【日光】三度目の男体山登拝
2021年10月20日2023年09月25日登山:北関東

登山情報
GPSログ
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コース情報
- 標高
2486m
- 標高差
1204.0m
- 累積標高(登り)
1211m
- 累積標高(下り)
1196m
- 行動距離
7.74km
- 行動時間
4時間20分
- コース定数
22.9
アクセス
往路、復路ともに:~東武日光線 東武日光駅 > 東武バス 二荒山神社中宮祠BS
今年も夏はテント泊登山をやるに違いない、ということで、梅雨の明けた7月中旬に向かったのが男体山。
東京都はこのあたりから緊急事態宣言が出ていましたが、私は都内には住んでいないので、感染症対策を行った上で登ってきました。
まぁ、それから2〜3週間くらい経って関東一帯に緊急事態宣言が出てしまったので、結局今年の夏山は全然登れなかったのですが。
二荒山神社中宮祠〜四合目


男体山登拝もこれで三度目。日記には書いてないですが、悪天候で撤退したのも含めると四度目です。

いつ登ってもキツいものはキツい。今回も梅雨の間全然登れずに体力が落ちていたタイミングだったので、終盤でバテないようになるべく序盤は体力を温存気味で登っていきます。


二荒山神社の裏手を登っていく三合目までと、林道歩きの四合目まで。
歩きやすいのでついペースを早めがちだけど、ここでどれだけ温存できるかがその後に大きく影響するもの。
男体山ってそういうところなんですよね。

序盤から割と標高を稼いでいる……ように見えますが、この山の高低差は1200mくらいあるので、油断してはいけない。
四合目〜八合目

林道歩きから再び登山道に戻って、ここからが本当の男体山。

五合目を過ぎたあたりから道がガレてきて、男体山らしい登りが始まります。


六合目から七合目の中間あたりで本格的にガレ場になって、七合目〜八合目あたりが一番ハード。


だんだんわかってきたけど、私はガレ場の登りと下りが一番苦手かな。
太腿に負担が掛かるタイプの道が苦手。筋トレとかして克服しないといけないかも。

このあたり、振り返ってみると割と景色も良いんだけど、登ってる間はそれどころじゃないっていう。

そうして八合目。ここまでくればようやく安心。
確か八合目から先も少しガレ場は続くのだけど、九合目に着くまでには終わるので、峠は越えたかなって。
八合目〜山頂

峠は越えた……と思いきや。
標高が高くなるにつれて空気も薄くなってくるので、私の体質だと実は九合目から先が一番キツかったっていう。

九合目付近になると割と傾斜も緩やかになるのだけど、酸素が薄いのがキツい。

この日はかなり抑え気味に登っていたので余力はあったはずなのだけど、息が切れてしまって登れない。

体力的には余裕があるはずなのに、呼吸が乱れて登れないっていうのはなかなかもどかしい。
梅雨の間に運動してなかったのと、東筑波の簡単な山ばっかり登ってた反動がここで出たなぁ。

でも、梅雨明け十日の好天。青々とした夏の空が山頂の先に広がっていました。


思い返してみれば、私が登った時はいつも山頂付近の天気があんまり良くなくて、ここまで晴れた男体山を登るのは初めてかも。


そんなわけで山頂に到着。一ヶ月ほどのブランク明けでいきなり登るのは、やっぱりキツかった。
山頂〜二荒山神社中宮祠

ようやく辿り着いた三度目の男体山山頂。
青空の下でその達成感を味わいつつ、適当な場所を見繕ってランチ。

最近は荷物を軽くするために調理器具も持たずに登っているので、昼食はだいたい行きで買ったコンビニのパンとかがメイン。
日帰りでUL装備を活用することを考えると、一番の軽量化は調理器具をパージすることかなと思っています。
テント泊ならまだしも、日帰り登山なら調理しなくても飯くらい食えますし。

これが日本の約束された勝利の剣。
抜いたら腹ペコになります。


そんなわけで山頂の景色を堪能。
晴れてるとこんなに気持ちいんだな、男体山の山頂って。

のんびりしてたらガスってきちゃった。

いつも思うんだけど、この灰皿って誰が管理してるんだろうね。
山火事とかにならないんだろうか……?

雲に巻かれる前に、そろそろ降りることにします。


ピストンなので復路は無心に、下山後の一杯を楽しみにひたすら降りていきます。
二荒山神社までトイレもないので、かなり心を無にできる瞬間だと思います。
標高差はそれなりにあるので二時間ほど掛かっていますが、最終的には往復でコースタイムの7〜8割くらい。
まぁ悪くないペースで歩けたんじゃないかなと。


帰りはMurmurに寄ってクラフトビールを堪能しつつ、割と早めの時間に帰宅。
この日飲んだのは何だったかな。写真を見た感じ、IPAとヴァイツェンっぽい。
振り返り

一ヶ月ほどブランクがあったので、翌日から4日ほど筋肉痛に悩まされる日々が続きました。
いや、そんなに長く続くとは。
しかも結局、緊急事態宣言の影響で夏山には登ることができず。
今年はアルプス登山は無理かな、と諦めていたんですが……まぁ、そのあたりはまた後日。
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