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【北関東】茶臼岳〜朝日岳〜三本槍岳、那須連山を日帰りで歩く

2020年07月08日2023年09月30日登山:北関東

登山情報

GPSログ

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コース情報

標高

1916.9m

標高差

526.9000000000001m

累積標高(登り)

1018m

累積標高(下り)

1019m

行動距離

12.55km

行動時間

4時間46分

コース定数

23.13

アクセス

往路、復路ともに:~JR東北本線 那須高原駅 > 関東自動車 那須ロープウェイBS
いつか行っておきたいとは思いつつ、コスパの悪い山だと思ってました。那須岳。 意外と遠いし、そんなに背も高くないし、谷川岳や東北の山に比べると人気は今ひとつのイメージ。 縁があって子供の頃に2回くらい茶臼岳に登ってるんですが、山を意識してからは「行きたい山リスト」に入りつつもなかなか機会のない場所でした。

未だにコロナウイルスの影響は去る気配がないですが、気をつけながらも少しずつ元の生活を取り戻したい。
緊急事態宣言も明けて、県を跨ぐ移動の自粛が解禁されたある週末。梅雨にしては珍しい晴れの予報を前に、どこに行こうかと考えていたら目に止まったのがこの山。
しばらく山から遠ざかっていたので、鈍った身体でも登れそうな優しい山がいい。そして数ヶ月外出を控えていた分、多少移動費が嵩んでもいいから面白そうなところへ。
そんな条件に合致した那須岳に登ってまいりました。

登ってみてわかったんですが、コスパが悪いなんてとんでもない。
日帰りで登れて、森林限界や、アルプスにも見劣りしない絶景も楽しめる。標高差も少ないので体力的にも優しい。
山の楽しいところが詰まった、とても良い山です。
初心者にお勧めの山は?と聞かれたら、今後は那須岳と答えるかもしれません。

那須ロープウェイBS〜茶臼岳

梅雨の合間ですが、平地はすっかり夏のような暑さ。
こんな時期に低山なんて登れるのかな、と思いきや、バス停を降りたらそこは山の気候でした。
まっすぐ伸びるロープウェイの視線の先には、茶臼岳の山頂が。

事前の予報では朝から晴れるとのことでしたが、序盤は曇り空。
これはしくじったかな?とちょっと不安になりながら登山口へと向かいます。

三本槍岳まで行けたらいいなぁと思いつつ、やや微妙なライン。
コースタイム通りに歩くとバッファが1時間くらいしかないので、休憩を入れたら割とギリギリ。
ロープウェイを使おうかな、とも考えましたが、久々の登山なので自分の足で登ってこそ。
朝日岳までの道を、コースタイムより巻けなかったら折り返そう。なんて考えながら歩きます。

今回の最高地点は標高約1917m、稜線に出るまでは面白味のない樹林帯歩きかなぁと思いきや、色々な花が咲いていて被写体に困らない。
序盤からこれだと、三本槍岳までは行けないかも……?

とか言ってたら、あっという間に樹林帯を抜けました。
右手には朝日岳、左手には茶臼岳。標高1600mの景色とは思えません。

山頂はまだ雲が掛かっていますが、少しずつ空も見えてきました。
昼過ぎまでは雲も少ないはず。ガスが掛かる前に早く稜線へ出たい!

那須岳は火山なので、ごろごろとした岩が多くて里山とは雰囲気が違います。
南八ヶ岳にちょっと似てるかな?

稜線には避難小屋が見えます。
あそこまで登ったら、景色も良いんだろうなあ。

でも、カメラを構える手も止まらない。
初夏の花が咲く季節、どこを切り取ってみても絵になりますね。

避難小屋に着いて軽く一息。
噂に聞いた通り、なかなか風が強いです。
コースタイムは割と巻き気味で、これなら三本槍岳まで登れそう。

とりあえず、茶臼岳を目指します。
ここから見る限り、まだまだ先は長そうな予感。

……と思ったらあっという間にこんな高さまで。
標高は低いので酸素も薄くないし、きつい急登もないので見た目より上りやすいかも。

去年の台風で結構崩れたんだって。
よく登りに来てそうな地元の方の話を聞いたりしながら、登ってみれば茶臼岳の山頂手前。
ぐるっとお鉢巡りして山頂を目指します。

絶景ですね。
登り始めてからまだ1時間くらいしか経ってないのに。
まさかこんなに気軽に、空の上の景色を楽しめる山だったとは。

というわけでまずは一座目、茶臼岳の山頂へ。
ロープウェイからも登れるので、観光客っぽい格好の人もちらほらと。
久々の山歩きでしたが、再開一発目としてはベストチョイスに近いんじゃないでしょうか。

茶臼岳〜朝日岳

茶臼岳から降りて、次の朝日岳を目指します。
山頂から少し降ってみるとこんな感じ。
火山らしく岩がゴロゴロしてますが、割と歩きやすいですね。

目指す朝日岳はこんな感じ。
標高は茶臼岳の方が高いですが、高山感はあちらの方がありそうな。

風が強くて冬は雪が多い、そんな場所だからでしょうか。
アルプスにでも登っているかのような稜線歩き。
前泊なしでこんなところに来られるなんて、なんで今まで登らなかったんだろう。

