【新曲公開】Grand Battle Theme Part 3
2020年11月15日2023年09月30日音楽
制作秘話
ギターメインのアレンジはMaybe I’m A Lion 2020があるので実はそこまで久々ではないのですが、型月アレンジの新曲としてはClashing Souls以来なので久しぶり感があります。
ギターでリードを弾いた新曲というのもおそらく運命 ~GRAND BATTLE~以来。
その前となると2016年初出のRural Makai City Esoteriaまで遡るんじゃないかと。
引退して以降はFateシリーズのアレンジばっかり作っていて、特に今年はFGOのアレンジばっかりやってるわけなんですが。
所謂Epic/Cinematic系のアレンジが中心なので、今回のようなHR/HM系は果たして受け入れられるんだろうか、とちょっと不安視していたのですが。反応を見る限り高評価なようで安心です。
HR/HM寄りなので使用機材とかはあんまり書くことない。
いつも通りドラムはSDX Metal Machinery、ほとんどFabfilterのPro-C2とDMG AudioのEqualityだけで音は作ってます。
ギターはGibson Les Paul Custom w/EMG 81。音作りは自作のKemper Rigで。やっぱ私の音はこいつなんだよなぁ。
ベースはIbaneのプロトタイプでDarkglass Alpha OmegaとAshdownのプリアンプを通してHartkeのキャビのIRを噛ましてます。
サビのシーケンスフレーズでProvidenceのChrono Delayっていうペダルのディレイを踏んでます。タップテンポとかもできるんですが、BPM指定できるのが宅録的には強い。
弦とかのオケ系はいつも通りSpitfire Audioから。クワイアはいつだったか、セールしてた時に買ってしまった8dioの何かを使ったような気がします。
ドラムの音の秘密
こういう方向性の曲をミックスすると、ドラムの音が好評なので嬉しい限り。
コンプ感を廃したトランジェント感と奥行き感、ギターに埋もれない解像度が私の目指すドラムサウンドですが。実はその秘訣ってすごく簡単なんですよね。
特別なテクニックを使ってるとかじゃなくて、常識的な音量バランスより少しだけドラムの音を大きくしているだけ。
ドラムの音を奥に引っ込まず前に出したい、空間を感じさせたいと思ったら音量を上げるのが一番。
音圧競争で引っ込んでしまったドラムですが、YouTubeに上げる分には大きめにしても全然問題ないかなって。ラウドネスノーマライズのお陰ですね。
今後の話
型月アレンジもやりたいものはだいたいやってしまった気がしていて、さて今後どうしようかなと思い悩んでる昨今。
Epic系+HR/HMの路線でオリジナルを作るのもいいかなぁとは思っているのですが、なかなか難しそうで。
まぁ、気長に待っていただければ幸いです。
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