素で忘れてたんですが、今月も曲を公開してました。
Meta-Krake、月姫リメイクのクラーケ戦ですね。月姫リメイクのアレンジを年内に公開できて本当によかったです。

本当は魔眼覚醒の方を最初にアレンジするだろうと思ってたんですが、気がつけばこの曲のアレンジに先に手をつけてしまいました。
原曲の方はもうちょっとクラブミュージックライクな感じですが、私なりの解釈ということでトレイラーミュージック系に。
Epic/Cinematicとも言えなくもないですが、私の場合Two Step From Hellみたいなキレイなタイプじゃなくて、Harry Gregson-WilliamsやTrevor Rabinが作る映画音楽のカーチェイスシーンがベースになってます。なので、亜種亜流というか邪道というか、典型的なEpic/Cinematicとはちょっと毛色が違うかなーとも思ったり。


&lt;h2&gt;アレンジのこと&lt;/h2&gt;

曲聴いた瞬間にこれはカーチェイスできるわと思ったので、とことん私の趣味を押し出す感じでアレンジしてます。
まほよを経て、月姫リメイクには原典にはないスピード感が加わったので、そのスピード感は大事にしたいなと。
まぁ月姫はカーチェイスしないですけどね。誰も免許持ってないですし……琥珀さんは持ってましたっけ？

イメージはもう完全にシエル。リメイク版の武装シエルには、やっぱりこれくらいのスピード感は必要でしょう！
曲自体はクラーケ戦ですが、ヴローヴ戦くらいの勢いは欲しいなと思ってこんな感じになりました。

原曲からフレーズ自体はあんまり大きく変えてないんですが、ワウギターのリズムをひとつめのモチーフにしてパーカッションアンサンブルのみのパートを作ったり、このメロディラインならワウ踏むしかねえだろって踏んでみたり。

トレイラーミュージック要素をガンガン入れたいってことで、弦のソロを加工してシーケンスフレーズ作ったり、賑やかしのTikiTakaパーカッションも色々入れ込んでみたり。
深澤秀行さんの弦アレンジが結構好きで、今回のアレンジでもそれをなぞっているのですが、ハリウッドっぽい感じのおバカな派手さを出したいのでブラスとユニゾンさせてみたり。
そんな感じで色々遊べました。もっとバカになってもよかったですね。

&lt;h2&gt;音源のこと&lt;/h2&gt;

今年のBlack Fridayは珍しくDTMに結構投資したので、そのあたりのパワーを躊躇いなく使ってます。
今までオーケストラ音源を中心に入れてたんですが、今回はシネマティック系のライブラリも色々投入してみたり。まぁ正直なところ、シネマティック系のライブラリはハズレもかなり多いなっていう印象は受けましたが。

あとは今までMassiveだけでシンセ音源作ってたのを、Spireも入れてみたり。
使いこなせてるとは言い難いですがMassiveオンリーに限界を感じて、SerumとSpireをデモってみたところ、Serumの方が音は良いけどアルペジエーターがないのが結構ネックで、それなら次点のSerumかなと思ってセールのタイミングで導入してみました。
シンセはほとんどSpireで作ってたと思います。サブベース系なんかも活かす機会があって、なかなか嬉しい。

パーカッションは相変わらずAction Strikes。やっぱ打楽器を全力でぶん殴ってる感が出るのはこの音源っすね。
Damage2とかも入れたんですが、この感触はやっぱりこの音源じゃないと出ないなと。

&lt;h2&gt;今後の予定&lt;/h2&gt;

今年は（書店さんのコンピに提供した曲も含めれば）12曲公開できたのですが、来年はペースを落とそうかなと思っています。
先日配信が始まったFGOのサントラを聴いてみても、アレンジしたい曲がいっぱいあって目移りするくらいなんですが、来年くらいからはそろそろリメイクを減らして新作を作る方にシフトしたいなと思ったり。
そうなると必然的にペースは落とさざるをえないので、まぁ気長に待ってねと。

とは言え引退してからもうすぐ5年。未だに作り続けられてるのも正直なところ予想外でしたし、今もまだ聴いてもらえるのも予想外です。
その期待にもまぁ、裏切らない程度には応えられたらなぁと思ったり思わなかったり。

【新曲公開】Meta-Krake

公開してから既に3週間くらい経ってるような気もするんですが。
先月はFGOのキリシュタリア戦の曲を公開していました。
アレンジというほど弄っているような感じでもないんですが、最近音源の入れ替えを進めていて、その感触を掴むのも兼ねて打ち込んでみたものです。

そして今日は告知も。
既にリリース済みですが、メロンブックスさんのコンピレーション「東方九十九折」に1曲提供させていただきました！
「アコースティック・エピソード」収録曲のリメイクです。
どれくらいリメイクしているかというと……、YouTubeに上げているのと同じくらい弄ってますね。

&lt;a href=&quot;https://www.melonbooks.co.jp/special/b/0/fair_dojin/20211001_tohobest_tuzuraori/&quot; target=&quot;_blank&quot; rel=&quot;noopener noreferrer&quot;&gt;&lt;img src=&quot;http://www.crowsclaw.info/img/211103-02.png&quot; alt=&quot;&quot; width=&quot;400&quot; height=&quot;65&quot; class=&quot;alignnone size-full wp-image-4368&quot; /&gt;&lt;/a&gt;


&lt;h2&gt;音源構成&lt;/h2&gt;

