやつですね。

お賽銭を払うために並ぶ人たち。
わざわざお金を払うために並ぶなんて……(何

まぁ、私も並んでるんですが。
お参りしに来たので当然ですね。

一年に一度の神頼みを済ませたら山頂に向かってみます。
山頂といっても標高差はほとんどなくて、ほぼ舗装路のみで行けちゃうんですが。

そしてどこにあるかわからない山頂。
浄水場のあたりが山頂らしいです。
風情はないですが、景色は良いですね。

三角点はそこからさらに進んだところ。
駐車場の中に埋もれています。何と言うか、達成感がないですね……(笑

これ以上見るものもないだろう、ということで引き返します。
道端には少し雪が残っていました。チェーンスパイクも持ってきたけど、むしろジーンズとスニーカーで良かったくらい。

結局ほとんどカロリーも消費していませんが、いい時間になったので出店でごはん。
焼きまんじゅうなるものを頂きました。
団子みたいに見えますが、団子ではないです。名前の通り饅頭を焼いたもので、甘辛い味噌タレをつけて頂きます。

その後はぶらっと散策。
山犬信仰のある神社ということで、狛犬もたくさん。
結構かわいいのが多いです。

神社の裏手から、秩父の山々を見つめたり。
うーん、このままじゃ終われないですね。
よし、登らなきゃ。

三峯神社〜妙法ヶ岳ピストン

ということで、登ってみます。
さすがに雲取山までは行けないので、奥宮のある妙法ヶ岳へ。

登山装備でこちら側に行ってみると、すれ違う人と挨拶を交わすあの雰囲気が帰ってきます。
参拝ついでにこちらへ登る観光客も結構いるようですが、距離は短いとは言えここから先は登山の世界ですね。

三峯神社BSから山頂までの標高差は200mちょっとなので、体力的な難易度は易しめ。
キツい急登もないのでのんびり歩けます。

適度に身体が温まるのを感じながら、奥宮と書かれた鳥居のある場所までやってまいりました。

ここから先は少し注意が必要。
看板に書かれている通り、階段とクサリ場が待っています。

階段はこんな感じで、すれ違いに気をつければ問題なし。
コツとしては、観光客の気配を感じたら道を譲る準備をしておくこと……でしょうか(何

山頂直下はこんな鎖場が。
鎖場というか、途中で階段作るの飽きたんじゃないの?と突っ込みたくなるような雰囲気ですが。
もしかしたら山の神様のことを考えて、敢えて最後まで階段を作っていないだけかもしれません。

というわけで、妙法ヶ岳の山頂に到着。
この日記を書きながら調べ直して知ったのですが、三峯山という山があるわけではなく、この妙法ヶ岳とお隣の白岩山、そして雲取山を総称して三峰山というらしいですね。
危うくピークを踏まずに帰ってくるところだった……。

妙法ヶ岳からは雲取山方面の見晴らしがいいです。
雪混じりの山肌のコントラストが素敵。

既にランチも済ませた後だったので、あとはのんびり下るのみ。
三が日でそれなりに人も多いので、早めに帰ってバスに乗りたいところです。

登山道は歩きやすいのですが、一箇所だけ。
こんな感じでガチガチに凍結している箇所がありました。
滑って転ぶ人や、チェーンスパイクを着ける人も見掛けたくらい。
ここだけ雪の残り方も他と違ったので、この時期は気をつけたほうがよさそうですね。

そして下山途中にカメラのバッテリーが切れる。
切れるというか、残量はあるけど冷えて電圧が下がってるんですね。
α7IIはやっぱり、冬は厳しいなぁ。修理中のα7IIIが戻ってくるのが待ち遠しい。

下山後はすぐにバス停へ。
コミケを思い出す長蛇の列でしたが、座って帰りたい人が多かったので運良く待たずに乗ることができました。
正月の三が日は、みんなが混雑を回避しようとした結果3日目が一番混んだらしいです。

と、こんな感じで行き当たりばったりの初詣登山でした。
三峯神社BSからでも妙法ヶ岳まで登れば、コンパクトながらもそこそこ満足感のあるハイキングを楽しめます。お参りのついでに軽く登りたい、みたいな気分なら悪くないチョイスですね。

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