三頭山:武蔵五日市方面から周回し、秋の味覚にゴールするグルメ登山
2019年12月02日2023年09月30日登山:奥多摩

登山情報
GPSログ
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コース情報
- 標高
1531m
- 標高差
518.0m
- 累積標高(登り)
579m
- 累積標高(下り)
536m
- 行動距離
5.90km
- 行動時間
2時間49分
- コース定数
12.9
アクセス
往路、復路ともに:~JR五日市線 武蔵五日市駅 > 西東京バス 都民の森BS
檜原都民の森駐車場〜三頭山東峰
秋の紅葉シーズンにほとんど山に登ることができなかった今年、ギリギリの駆け込みで山の秋を楽しめる場所を求めて今回は三頭山へとやってまいりました。
三頭山は、未だ1000m未満の山にしか登っていない友人たちを誘えそうな1000m級の山候補として考えていた山の一つ。
ソロで行くなら登りごたえを求めてヌカザス尾根側から登るんでしょうが、冒頭で書いた通り初心者でも無理なく登れるかどうか、ちょっと試してみることにしました。
あと、今FGOのアニメがあるのでその時間までに帰宅できる山、ということで。
まぁ冷静に考えると、余程遠出しなければ深夜アニメまでには帰れるんですが。
さて、そんなわけで武蔵五日市駅からバスに揺られること約1時間。檜原都民の森駐車場へとやってまいりました。
デカい駐車場と、色々お土産とか売ってる売店。めっちゃ観光地ですね。
カレーパンと団子にちょっと惹かれたんですが、それは下山後に取っておくことにして、まずは登ることに。
三頭山は都民の森側から登るとしてもいくつかコースがあるのですが、今回はスタンダートに鞘口峠側から反時計回りに登ることに。
鞘口峠までは割とユルい感じですね。
ところが鞘口峠から先は少し雰囲気が変わります。
以前登った時はこちら側から降りてきたのであまり印象に残っていなかったのですが、思いの外急な登り。
大岳山の後半とかに近いでしょうか。
急登というほどではないですが、初めて登る人にはちょっとペース配分を狂わせそうな感じ。
でもこのあたり、紅葉がきれいでした。
ある程度人の手が入っていた方が紅葉はきれいだと思っているので、三頭山はちょうどいいのかも。
だいぶ木の葉も落ちていて、空の透き通るような青が気持ちいい。
三頭山は結構分岐が多いようなのですが、看板の案内を信じて歩けば大丈夫。
でも地図はちゃんと用意しておきましょう。
尾根に出てしまえばあとは楽な道。キツい登りはありません。
標高約1500mの山とは思えませんね。似たような標高の塔ノ岳とは全然違います。
というわけで歩き始めてから約1時間。あっという間に山頂に着いてしまいました。
遠くに見えるのは多摩の街並みでしょうか。
雲ひとつない良い天気。寒くなってくると空気がきれいで、遠くまでよく見えます。
三頭山東峰〜中央峰〜西峰〜檜原都民の森駐車場
東峰の景色を堪能したら中央峰と西峰を目指します。
目指しますっていうか、数分で着くんですけどね。
西峰の方は最後にちょっと階段の登り。
でも、まぁあっという間ですよ。
というわけで東峰から15分くらいで西峰に到着。
いかにも主役っぽい面構えですが、三つの峰の中では一番の小物。
通過地点みたいな扱いの中央峰が一番高いらしいです。
富士山もよく見えました。
この時期はこれを見てこそ、ですね。
この日はいつもと違って、ここでがっつり昼飯を摂らないと決めていたので早めに退散。
山頂に着いてすぐに降りるのももったいない気はしますが、三頭山は結構人も多いですからね。
下山はムシカリ峠側から。
歩いてみて思いましたが、多分こっち側の方が楽ですね。
あまりメリハリのある登り道ではないですが。
電波を求めて避難小屋に寄りつつ、大沢山方面へは行かずに三頭大滝方面へ下ります。
こちら側は比較的軽装の人が多い感じ。
ただ、景色はあんまり変化がないのでちょっとダレるかも?
三頭大滝は落差のある、なかなか見ごたえのある滝でした。
これを見るためだけの橋を作っちゃう東京都、やっぱりすごい。
三頭大滝から先はもう登山道ですらない散歩道。
すれ違う人とも挨拶をしなくなるタイミングです。
でも山に登らない人でも秋を感じられる良い雰囲気の場所なので、リラックスできると思いますよ。
都民の税金で建てた看板を掘り返してしまう罪深いモグラを観察したりしながら、再び駐車場へと戻ってまいりました。
朝の誓いは忘れない。カレーパンはしっかり頂いていきます。
割と本数の多いバスでさくっと数馬まで降りたら、毎年恒例の数馬の湯へ。
数馬のバス停からはちょっと歩きますが、バスを乗り継ぐほどではないかな。
ひとっ風呂浴びたらいつものお楽しみ。
多摩の地ビールとともに舞茸の天麩羅を頂きます。
今年は天麩羅蕎麦にステップアップしてみましたが、蕎麦とセットでも天麩羅はやっぱりボリューミー。
今年は台風の影響かお土産用の舞茸は置いておらず、またバター焼きの方もありませんでしたが。それでも天災に負けずこうして提供して下さる檜原の方々に感謝です。
来年は舞茸パスタにチャレンジしてみようかなぁ、などと思いつつ帰路に着くのでした。
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