避難小屋まで降ってきて、これからいよいよ朝日岳へ。
目の前のピークは巻いていきます。登ることもできるようですが。

こちらは稜線の北側。
山小屋っぽいのが見えますね。どこかで一泊するルートを考えたこともありました。

山の斜面には色とりどりの花が。
本格的に夏が始まってしまうと緑一色になりそうで、なかなか良い時期に来たんじゃなかろうか。

見上げればそこには朝日岳。
あそこまで登ったら気持ちいいだろうなあ。

その前にちょっとガレた急登が待っています。
このあたりが一番高度感があるかな?でも、鎖もあるので大丈夫。

登った先にはトラバース。
ここ、冬に来たらちょっと怖いかもね。

渡り切ったら朝日岳の山頂はすぐそこに。
ハイマツに囲まれた一本道の稜線。やっぱりこの時期はこういう道を歩きたい。

というわけで二座目、朝日岳の山頂にやってきました。
割と時間に余裕がありそうなので、今日は予定通り最高峰の三本槍岳を目指すことにします。

山頂から見える稜線と茶臼岳が美しい。
勢いで新幹線に乗ってここまで来た甲斐があったなあ。

朝日岳〜三本槍岳

稜線に腰掛けてランチもかなり良さそうなんですが、頑張ってこの先を目指すことにします。
三本槍岳まではここから約2km、1時間ちょっとで行けそうです。

しばらくの間はハイマツの稜線歩き。
下りも登りもありますが、大きな段差もないので割と歩きやすい。

振り返れば茶臼岳の姿が。
ロープウェイの駅、あそこにあったんだ。
意外と登りますね。

緑に囲まれた稜線。
谷川岳は笹ばっかりのイメージだったけど、こちらは一面ハイマツばかり。
これなら森林限界って言ってもよさそう。

1900m峰。目指す三本槍岳はまだもう少し先。

一度下って湿地帯へ。
那須連山は景色の変化が楽しいですね。

湿地帯から先は、少しハイマツの背が高くなってきます。
風が遮られるので少し蒸し暑いかな?

黙々と歩きつつ、花は見逃さない。
小さいですが、形の整ったきれいな花ですね。

ハイマツの実も、まだ小ぶりですが育ち始めていました。

ハイマツ帯歩きの果てに本日の最高峰、三本槍岳に到着です。
那須連山の最高峰で、ここまで登れば百名山・那須岳登頂と言えるのかな。

そこまで広いわけではないですが、腰を下ろすスペースもあるので今回ははここでランチにします。
朝日岳には劣るものの、こちらも四方を見渡せる良い景色。
やっぱり山はいいなぁ、心が洗われる。

三本槍岳〜那須ロープウェイBS

手早くランチを済ませたら下山です。
迂回ルートで下山することもできるようなのですが、今回は無理せずピストンで。

三本槍岳に向かう途中、なんとなく気づいてはいたのですが。
今回の山旅で一番キツいのは多分、三本槍岳から朝日岳への登り返しでしょうね。
そこまで急な道ではないんですが、それなりに歩いた後なので息も切れやすい。

1900m峰まで戻ってまいりました。
ここまで来ればあとは下るだけ。
雲も出てきてしまったのでカメラ遊びはほどほどに。雨の予報もちらっと見えたので、なるべく早めに降りようかと。

でも、この景色は撮りますよね。

この景色だって撮っちゃいますよね。

朝日岳から避難小屋に向かう道中のトラバース。
道幅はそれなりにあるので難易度は高くないですが、雨上がり直後とかだとスリルあるかも。

このアングルだと難所に見えるかも。
落ち着いて渡れば大丈夫。

緑の道を凱旋。
那須連山舐めてました。すごく良い山じゃないですか。
積雪期に歩いても楽しそう。

そこから先は少しペースを早めて下山。
目標のバスより一本早いやつに乗れたので、途中で寄り道して観光してから帰りました。
殺生石、以前一度見に来たことがあったような気もするけど、FGOを始めたのでまた新鮮な気分で歩けました。
玉藻ちゃん、いつもうちのアーツ宝具勢がお世話になってます。

振り返り

家に帰ってみれば真っ赤に日焼け。まだ夏前だから大丈夫かなと油断してましたが、ダメですね。
日焼け防止に帽子とグローブは必須でした。あぁ、毎年この時期は同じ失敗を繰り返す。

というわけで、予想以上の撮れ高になった那須連山。
もし来年以降、梅雨の時期の週末が晴れたら是非行ってみてください。
真夏は暑いかもしれませんが、その手前の時期なら今回のように花とハイマツを楽しめる贅沢な山歩きになるはず。

今回は三本槍岳まで歩いたのでそこそこのボリュームになりましたが、朝日岳まででも十分楽しめると思います。
体力や経験と相談しつつ、前泊なしの日帰りでも楽しめる快適な稜線歩きを!

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