弦は今までSpitfireの音源を使ってたんですが、今回Cinematic Studio Stringsに乗り換えてみました。
リアリティを追求する上での乗り換えではなくて、制作時のストレスを減らすのが狙い。
音自体にはあんまり不満はなかったんですが、奏法が変わっても極端に音量や音色が変わらないタイプの音源に変えたいなーと思っていたので。

ブラスはSpitfireのまま。導入してみた音源もあったんですが、最終的にはSpitfireに戻っちゃいました。

コーラスは8dioのLacrimosaで、これは去年だったか一昨年だったか、それくらいの時期から使い始めてます。
普通に買うと高いけど、なんかのタイミングでめっちゃ安くなってて買っちゃったのを覚えています。

パーカッション類はNIのAction Strikesをメインに、金物とかで他の音源もあれこれ使ってます。
なんか賑やかしに手持ちのToontrackのSDXとかも使ってたような。
音源構成はあんまり変えてませんが、混ぜ方というか、音色の作り方は今までとちょっと変えたような記憶があります。

こうして振り返ってみると弦以外変わってないですね。
いや、色々変えたはずなんですが……。

&lt;h2&gt;今後の予定&lt;/h2&gt;

緊急事態宣言が終わって頭の中は登山メインに切り替わってしまいましたが、バッキングだけ録って放置してた音源があるのでさすがにそろそろ完成させようと思います。
などと考えて今日はギターとか録ってました。一通り録り終わったので、今月中には公開できるんじゃないかなと。

病禍の影響でギターやベースのコーティング弦の入手が難しい状態が続いていて、実は結構困ってます。
ベースではElixirのテーパードの5弦、ギターはElixirの09-46と10-52のゲージが入手困難で、ストックもないので張り替えられないんですよね……。

そんなわけでベース弦の最後のストックを使ってチューニングを1音下げから2音半下げに戻したので、何曲か録り溜めています。
年内は月一ペースくらいでリメイクものを投稿できるんじゃないかなぁ。もうあと2ヶ月切っちゃいましたけど。

【新曲公開】Wodime "Tree Battle III" + 告知

発表から13年、ようやく待ちに待ったものが出ました。
正直、これをやるまでは絶対に死ねん、とすら思ってました。
月姫リメイクです。

そんな月姫リメイクがついに出たということで、そのお祝いに公開。
2004年リリースの2nd Album、十七分割からオープニングトラックで月下のアレンジです。


&lt;h2&gt;月姫リメイクの話（ネタバレはありません）&lt;/h2&gt;

発売日の翌日に時間指定していたので、その日は月姫休暇と称して仕事はお休み。
そこから飯風呂仮眠以外のほとんど全部の時間をぶっ込んで、全エンドと全バッドエンドを見終えたのが昨日。
ひとつ目のエンドを迎えたところで浄化されたような気分になり、全エンドを終えたところで放心して、未だに余韻が残ってる感じ。

変わっているところも変わっていないところも、全部ひっくるめて「こういう月姫が見たかった」んです。
記憶の中で美化されまくった月姫がこんな感じ。というか、その美化されたイメージよりも数倍良い。
13年待ち続けた甲斐があったなぁ。

ディテールの部分は何を言ってもネタバレになる気がするので割愛。
とにかくやってみてください。

でもまだ半分。
残りの半分を見ることができるのはいつの日か。
きっとまた、期待を裏切らないどころか1000%くらいの出力を見せてくれることでしょう。

&lt;h2&gt;アレンジのこと&lt;/h2&gt;

これを作ったのも、もう17年前の話。
これって原曲月下だっけ、それとも月姫だっけ。タイトルは月下だけど、どっちだったかなぁ……。

我ながら、とことん月姫の世界観とはかけ離れたアレンジを作ったもんだなぁと思う。
方向性としてはとことんアメリカンロック。伝奇とは無縁の世界観ですね。
ロアとか、白シャツじゃなくてグラムロックとかLAメタルみたいな格好になってそう。

オリジナル版やベスト版とはリズムが変わって、ハネた16分に。
本当はこのノリを出したかったんだけど、苦手なリズムなので今までは避けてたもの。
さすがにもうこれをリメイクすることはないんだろうなぁと思って、頑張ってみました。

&lt;h2&gt;使った機材とかの話&lt;/h2&gt;

ドラムはToontrackのLegacy of Rockで、キットは確かThe Oyster Kit。
アメリカっぽい響きの出せる音源で、その中でもちゃんとアタックの立っているキットを選んでます。
ソロで鳴らすと良い感じなんだけど、現代風の楽器構成に混ぜようとすると結構難しい音源だなぁと思います。

ベースはいつものIbanezで、アクティブだけどPJ配列。
ペダルはEBSのMultiDriveを噛ませて、Kemperのデフォで入ってる古いAmpegのリグを使ってます。
手持ちのベース用ギアの中では一番、ロック（≠メタル）っぽい歪み方をしてくれる組み合わせかなぁ。

ギターの方は色々と。
カラッとした歪みが欲しかったので、いつものメタル仕様レスポールじゃなくてLP Jr.とストラトがメイン。
JCM800とかEgnaterと、Heritage系のスピーカーの組み合わせが中心だったと思います。
リードと、左右のブリッジミュートはいつも通りV30系ですが。

リフに重ねてるフレーズで使ってるスライドバーは、Dunlopの一番肉厚で重いブラスのやつを使っています。
ある程度質量がないと、キンキンした耳障りな音になるんですよね。

