【日光】半月山:紅葉と渋滞の中禅寺湖
紅葉シーズンの日光はとにかく混む。
それを知らずに、日光の半月山へと行ってしまいました。
去年の春にも一度登っているのですが、半月山から見える中禅寺湖と男体山を見たくて、つい。
半月山に登ろうと思ったら、自家用車でも公共交通機関でも、いろは坂の大渋滞に耐えなければなりません。
朝6時にいろは坂に着けば大丈夫らしいですが、公共交通機関を使うとなかなか難しいですね。
あぁ、だからこの時期は日光にいく夜行列車があるんですね。
半月山の情報
コース情報
標高 | 1753.1m |
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累積標高(登り) | 232m |
行動距離 | 2.96km |
行動時間 | 1時間23分 |
コース定数 | 5.91 |
アクセス
往路:東武日光線 東武日光駅 > 中禅寺温泉BS > 半月山BS
復路:茶ノ木平遊歩道入口BS > 中禅寺温泉BS > 東武日光線 東武日光駅~
コース情報を見れば察して頂けるんじゃないかと思うのですが、ほとんど歩いてません。
朝は東武線の急行が満席で乗れずに出遅れ、東武日光駅から中禅寺湖までは渋滞で2時間掛かり、登山口に着いたのは昼も過ぎる頃。
早出早着が登山の基本といいますが、今回はそれとは真逆の山行になってしまいました。
この時期は前泊するとか、前述の夜行列車を使うとか、何かしら渋滞回避の手段を考えないと日光の山には行けそうにないですね。
半月山BS〜半月山
渋滞に出鼻を挫かれた今回の山歩きですが、しかし初っ端から景色はいい。
中禅寺温泉BSでバスを乗り換えて半月山BSまで来てみれば、この景色。
山が黄金色に染まっています。
安達太良山のように真っ赤というわけではないのですが、これはこれで見応えがありますね。
半月山BSからの登山道は、ハイカーと観光客が半々くらい。
ガチガチの登山装備は逆に浮いてしまうほど。
数分登っただけでこの景色。
スタート地点が既に標高1600mくらいあるんですが、一応半月山も標高2000m近い山ではあります。
というわけで、あっというまに半月山の展望台へ。
社山まで行きたかったけど、この時間じゃさすがに無理か。
実はこの日、晴れ予報は昼くらいまで。
太陽も頑張ってくれましたが僅かに力及ばず、雲が出始めています。
男体山に影の掛からないタイミングを狙っていたのですが、雲は増える一方なので諦めて山頂へ。
こちら側へ来るともう、観光客の姿はありません。
半月山〜茶ノ木平遊歩道入口BS
このまま元の場所まで戻るのも癪ですし、次のバスまで1時間以上時間が残っているので、少し歩くことに。
前回歩いた通り、半月山は中禅寺温泉BSからも歩いて登れるので、次のバスが来るまで少し中禅寺温泉BS方面へと歩いてみます。
すれ違う人もほとんどいませんが、遠影も近景も紅葉していて見飽きるということがありません。
こちらは中禅寺湖展望台付近。
すっかり雲が出てしまいましたが、ガスったりするよりはマシかな?
狸山を経由。
足元にも紅葉が広がっていて、これはこれで悪くない。
茶ノ木平遊歩道入口BSまでやってまいりました。
体力的には全然余裕なんですが、往路の渋滞っぷりを見ているのでなるべく早く帰りたい。
帰りのバスの時間も近づいてきましたので、早いですがこのあたりでお開きにします。
茶ノ木平遊歩道入口BSから歩いてすぐのところにも展望台があります。
春に歩いた時は微妙な景色……と思っていたのですが、この時期は手前の紅葉と中禅寺湖、男体山のバランスがなかなか良い感じ。
ちょっと歩いてみたからこその発見ですね。
振り返り
感想としては一言だけ。
観光地の山には行くな、と。
景色は良いですが、移動やら何やらの待ち時間が多くて、行動時間がほとんど取れません。
実は帰りのバスも1時間以上待たされて、そこから渋滞のいろは坂を通って東武日光駅へ降りるという。下調べが足りなかったですね……。
一度見てみる価値はありますが、二度登りたいかというと……それほどでもないかな(笑
しかし前回はコース定数30近い大移動でしたが、バスを使うと途端に初心者向けの山になりますね。
秋に限らず景色は良いので、登山メインでこの山に登るなら、やっぱりツツジの季節が良さそうな気がします。