【筑波山地】加波山:筑波連山マイナー山歩き
2020年09月06日2023年09月30日登山:北関東
登山情報
GPSログ
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コース情報
- 標高
709m
- 標高差
672.0m
- 累積標高(登り)
970m
- 累積標高(下り)
980m
- 行動距離
13.40km
- 行動時間
4時間43分
- コース定数
22.8
アクセス
往路:〜JR水戸線 岩瀬駅
復路:桜川市・つくば市間広域連携バス ヤマザクラGO 長岡BS > JR水戸線 岩瀬駅〜
宝篋山というマイナーながらも良い山があり、筑波山周辺の山にちょっと興味が湧いてきた今日この頃。
中でも加波山は、筑波連山の中でも二番目に高い山ということで、なんだか面白そうだなあと。
駅から徒歩で登れる手軽さもあって、JR水戸線に乗ってなんとなくやって来てしまいました。
岩瀬駅〜雨引山
JR水戸線なんて、今後二度と乗ることのなさそうな電車に乗ってやってきました岩瀬駅。
ここが本日の出発地点になるはずなんですが、その雰囲気は皆無。
駅前から登山口までの間にコンビニとかはないので、事前に食事などを調達しておくことをお勧めします。
YAMAPの地図を頼りに登山口へと向かいます。
ハイキングコース入り口と書かれていますが、地元民の散歩コースとも被っているようで、行き交う人はみんな山になんて登らなさそうな格好の人ばかり。
登山口からしばらくの間は歩きやすい、よく整備された道が続きます。
宝篋山もそうでしたが、このあたりは登山道の手入れが丁寧ですね。
途中に神社が。地図を見る限りこれが本日最初のピーク、御嶽山のようです。
御嶽山って色んなところにありますよね。
御嶽山はスルーして次のピークを目指します。
登りは階段も多くて、しかも手すりまでついてる。これは、今日の登山は楽勝かな?
尾根に出てからは平坦な道が続きます。
今日は楽勝だなあ!
雨引山の手前になんかすごく長い階段があるけど、これくらい余裕でしょ。
というわけで雨引山に着きました。
聞けば梅雨が明けたとか。蒸し暑さで水分が持ってかれている感覚。
山頂からは筑波山が見えました。
さすが百名山、周りの山々とはひとつ格が違って見えます。
雨引山〜加波山
さて、それじゃあこのまま次のピークへ向かいますかね!
道標の文字が消えかかってますが、次の目的地は……はて。
よく見てみると加波山まで6kmの文字が。
……思ったより遠くないですか?
雨引山から先は、それまでと比べると道も若干荒れ気味。
といっても大月周辺よりは歩きやすいかな?
時々こんな斜面もありますが。
基本的には尾根歩きなので、時々こんな景色も見えたり。
地図を見るかぎり、吾国山方面のように見えます。
あちらから縦走することもできるみたいですね。
粘土質でよく滑る。
長梅雨でいっぱい水を含んだ登山道がちょっとつらい。
やったね階段だよ!
長い。
この斜面も地味に登りづらい。
微妙にツルツルしている斜面に足を取られそう。
また階段だよ!
そろそろおわかりでしょうか?
この山、登りの大半は階段です。太股がすごいことになります。
燕山に着きました。
そろそろお昼ご飯の時間……と思っていましたが、こんな感じで休憩するような場所はないのでそのまま進みます。
燕山から少し進んだところに舗装された、林道とも一般道ともつかない道が。
実はここに加波山神社がありまして、ここまで車で来ることも可能だとか。
この日はイベントの準備か何かをしていたようで、邪魔にならないよう神社をさくっと通り抜けて山頂へ。
ちょっと岩場っぽい、アスレチックな道を登っていきます。
というわけで、ようやく山頂。
何やら奇石のようなものがあって、うーん、ご飯を食べるような雰囲気ではないかな?
山頂付近はいくつかお社があって、そこからの眺めは悪くないのですが。
山の麓に広がる田園風景、これは筑波連山独特の景色ですね。
加波山〜長岡BS
山岳信仰の山でもある加波山、山頂でランチ……という雰囲気ではないのでさくっと降りてしまうことに。
初っ端からなかなかスリルのある斜度。
梅雨明け初日なので路面は水分を多く含んでいて、気が緩むと足を取られそう。
距離およそ2km、標高差650mの下山ルート。慎重に歩いていきますが、それでも何度か足を滑らせる。
悪天候が続いた場合はちょっと、別のルートを使ったほうが安心かも。
低山の樹林帯は結構滑りやすい道もありますが、ここまで滑りやすいのは珍しい。
下山ルートで精神的に削られながら、何とか舗装路に出ることができました。
ここから長岡バス停までは1kmちょっと。住宅街の中を歩くことになりますが、google mapか何かを見ながら歩けば大丈夫かと。
ちなみに、バスは一時間に一本くらいの感覚で出ています。
振り返り
登山ブログに取り上げられることのなさそうなマイナー山。
まぁ、メジャーな山はメジャーになる理由があるよね、というのがよくわかった山歩きでした。
山岳信仰や明治時代の事件の方が有名で、山自体はマイナーで地味な山。
特筆するような珍しいものがあるわけでもなく、強いて言うとしたらコースが比較的長くてアップダウンが多いので、トレーニング向きかなーと。
登山としての面白さを求めるなら宝篋山の方をお勧めします。
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