&lt;h2&gt;ミックスの話&lt;/h2&gt;

ギターやベースへのアプローチはいつも通りだから、書くことはあんまりないですね……。
基本的には録り音から音色は変えずに、ギターはM/Sで広げて、ベースはMonoToStereo系でステレオ化するくらい。

ドラムの方は、アタックを殺さないためになるべくコンプは使わず要所で挿す程度。
アンビにもほとんどコンプは使ってなかったと思います。
メタル系と違ってあんまりトラックごとに作り込まずに、ドラムバスで色々調整しようとしてたんですが、最終的にはドラムバスには何も挿さってなかったんじゃないかなぁ。
テープ系とかも最初は使ってたんですが、アタックが死ぬデメリットが痛すぎるので撤去。
リバーブは今回は控えめで、Legacy of Rockのアンビを最大限活かしつつ、どうしても余韻が足りない部分だけホール系のリバーブで補う感じ。

そんな感じで録り音を活かす方向で混ぜているので、使ったプラグインもほとんどナチュラル系です。
いつも通りの構成ですが、EQはDMG AudioのEQuality、コンプはFabfilterのPro-C2。
あとはダイナミックEQとしてSonnoxのSuprEsserとDynEQを使いました。
リバーブはあんまり覚えてないんですが、Exponential AudioとValhallaのプレート、あとはWavesのIR-Lとか。ホール系として2CAudioのB2も使ったかもしれません。

&lt;h2&gt;締めの一言&lt;/h2&gt;

今後は……というと、既に動画までできている曲があるのでまずはそれを。
あと、今年まだ1曲もFate関連のアレンジを公開していないので1曲制作中。
とりあえずはそんなところですね。
月姫リメイクからも何かやりたいんですが、正直私の作風じゃないなぁとも思っていて、やるとしたらギターは使わないかなぁ。
まぁ、それはいつ公開になるかわかんないですが。

【新曲公開】Under The Moon 2021

久々なようで久々でない、ギターメインの新曲。
予告通り？Fate/Grand Orderから宿命 ～GRAND BATTLE 3～のアレンジです。

&lt;a href=&quot;https://www.crowsclaw.info/archives/3206&quot; target=&quot;_blank&quot; rel=&quot;noopener noreferrer&quot;&gt;運命 ～GRAND BATTLE～&lt;/a&gt;、&lt;a href=&quot;https://www.crowsclaw.info/archives/3278&quot; target=&quot;_blank&quot; rel=&quot;noopener noreferrer&quot;&gt;その命題 ～GLAND BATTLE 2～&lt;/a&gt;のアレンジが割と原曲に忠実だったので、この曲もそうなるかと思いきや。型月のアレンジでは結構久しぶりにHR/HM寄りなアレンジになりました。


&lt;h2&gt;制作秘話&lt;/h2&gt;

ギターメインのアレンジは&lt;a href=&quot;https://www.crowsclaw.info/archives/3297&quot; target=&quot;_blank&quot; rel=&quot;noopener noreferrer&quot;&gt;Maybe I’m A Lion 2020&lt;/a&gt;があるので実はそこまで久々ではないのですが、型月アレンジの新曲としては&lt;a href=&quot;https://www.crowsclaw.info/archives/3036&quot; target=&quot;_blank&quot; rel=&quot;noopener noreferrer&quot;&gt;Clashing Souls&lt;/a&gt;以来なので久しぶり感があります。
ギターでリードを弾いた新曲というのもおそらく&lt;a href=&quot;https://www.crowsclaw.info/archives/3206&quot; target=&quot;_blank&quot; rel=&quot;noopener noreferrer&quot;&gt;運命 ～GRAND BATTLE～&lt;/a&gt;以来。
その前となると2016年初出の&lt;a href=&quot;https://www.crowsclaw.info/archives/1349&quot; target=&quot;_blank&quot; rel=&quot;noopener noreferrer&quot;&gt;Rural Makai City Esoteria&lt;/a&gt;まで遡るんじゃないかと。

引退して以降はFateシリーズのアレンジばっかり作っていて、特に今年はFGOのアレンジばっかりやってるわけなんですが。
所謂Epic/Cinematic系のアレンジが中心なので、今回のようなHR/HM系は果たして受け入れられるんだろうか、とちょっと不安視していたのですが。反応を見る限り高評価なようで安心です。

HR/HM寄りなので使用機材とかはあんまり書くことない。
いつも通りドラムはSDX Metal Machinery、ほとんどFabfilterのPro-C2とDMG AudioのEqualityだけで音は作ってます。
ギターはGibson Les Paul Custom w/EMG 81。音作りは&lt;a href=&quot;https://www.crowsclaw.info/rigs-tips/kparig01&quot; target=&quot;_blank&quot; rel=&quot;noopener noreferrer&quot;&gt;自作のKemper Rig&lt;/a&gt;で。やっぱ私の音はこいつなんだよなぁ。
ベースはIbaneのプロトタイプでDarkglass Alpha OmegaとAshdownのプリアンプを通してHartkeのキャビのIRを噛ましてます。

サビのシーケンスフレーズでProvidenceのChrono Delayっていうペダルのディレイを踏んでます。タップテンポとかもできるんですが、BPM指定できるのが宅録的には強い。
弦とかのオケ系はいつも通りSpitfire Audioから。クワイアはいつだったか、セールしてた時に買ってしまった8dioの何かを使ったような気がします。

&lt;h2&gt;ドラムの音の秘密&lt;/h2&gt;

こういう方向性の曲をミックスすると、ドラムの音が好評なので嬉しい限り。
コンプ感を廃したトランジェント感と奥行き感、ギターに埋もれない解像度が私の目指すドラムサウンドですが。実はその秘訣ってすごく簡単なんですよね。
特別なテクニックを使ってるとかじゃなくて、常識的な音量バランスより少しだけドラムの音を大きくしているだけ。
ドラムの音を奥に引っ込まず前に出したい、空間を感じさせたいと思ったら音量を上げるのが一番。
音圧競争で引っ込んでしまったドラムですが、YouTubeに上げる分には大きめにしても全然問題ないかなって。ラウドネスノーマライズのお陰ですね。

&lt;h2&gt;今後の話&lt;/h2&gt;

型月アレンジもやりたいものはだいたいやってしまった気がしていて、さて今後どうしようかなと思い悩んでる昨今。
Epic系+HR/HMの路線でオリジナルを作るのもいいかなぁとは思っているのですが、なかなか難しそうで。
まぁ、気長に待っていただければ幸いです。

【新曲公開】Grand Battle Theme Part 3

今年はFGOからGrand Battleのアレンジを1から3までやろうと思っていたのですが、3のアレンジに難航している間に寄り道してしまい、こちらが先に完成しちゃいました。
2部5章後半のあのシーンの曲、「虚空を斬る 〜零の先へ〜」のアレンジです。

私がFGOを始めたその日に実装されたのが武蔵ちゃん。
英霊剣豪七番勝負の時はそこまでのめり込むようなキャラでもなかったのですが、オリュンポスでの活躍を見て結構好きなキャラになってしまいました。

そんなわけで今回はネタバレありです。


&lt;h2&gt;曲のことよりまずは武蔵ちゃんのことを&lt;/h2&gt;

既にSNSなどで考察されているように、「虚空を斬る」あのシーンは虚、空、零の先へと至る場面。
型月的には「　」へと到達する場面で間違いないでしょうね。
LOST DATAの演出は、「　」に至り観測できなかったから、ということなのでしょう。

そういった意味で、この曲は魔法使いの夜の『Five』とほぼ同じ意味がある。
面倒臭いタイプの古い型月ファンとしては、青子の第五魔法と同じくらい待ち望んでいたシーン。

なのでYouTube版だけですが、SEを入れてみたりしています。
これはもう、音楽で二次創作するならやらないっていう選択肢はなかったくらい。
DL版の方は純粋に曲を聴けるように、SE抜きにしています。

&lt;h2&gt;アレンジの方向性とか&lt;/h2&gt;

自分のDAWでもこの曲を再生したい、くらいの気持ちだったのでアレンジとしてはだいぶ控えめ。
ジャンルをがらっと変えるとか、メロやコード進行を弄るとかではなくて、使われる場面も加味して原曲との解釈の細かい違いを楽しんでもらえたら、と。
特にサビ後半のコード進行や金管のあたりは、あの場面を見ているからこそ「こうあって欲しい」という思いがあったので意図的に大きく変えています。

タイトルはなんか微妙に思いつかなかったのでMusashi&apos;s Themeで。
英語版のwikiとかでも曲名の英訳が出てこなかったので安直に。Voidは「虚空」からです。

&lt;h2&gt;制作秘話&lt;/h2&gt;

音源とかはいつも通り。
SpitfireのSymphonicシリーズから弦と管を使っているのがメインで、時々SpitfireのAlbion IIIも使ってる。
パーカッションはNIのAction Strike、Spitfire Percussionがシンバルとチューンドパーカッション系担当って感じですね。

Spitfire Symphonic Stringsはこれくらいのテンポの16分のフレーズになると、ラウンドロビンによって発音タイミングが若干違うのでリズムがヨレて聴こえるので結構困ってました。
最近まではそういうフレーズだけAlbion Oneを使ってたんですが、あんまり違う音源を混ぜるのは好きじゃない。
結構悩んでいたのですが、ふと思いつきで敢えてViolinsとかVoilasではなくEnsemblesの方を使ってみたら、多少マシだったのでそちらを使うことに。
単体で聴くとまだ気になる箇所はあるんですが、混ぜてしまえば気にならないかなーと。

そもそもこういう使い方をする音源じゃないな、ってのは薄々感じてるところではあるんですが。
Albionシリーズとか、Orchestral ToolsのMetropolis Arkシリーズみたいな、オーケストラではなくEpic専門音源とかの方が私の意図には合うのは重々承知しつつ、でもああいう音源ってレガート苦手っていうか、音域狭すぎて使えないんだよなあ……なんて。

ハープは昔懐かしいQLSOを引っ張り出してきて使いました。
鳴らしてみると何というか、時代を感じますね。

&lt;h2&gt;あとがき&lt;/h2&gt;

今年はなんだかんだであと1曲公開できれば良い方かな？
Grand Battle 3の方を早く仕上げないと。
あとギターとベース録るだけでほとんど終わるんですが、ギターメインの曲になってしまったのでなかなかやる気が出ない……（笑
そろそろ紅葉シーズン、チャンスがあれば山に行くと思うので音楽の方はあまり期待しないでください。

【新曲公開】Musashi's Theme - Void

今年の書き下ろし新曲、3曲目もFate/Grand Orderから。
1.5部のGrand Battle、『その命題 ～GLAND BATTLE 2～』のアレンジです。
FGOでやりたい曲は色々あるんですが、とりあえずGrand Battleシリーズから手を出していこうかと思っています。


&lt;h2&gt;制作秘話&lt;/h2&gt;

さっちんリアレンジをやり終えてリメイクはひと段落した気分だったので、しばらくDTMはお休みかなーと思ってたんですが。
山に行けないと、気がついたらDAWを立ち上げてますね……。

今回は原曲から大きく変えるようなアレンジではなく、元の編曲をなぞりながら、自分だったらここはこうするかな？というところを少しずつ変えていく感じ。
FGOの曲はメロの主張があんまり強くないので、派手に弄ると壊れてしまいそうな。

&lt;h2&gt;使用音源&lt;/h2&gt;

弦はSpitfireのSymphonic Stringsをメインに、シーケンスフレーズだけAlbion Oneを使いました。
レガートを多様する場合はAlbion Oneだとちょっと厳しいですね。逆に、早いフレーズはSymphonic Stringsだと発音タイミングが合わない。
混ぜて使うのはちょっと抵抗がありますが、仕方ないですね。

いつも使っていた低音用のAlbion IIIは珍しく使ってません。
今回はチェロとコントラバスのラインが分かれていたので、ユニゾンっぽい鳴り方のAlbion IIIは外しました。
あと、Albion IIIだと音域がちょっと足りなかったというのもあります。

原曲になかったブラスはSpitfireのSymphonic Brass。チューンドパーカッションにSpitfire Percussionも使ってます。
このあたりはいつも通りの構成ですね。

ドラムはMetal Machinery。Epic系にがっつりMetal Machineryを合わせてみたかったんです。
メタル専用っていうと広がりがない、狭い……みたいなイメージを持たれがちですけど、やり方によってはそれを覆すこともできたりできなかったりするかもしれません。
普通に混ぜたらこういう音にはならないですけど。

&lt;h2&gt;あとがき&lt;/h2&gt;

そろそろ緊急事態宣言も解除でしょうか。
実際に解除されたら、密は避けつつも日帰り登山くらいは解禁していきたいですね。
そうなると、ウチのDTM強化週間もそろそろ終わりでしょうか。

……と思うじゃん？
そろそろ梅雨の季節なんですよね。せめて週末くらいは晴れて欲しいですが、どうなることやら。

【新曲公開】Grand Battle Theme Part 2

前回の投稿から一週間程度で次の曲へ。なるほど、山に行かないとこうなるんですね。
というわけで今回はさっちんこと弓塚さつきのテーマ、『Help Me!』のリメイクです。
バージョンが上がったらさっちんのステージ変わって、別の曲になっちゃったんですが。


&lt;h2&gt;製作秘話&lt;/h2&gt;

この曲も前からリメイクしたかった曲のひとつ……なんですが、リメイクよりもやりたかったのがコンボムービー。
Melty Bloodは初代とかRe-Actの頃から触っていて、さっちん実装後はずっとさっちんメインだったので、自分のアレンジで自分のコンボでコンボムービーをいつか作りたいなぁと思っていました。
なので、今回のリメイクのメインタスクはコンボを録ることでした！

いや、もちろん曲の方もちゃんと作ってますが。
今回リメイクするにあたってMBAACC版を参考に、シンセとオルガンを足したり、リードにハモりを足したりしてブラッシュアップしています。
バッキングも結構変えましたね。

&lt;h2&gt;コンボ解説&lt;/h2&gt;

曲の方はこの辺にして、あとはコンボ解説。
といっても私に魅せコンっぽいのを作るスキルもないので基本コンボみたいなもんですが。
あと、精度の都合上妥協しまくってますが。

&lt;h3&gt;1. 基本コンボ&lt;/h3&gt;

所謂成仏コン、CFさっちんならこれが基本コンボ。
BE623A&gt;BEJCが難しいけど、Cさっちんなら猶予長いので慣れれば大丈夫。
3C&gt;BE623Aでディレイを入れるのがコツらしいけど、気合いがあれば最速でも何とかなる（一部キャラを除く）。
まずはどんな状況でも、何か引っ掛けたらコレに持っていけるように練習。

&lt;h3&gt;2. 基本コンボ1ゲージ版&lt;/h3&gt;

ゲージがあるならこっち。
Bアームからのダウン追い討ち後に5B&gt;2Cで裏を作ってEX対空アームで拾って、ダッシュ慣性つきジャンプからn択を迫るさっちんの基本勝ちパターン。
始動がJC&gt;2B&gt;5B&gt;2Cになるとめっちゃ火力上がることにびっくり。上手い人はこの辺ちゃんとやってそう、でも私はA擦ってます。

&lt;h3&gt;3. 基本コンボ2Cなし版&lt;/h3&gt;

軋間とかリーズとか、一部キャラはディレイなしだと2C&gt;3C&gt;BE623Aが繋がりにくいので、慣れないうちはこっちで代用しても良いかも。
でもディレイ挟む練習も大事。

&lt;h3&gt;4. EX対地アーム版&lt;/h3&gt;

あんまりよくわかってないんだけど、敢えてコンボパーツとしてEX対地アームを使う理由ってなんだろう。火力の底上げかな？

&lt;h3&gt;5. Bダンク&gt;避け&gt;拾い&lt;/h3&gt;

これも使いどころがわからない。
本当は避け&gt;JA空振りで着地すれば5B&gt;2Cまで入るので623Aで中央に戻して受身狩りとか狙える。でもタイミングが結構難しくて私には無理でした。

&lt;h3&gt;6. MBAC版基本コンボ&lt;/h3&gt;

尺稼ぎに入れた懐かしいコンボ、意外と火力ありますね。
でも、空投げまで繋げると起き攻めに行けないので誰もやらないと思います。

&lt;h3&gt;7. B対地アーム始動&lt;/h3&gt;

B対地アームって崩せる気がしないんだよなぁ……。
拾うのに1ゲージ使っちゃうので、殺し切れそうな時の揺さぶりくらい？

&lt;h3&gt;8. B行く始動&lt;/h3&gt;

結構猶予短いのにB行くヒット確認B対空アームとか無理でしょ。
BE5C&gt;B行くが繋がることを撮った後で思い出したんですが、でもそこからB対地アームって繋がるかな……？

&lt;h3&gt;9. B対空アーム始動&lt;/h3&gt;

さっきと同じことやってるだけ。
ゲージ使うのに敢えてB対空アームで掴むメリットはあるのだろうか……？

&lt;h3&gt;10. EX対空アーム始動&lt;/h3&gt;

困った時のEX対空アーム、バッタはこれでお仕置き。

&lt;h3&gt;11. BE3C始動&lt;/h3&gt;

BE3C&gt;BEJC&gt;BEJCは最速ではないので、ヒット確認は可能かと。
ありとあらゆる箇所でかなりディレイを挟む必要があって、動画だとまだちょっと早いくらい。

&lt;h3&gt;12. BE5C始動&lt;/h3&gt;

めっちゃいっぱいBE技が入るのでさっちんっぽい。
楽しいけど、実戦ではBE5Cヒット確認BE2Cは無いと思うので、BE2Cを抜いてヒット確認2Cが現実的かなぁ。

&lt;h3&gt;13. 空投げ始動&lt;/h3&gt;

基本レシピだけど、2Cが多段ヒットしない軋間とかはやりづらいんですよね。愛されボディってやつですか。

&lt;h3&gt;14. 空投げ&gt;前BEJC&lt;/h3&gt;

画面端付近限定で高度制限とかもあるみたいで、今回の中で一番難しかった。
本当はもっとコンボ伸ばせるらしいんですが、普段やらないことのオンパレードなのでめっちゃ妥協しました。

&lt;h3&gt;15. 空中吸血始動&lt;/h3&gt;

まず空中吸血って狙うかな？っていう。
あと、ゲージめっちゃ使うので途中で切って起き攻めに行くのが正解だと思う。カットインがかわいい。

&lt;h3&gt;16. 空対空カウンター始動&lt;/h3&gt;

多分、本当はBEJC&gt;jc&gt;BEJCできるはず。

&lt;h3&gt;17. 地対空カウンター始動&lt;/h3&gt;

高度によってタイミングも変わるし、カウンター確認BE3Cは実戦向けではなさそうな。

&lt;h3&gt;18. 空対空カウンター始動&lt;/h3&gt;

JCカウンターhitは跳ねちゃうけど、地面に着く前に2Cで拾えれば成仏コンに行ける。
早そうに見えるけど、高度によっては最速だと繋がらないこともあるので、2Cを振るタイミングはちょいディレイ挟むくらいでいい。

&lt;h3&gt;19. A邪魔カウンター始動&lt;/h3&gt;

リバサでA邪魔って今でも使うのかな……？
動画撮ってる時、BEJC&gt;前jc&gt;BEJCすると裏回ったり空振ったりしたので垂直jcに急遽変更。

&lt;h3&gt;20. B行くカウンター始動&lt;/h3&gt;

もうちょいコンボ伸ばせそうな予感がするコンボだけど、実戦だと多分こんな感じ。

&lt;h3&gt;21. AADまで繋げるコンボ&lt;/h3&gt;

さすがに実戦でここまでは時間的に繋がらない。でも適当にやっても2Cから繋がるのでコンボに組み込むのは楽。

&lt;h3&gt;22. 開放を混ぜるコンボ&lt;/h3&gt;

どうしてもAADをコンボに組み込みたい人向け？
確かAADは固定ダメージが入るから補正掛かってる時にいいんだとか？

&lt;h3&gt;23. A行くスパキャン吸血連携&lt;/h3&gt;

MBAC時代からありましたね。でも遠い距離からA行く振る時点で狙いがバレバレなので、慣れてる人にはあんまり通らない。
実際には暴れ潰しにダッシュ吸血を時々混ぜて、揺さぶりを掛ける感じ。

&lt;h3&gt;24. A行くスパキャンAAD連携&lt;/h3&gt;

上記の改変。でもわざわざA行く空振りさせなくても、2CガードさせてAADでも掴んでくれるし、そっちだとほぼガー不。
余談だけど、AADはかなり優秀なので積極的に狙っていきたいですね。嘘つきー！

&lt;h2&gt;次の音源の話&lt;/h2&gt;

この日記を書いているということは、次の曲が完成しつつあるということでもあります。
アレンジ自体は軽めで、1日でサクッとできちゃったのでこれから投稿しようかなと。

【新曲投稿】Catch The Dream "Satchin ARM" 2020

前回の日記で、曲作りには着手していないのでしばらくは山日記が……と言ったような記憶があるのですが。
勢いで作ってしまいました、新曲を。

前回に引き続きFGOのアレンジで、今回は『臨戦』と『戴冠の時来たれり』の2曲で前後編みたいな感じになっています。
タイトルの通り、第一部最後のあのシーンがモチーフ。
第一部の最終章はどこ切り取ってもテンション上がる場面ばっかりで、型月好きとしてはたまらないですね。


&lt;h2&gt;制作秘話&lt;/h2&gt;

本当にしばらくの間は山日記を書くつもりだったんですが、ふとDAW立ち上げて作り始めてみたら乗りに乗ってしまって。
それから一週間、プライベートの時間の大半はこれの作業に使っちゃいました。
……と言いつつ今日は山に登ってきましたが。

着手から一週間で形にしちゃいましたが、そこは脳内イメージが最初から固まってたのが結構大きいです。
『臨戦』の方は原曲にはあんまり手を加えずに、Epicっぽい味付けだけちょこっと加えればいいかなーと。そして、そこから『戴冠の時来たれり』に繋げられるんじゃないかなーとは着手する前から思っていました。

難しかったのは『戴冠の時来たれり』の前半部分。
この箇所は映画『The Rock』の冒頭で流れる曲（Hummel Gets The Rockets）っぽい響きにしたかったので、音の重ね方に結構苦戦しました。
いつもは歪んだギターでガーッと帯域を埋めてしまえるんですが、それが使えないとつらいですね。
オーケストレーションは全然ちゃんと学んでこなかったので、できればこういうセクションは避けたいです（何

しかし、作り始めた当初はここまでギター入れるつもりはなかったんですがねぇ……？

&lt;h2&gt;使用音源&lt;/h2&gt;

&lt;h3&gt;ドラム&lt;/h3&gt;

いつも通りMetal Machineryです。
去年くらいまでは毎回ゼロからミックスやり直してたんですが、めっちゃ時間掛かるし、さすがにそろそろテンプレ化してもいいかなーと思いまして。
Clashing Soulsを作った時のミックスを土台にして、今回はそこからほんのちょっと弄る程度です。
余談ですが、曲調やジャンルに合わせてキックの低域の出し方は変えた方がいいですね。

&lt;h3&gt;ギターとベース&lt;/h3&gt;

いつも通りです、以上！
今回はメタル系の音作りでいきました。だってこれメタルだし。

&lt;h3&gt;パーカッション&lt;/h3&gt;

パーカッション系はほとんどNIのAction Strikesから。シンバルだけSpitfireのものを使ってます。
なんでAction Strikesばっかり使うのかなーと考えてみたんですが、アンサンブル感もちゃんとありつつ、この手の音源でよくある発音タイミングのばらつきがほとんどないからかな、と。
自分の演奏がヨレるのには寛容ですが、ドラムやパーカッションのリズムはタイトじゃないと許せない（何

TunedパーカッションはSpitfireから。安定っすね。
あとピアノは昔買ったGalaxyのVintage Dをずっと使ってます。色々ピアノ音源はありますが、これの響きが一番好き。
ところでピアノってTunedパーカッションで合ってますよね？

&lt;h3&gt;ストリングス&lt;/h3&gt;

弦は低域側にはSpitfireのAlbion III、それ以外はAlbion One。
Albion Oneは、この手の音源では珍しく短いノートの発音タイミングが結構ジャスト気味なのと、割と音色が作られていて使いやすいのと、あと響きもちゃんと入ってるのがいいですね。

低域用のAlbion IIIは、こういう曲を作るにはほとんどマスト。
今回は『臨戦』パート前半のチェロでギターみたいに左右に振ってダブルで鳴らしてみました。
というか、そういうパッチがあるんですよね。今回初めて活用できたんですが、非常にヘヴィメタルな感じになるので楽しいです。
ちょっとタイミング怪しいのがアレですが、そこはノートをズラすことで解決。

&lt;h3&gt;ブラス&lt;/h3&gt;

SpitfireのSymphonic Brass。オクターブユニゾンばっかりの私には、猫に小判な音源の筆頭。
今回はレガートパッチをメインで使ってるんですが、ようやくこの音源の扱い方が少しわかってきたような気がしてちょっと楽しい。

あと低域側はAlbion IIIのブラスを使ってます。
この迫力を出すには、こういう音源があると本当にいいですね。

&lt;h3&gt;低音補強&lt;/h3&gt;

こういう曲の低音の補強にはシンセベースを混ぜてます。
今まではNIのMassiveで自作パッチを鳴らしてたのですが、実は前回あたりからAudio OllieのScoring Synthsを使ってます。

Moogをリアンプしたとかいう頭の悪い（褒め言葉）音源で、最初から響きのある音源と混ぜるのにちょうどいいんじゃないかなーと思っています。
まぁリアンプとは言ってもリバーブの追加みたいなもので、実音はDIなんですが。
しかし自分で音作るより、その道のプロの人が作った音の方が圧倒的に良いですね……。

&lt;h2&gt;あとがき&lt;/h2&gt;

今年は新曲4つ作れたらいいかな、と思ってたんですが結構いいペース。
とは言っても正直なところ、これ以上のFGOアレンジを作れる気がしないのでしばらくDTMの方は落ち着いておこうかなーと思っています。
山日記の方も3座溜まってますしね……（笑

しかしそんな風に締めた前回から日の浅いうちにコレだったんで、未来のことは全然わからないですね。
多分、うっかりDAW立ち上げちゃったら詰みなんだと思います。

【新曲公開】Ars Nova - Solomon vs Goetia

今年も新曲を上げることができました。
去年の宣言通り、FGOのアレンジです。

まずはFateから、と思って今までFGOアレンジには手をだしてこなかったんですが。Fate/stay nightでやりたい曲はだいたいやったので、そろそろかなーと。
FGOといえばまずこの曲でしょ、ということで『運命 〜Grand Battle〜』のアレンジです。

ここ数年は曲を作ってもギターでリードは弾いてこなかったので、リメイクを除けば引退後初のギターインスト？になりますね。


&lt;h2&gt;制作秘話&lt;/h2&gt;

制作自体は今年の正月くらいから着手していたんですが、1月末くらいまでは山を優先していたのでまったく進まず。
今月に入り登山熱も落ち着いてきて、ようやく完成に至りました。
実作業時間は4日くらいだと思うんですが……、その間に丹沢山行ったり雲取山行ったり（笑
山日記の方も放置気味なので、そろそろ書き進めていきますね。

FGOは稼働初期から、型月アレンジCDでもお世話になったギンカさんがキャラクターイラストで参加していることもあって興味はあったのですが。当時はスマホでゲームをやる習慣がなかったのと、艦これの方にお熱だったので様子見。
2017年に入るタイミングで、自分の環境が色々と変わるのもわかっていたこともあってFGOにシフトしました。
気がつけば大ヒット、オリジナル作品の方でお世話になったdanciaoさんも参加されていたりと結構驚きです。

ゲームとしてはその……ガチャ要素的な闇はありますが、やっぱり型月のシナリオが読めるのは嬉しいですね。
他のFateシリーズのサーヴァントも、脇役ではなくメインキャラとして出てきてストーリーに絡んでくるのも嬉しい。

ちなみに推しはマリーさんです。
あとプリヤとシトナイ。

&lt;h2&gt;曲の話をするとしよう&lt;/h2&gt;

制作秘話といって山とゲームの話をするのはいかがなものか。
というわけで曲の方に触れることにします。
といってもいつも通りのEpic+ギターってことくらいしか書くことはないんですが。
原曲からちょっと楽器編成などを弄った前半と、ギター主体に移した後半っていう構成ですね。

&lt;a href=&quot;http://www.crowsclaw.info/img/20200222-02.png&quot;&gt;&lt;img src=&quot;http://www.crowsclaw.info/img/20200222-02-1216x730.png&quot; alt=&quot;&quot; width=&quot;1216&quot; height=&quot;730&quot; class=&quot;alignnone size-thumbnail wp-image-3208&quot; /&gt;&lt;/a&gt;

書くことがないので使ったプラグイン載せておきますね。
EQは基本的にDMG AudioのEQuality、高域をブーストしたい時だけiZotope OzoneのVintage EQを使ってます。
Mac miniに移行してUADを使いづらくなったので、Pultecの代わりに使うのがOzoneのVintage EQ。もっとPultecっぽいのがあってもいいんですが、Ozoneの方も使いやすいので別に新しく買うほどでもないかな……と。

ダイナミックEQ系はOxfordのSuprEsserとDynamic EQを使い分け。
どう使い分けるか？はつい先日Godspeed先生が私の言いたいことをぴったり当ててくれました（何

&lt;blockquote class=&quot;twitter-tweet&quot;&gt;&lt;p lang=&quot;ja&quot; dir=&quot;ltr&quot;&gt;・台形でエリアにかけたいかピークで特定の音程にかけたいか&lt;br&gt;・アタックにかけたいかサステインにかけたいか&lt;br&gt;&lt;br&gt;で使い分ける感じかなあ…でも割と感覚的な使い分けかも。&lt;/p&gt;&amp;mdash; Godspeed/青木征洋/新譜「Veiled」3月1日リリース (@Godspeed_ViViX) &lt;a href=&quot;https://twitter.com/Godspeed_ViViX/status/1230889861919338497?ref_src=twsrc%5Etfw&quot;&gt;February 21, 2020&lt;/a&gt;&lt;/blockquote&gt;

&lt;script async src=&quot;https://platform.twitter.com/widgets.js&quot; charset=&quot;utf-8&quot;&gt;&lt;/script&gt;

所謂Andy Sneap C4みたいな使い方ならSuprEsser、特定の帯域が気になる場合はDynamic EQ……みたいな感覚ですね。

コンプはほとんど使ってませんね。後半のキックやスネアでほんのちょっと使っているくらい。
パラレルコンプがバス単位からトラック単位に移ったこともあって、最近はバスコンプ的なものを使うことがほとんどないので、コンプはPro-C2ばっかりです。コンプのモードも普通のやつばっかり。

リバーブはValhallaのプレートとExponential AudioのPhoenixVerb。あと2C-AudioのBreeze。
PhoenixVerbの方はアーリーリフクレクションだけ使ったり、ルームやホールとして使ったり色々使い道があるのがいいですね。

他にも細かいところで色々使ってたりもしますが、使うプラグインの選択はかなりシンプル。
マルチに使えるコンプとEQがあれば大抵のことはできるなー、と。

&lt;h2&gt;あとがき&lt;/h2&gt;

こんな感じで今年最初の新曲はFGOから。今年はFGOアレンジを中心にやっていこうかなーと。といいつつ次回も新曲とは限りませんが。
それはそうと既に書いた通り、丹沢山レポと雲取山レポが控えているので暫くは山日記の方を書いていこうと思います。写真の現像もサボっていたので、まずはそっちからですね。

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